2012年03月

啓蟄が過ぎると春の赴きも一段と進む。
暖かい日にはお客も増える。人間も温かくなるとねぐらから這い出てくるものらしい。
 
春の長雨がつづく。
最近気が付くのは、道路の水溜りが少なくなったことだ。
よく見ると、アスファルトが変わっている。
一見ザラザラな、気泡が噴出したようなアスファルト舗装が続く。
なるほど。これが「防音・吸水」のアスファルトか‥。
 
数年前から道路工事の現場に「防音・吸水の工事中」の看板を見るようになった。
駐車場の舗装には早くから始まっていたように思うけれど、こんなに早く都心の主要感染の改修が進むとは思ってもいなかった。
 
趣旨としては大歓迎だ。
水不足であれ大雨の道路冠水であれ、治水の観点からも望ましい。
都心に降った雨のほとんどを下水に流しておいて、長野や群馬にダムを築いて、しかも下流の枯渇を招いて平然とする東京都(そして都民生活)にはうんざりしていた。
夏の暑さの一因に、「アスファルトの罪」があることも明らかだ。
大地にしみこんだ雨水が蒸発して涼を呼ぶ。それを封じ込めた舗装が憎い。
 
けれども試行としての吸水舗装は長く進展しなかった。
しばらく経つと目詰まりしてしまう。道もタイヤも傷み、粉塵が増すなどの失敗を繰り返していたのだと聴いている。
 
それらの難問をクリアーして本格的に改修が進んでいるのだとすればうれしいことだ。
 
けれど、それならそれで、なぜ、自慢げに大々的な広報をしないでこっそりと進めるのだろう。
疑問だ。技術的・採算的に未完成のまま、ゼネコン救済の公共土木の再活性化を狙ってきたのではないかと疑り深くなる。
真正面から、それらの検証をして欲しいところだ。
 
それはそれとして、交通安全の観点からも、大々的な広報が必要に感ずる。
新技法は雨の日のスリップを減らすという点でも良い。
だからこそその事実を十分に熟知しないと逆に思わぬ大事故になる。
スリップしない平面と、スリップするポイントとのギャップが大きくなるからだ。
危険を忘れて雨の中を飛ばすと大変なことになる。
 
道路の真ん中にあるマンホールのフタ。
道路に書かれた白線ほかのペイント。
そして、またまた掘り起こされる水道・ガス工事の跡。ここでは昔どおりの舗装が多い。
さらに坂の谷部分だけが水を十分含んでいる。
 
交通安全の啓発にも、道路工事の許認可にも、重点的に取り組むべきではないだろうか?
 
「良いことは良い」といい切れないこの消化不良。
何とかして欲しいもんだ。
 

  先日の話だと、当社の稼動1台あたりの営収は、震災前を上回ったとの事。
実営収の計は減ってるけれど、減車と稼動実績を勘案すると、稼動あたりでは、という話。
 
  隔勤を基準にすれば、1台1出番あたり昨年4月の-2400円から、12月には約+3000円。年間平均で+1600円ほどだそうだ。
 
  タクシーの景気が上がってきたのか?
  それとも運転手のなり手がなくなって、どこでも車が遊んでいるのか?
 
  とはいえ、サブプライムローンによる落ち込みはなべ底状態だ。
  先日の大雪の日も、久しぶりに活況だったけれど、当時に比べれば「普通だった」に過ぎない。
  比較的昔日を知らない人の集まりである昼日勤者たちは、疲れをものともせずにこにこしていたけれど。
 
 
 
 

明治以来、右翼からも左翼からも‘政官業‘の癒着はやめろ!と云われ続けながら、ついにこの国は政官に‘ハイジャック‘されてしまった!
いまわのきよしろうなどが好きな集まり。
 
 
週刊誌のコピーもある。これがありがたい。
 
 

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