投稿「コメント」に答えてアップします。
「原発を拒否した街」の東洋町。
「元・反核町長」の沢山氏のブログ。
元中核派、
全国部落研連合代表 ペンネーム「杉進也」「水島道夫」
全国部落青年戦闘同志会代表
中核派の一員として部落解放運動に関わっていたが、狭山事件の内ゲバをきっかけに離脱。[2]室戸市議に当選後も部落解放運動に主にたずさわっていた。
1973年9月 部落問題をめぐる意見の対立から沢山保太郎が除名。
以上は、ウィキペディアを参照
革共同の2007年7月テーゼについて
News & Letters/364
インターネットでこの7月テーゼを繰り返し読ませていただいた。
驚くべき内容だ。
驚くべき内容だ。
「共産主義者」23号本多論文では民族解放闘争や農民闘争・部落解放闘争などが捨象され(本多氏はいう、「もともと近代ブルジョワ社会は、中世的な封建的、身分的な社会関係の解体をとおして誕生したものであり、・・・」、政治学的に部落問題は存在せず、同24号の柏木論文、「前進」625号の秋口論文が資本主義の発達によって労働者相互間の競争や差異、「資本主義特有の人口法則」に適合する形で差別が生まれ、それが帝国主義によって強化されるという形で、経済学的に部落問題が資本主義的なものとしてとらえられて、解消論の論陣をはったが、この7月テーゼでは、精神面で部落問題解消論を唱え、組織的にそれを強制しようというものである。
*注
(共産主義者23号本多延嘉氏の「戦争と革命の基本問題」は素晴らしい論文であるが、これはプロレタリア政治学の原理論であって、これをそのまま現実の戦略戦術に持ち込むことは危険である。世界革命を論じていながらこの論文には民族解放闘争や農民闘争、ましてや部落解放運動は一言も言及されていない。被抑圧・被差別問題を抜きにアジアや日本の革命戦略、現実の政治を語ったことにはならない。)
7月テーゼは本多論文や柏木論文の必然的帰結というべきであろう。それは差別論文とは言えないが、戦前の水平社解消論と同じであり、民族差別や部落差別など種々の差別意識の党内での横行を野放しにする理論である。民族解放運動や部落解放運動の立つ瀬がない。
数点に分けてこのテーゼを批判的に検討する。
7月テーゼは本多論文や柏木論文の必然的帰結というべきであろう。それは差別論文とは言えないが、戦前の水平社解消論と同じであり、民族差別や部落差別など種々の差別意識の党内での横行を野放しにする理論である。民族解放運動や部落解放運動の立つ瀬がない。
数点に分けてこのテーゼを批判的に検討する。
【中略】
しかも帝国主義下では、工場の中に本工、臨時工、下請け労働者など重層的な差別階層が存在し、被植民地の広範なプロレタリアが存在している。総体としてのプロレタリアートは賃労働と資本を基軸にしただけの労働運動ではなく、民族問題や部落問題などを背負って資本と対決しているのである。それらの問題を避けて見ぬふりをして労働と資本の純粋対決を語るのは労働貴族以外にない。
帝国主義下プロレタリアは民族差別や部落差別を自らの痛みとして感ずることができる。
7月テーゼが、プロレタリア革命の主体から、被差別・被抑圧人民を排除する論理には、何らマルクス主義的な根拠はない。
7月テーゼが、プロレタリア革命の主体から、被差別・被抑圧人民を排除する論理には、何らマルクス主義的な根拠はない。
このテーゼから労働者の闘いの優位性と被差別・被抑圧人民の闘いの劣等性が導出される。二つが並列できないというのはそういうことである。
(以下略)
氏の論の特徴は、本多さんの戦争と革命を高く評価しながら、同時に公表された柏木論文などが一種の「部落解消論」に陥っていることの暴露と断罪にある。(中央派だけでなく関西派を含む)「革共同系の」解放論の誤りとしていることにある。
帝国主義論と宇野の研究に依拠して、プロレタリア革命と部落解放を論ずるという形をとっている。
最新では、アテルイ絡みで自己を語っている。
《 以下引用》
あてるいの末裔
「そして、それは、大和朝廷を始め日本列島の支配権力に正当に処遇されず激しい差別を受け、それに対して連綿として抵抗勢力として生きてきた血統を受け継いできたとい う ことだ。私の血が、組合運動主義ではなく、反体制の武装勢力なのである。」
「過激主義者」としては相変わらずらしい。
《 以下引用》
私が感銘を受けるのは、この英雄的な行動だけではない。この義挙を遂行したときかれが64歳の当時としては高齢であったことである。【中略】
今、我々は、カン・ウギュに倣って、日本で戦闘的で命知らずの老人同盟を結成すべきではないか。高齢者が闘いの前列に進みこの暗黒の時代を切り開くべきであろう。
手に手りゅう弾をさげて敵陣に突撃するカン・ウギュの英姿を思い浮かべてみよ。
当ブログでは、
第9章 野にありてでわずかに触れている。
3 白井さんとの再会と2つのテロ⇒白井朗さんの除名