2017年01月

特に昨年に限ったことではないらしいが…。
各地で「白組同窓会」がもたれているそうだ。

60年組や70年代組やさらには80年代など、学生運動出身の人たちが中心のグループも少なくない。また、地区ごと産別や「反戦高協」系の労働者メンバーを主体としたものもあると聞く。一つの特徴はそれなりの規模をもった会合があることか?

中核派の場合、運動から離れて結構長く、沈黙の期間を経ている人も少なくない中でのこと。

  年齢のことは大きいね。60年安保世代は80歳前後、70年世代は70前後になる。自分たちの人生をどう振り返るかという時期だ。何かを残したい、何かを伝えたいという思いもある。
  一昨年の安保法制は大きい。国会前を埋めた人の波に突き動かされるものがね。
  原発・辺野古ももちろんだね。派遣云々…。子育ての苦労や結婚もしない子や孫の世代とのつながりを大事にしたいという思いも大きいね。どこから時代がもう一度回り始めたのか…。どこから自分を見直すか?

  関西派や九州の分裂・独立の意味も、今更ながらだが、大きい。「分派・分裂」ということ自体が、時間とともに、失われた「中核派らしさ」の記憶を彷彿と呼び起こすものにもなった。
  中央派の惨状がさらけ出される中で「自分たちが築き上げた中核派」への想いが形を得てきたともいえる。「分裂の持続という空隙」は非当事者にも自由に考えるゆとりを与えてくれた。

  それぞれの時代と節目を担ってきたものからすれば、そうした歴史や地平を「現役」の少数派に占有され、横取りされてきたこと自体をどう考えるかという問題もある。
   俺たちの存在を措いて「あの時の歴史や事件を語るな」という思い…。「歴史のドロボー」を放置できないという思い。
  そう。「唯一の前衛党」とか「革命党」という金縛り的発想から距離を置くと、「俺たちの時代は」からさらに進んで、「俺たち『元』という多数派!は」というコペ転も説得力を持ちそうだ。
  そうだね。「ボルシェヴィキ」って本来は直訳すれば「多数派」だね。
  「多数派宣言」!?

  80年代や90年代の「若い世代」にとっても、今の話は大事だと思う。「60年」や「70年の中核派」や「カゲキハ」「全共闘」がそのままずん胴に今の中核派という歴史観を覆すことは、最低限古い世代の義務でもあるしね。

  「天皇決戦」などの「歴史の抹殺」と併せて、「節々」「それぞれの断面」を語ることにも意味がありそうだ。

  それぞれが「ボルシェヴィキ」と名乗ったら?

  とはいえ、「元」の中には現役の中央派をはるかに上回る「前衛主義」を抱き続けている人もいてややこしい。
  そうだね。「なんとか固持」も少なくなくてややこしい。わいわいやりながら「噛み砕きなおす」作業も必要だね。
  尾形氏の『革共同…私史』もそういう脈絡で見たらいい。川口さんの本やその他、もっとお互いに声を上げなおしたいものだね。

  ゆるゆると…。たとえ「残された時間は少ない」としてもね。

「拡散要請」に応えて。

Piscator ピスカートル 魚を採るひと 「今、憲法を考える会」

2016-12-29 沖縄の山城博治さんらの釈放を!http://s.hatena.ne.jp/images/comment_gr.gifhttp://s.hatena.ne.jp/images/add_gr.gif

沖縄で弾圧の嵐が吹き荒れ、山城博治さんらが逮捕、勾留されています。
これに対して、抗議の集会と釈放を求める署名が呼びかけられています。
沖縄の闘いを孤立させず、全国から声を集め、一刻も早い釈放をかちとりましょう。

2016-12-24 今年最後のピスカートルhttp://s.hatena.ne.jp/images/comment_gr.gifhttp://s.hatena.ne.jp/images/add_gr.gif

いろんなことがあった2016年もあとわずか。
今年最後のピスカートルができました。
来年もがんばりましょう! よろしくお願いいたします。

  遅ればせながら…。
  故・小田原紀夫さんのあとを継いで続いています。

越冬闘争の補足です。少し遅すぎるようですが、まだまだ間に合うとのこと。
以下参照。

越冬闘争期間中の「衣類分配」は7日だそうですが、衣類分配は夏も含めて通年なので、いつでも福祉会館宛に送ってくれればいいとのこと。
上野公園にも出かけるし、渋谷の各地とも提携しているとのことです。

関連して、たんぽぽ舎からの引用もしましょう。【以下引用】


┗■1.「山谷労働者支援-年末年始、助け合い運動」にご協力願います
 |  支援物資受付は12月8日(木)より12月22日(木)到着分までです
 └──── たんぽぽ舎

◎毎年、山谷労働者福祉会館の仲間は、年末年始緊急支援として
「共同炊事」を実施しています。
 衣類、毛布、お米などの物資が大量に必要になります。
一枚の毛布で一人の命が守られます。
皆様の支援をお待ちしております。
支援物資受付期間
 12月8日(木)より12月22日(木)到着分まで(受付期間は厳守願います)
▲送ってほしいもの(略-当ブログによる)
〈物資〉送付先
  〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
      「たんぽぽ舎」支援物資担当あて (TEL 03-3238-9035)
〈現金〉現金カンパは郵便振込でお願いします
    口座番号:00180-1-403856  加入者名:たんぽぽ舎
    *必須事項:[山谷支援カンパ]と明記して下さい。


【当ブログの注】
たんぽぽ舎は脱原発の陣営でも有り、経産省前の(元)テント村の一員でもあるとのこと。ただし今年の冬の分はたんぽぽ舎では終わっています。

●山谷の「分裂」について
  上記引用もたんぽぽ舎も「山谷労働者福祉会館」(城北労働・福祉センター近く)関連です。【山谷労働者福祉会館活動委員会】

  公正さと事実確認のために、もうひとつ従来共同して越冬闘争が行われていた「玉姫公園」(玉姫神社脇)でのグループ(東京・山日労)もあることだけを確認しておきましょう。


革労協(解放派)の赤砦社(台東区入谷)
『解放』(赤社)の越冬闘争記事


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