2023年05月

関西派は、杉並区議では安田マリ氏(立憲)と山名かな子氏(れいわ)の当選を好意的に伝えている。
 とくに安田氏の紹介が詳しい。昨年6月に誕生した岸本聡子区長にも好意的に言及する。未来第365号 (miraikakukyodo.jp)
 関西派の今回の基本姿勢は、「自公・維新と対決する共同戦線を各地で強化していこう」に集約されそうだ。1面では「左派・リベラルは自己変革を」の小見出しで立憲・共産党・社民党・れいわに言及している。大阪での維新との対決の死活性を基礎に、そのスタンスは明瞭だ。

  この点では中央派とは好対照だ。ただ、
  (杉並では)
「左派」「リベラル」を自称する一切の勢力・党派が岸本聡子区長に同調して区議会の「オール与党化」を画策する中、われわれはこれら全てを向こうに回して「杉並から戦争とめよう」のスローガンを鮮明に掲げ、真っ向から勝負を挑み、大激戦を制して洞口区議の再選をかちとったのである。23年春季アピール
 「オール与党化」の「画策」という。ただ、あくまで「画策」だ。洞口氏の発言では、岸本区長への批判はあるが、春季アピールほどの言い回しも無い。微妙なところなのだろう。
  洞口氏のロシアへの表現は、「ひろゆき」でもそうだったが、中央派的にはまた一歩踏み出している。あるいは踏み外している。ただそれは別の場で…

詳しくは直前の記事をご覧ください。

「未来への協働」の出発にあたって 2021年3月28日 – 未来へ

ずいぶんと時間が経ってしまいましたが。

【お詫びと訂正】タイトルで「毛利派」と表記しましたが、「椿派」に訂正・お詫びします。読者からの指摘を受けました。これもまた長く誤ったままアップし続けて誤解をまき散らしてしまいました。23年5月記
訂正の結果、記事のアップの日付が変わってしまいました。悪しからず。

この間の OHanloさんのコメント関連をこの記事に集約しました。いくつか(特に私=白土のコメントが)抜けたりしているようですが「技術上」のこととしてご容赦を。


O’Hanlonさんのコメント ウクライナ事態に際して

2265日~12

【ブログ注】ここに一括して転載しました。O’Hanlonさんの立論は基本的枠組みとして、「ロシアの勝利を支持する」であり、私の結論には合いません。ただ、その論議自体が私としては珍しくもあり、よく勉強されている方だとも感じます。誰かが議論に乗ってくれてもありがたい。一分でO’Hanlonさんの自身での変化も書かれています。ただ、正直言って私の手に余る……… ……… ………

以下、主としてO’Hanlonさんのコメントです。青の下線(リンク)は私がつけました。ちょっと面白いので、一部茶色にしました。以下……… ……… ………

 

①ウクライナ事態について深く検討すべき問題があると思います。
一部の左翼は、プーチン政権を批判しながらも、ウクライナの政権が西側帝国主義の傀儡政権であるとしてロシア側の勝利を支持しています。

彼らの中には、プーチンの歴史認識への批判はあります。プーチンが昨年公表した論文プーチン大統領の、2021年7月12日の論 「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」 (a-saida.jp))の中で、プーチンはレーニンやボリシェヴィキを反ロシア的だと非難しています。このことからプーチンはロシア大国主義者であるとみなす一定の根拠があります。しかしマルクス主義陣営においても「民族自決権」や「ウクライナ民族」に対する批判があったことは忘れてはなりません。      2022/06/05

 

⓶ウクライナやベラルーシは本来ロシアの一部だというのは、ロシア民族主義者の主張ではありますが、ロシア共産党の左派やローザ・ルクセンブルクの主張でもあります。
 1917年の10月革命から1922年のソ同盟成立に至る論争史をきちんと研究しておりませんが、ロシア共産党左派も民族自決権に反対であり、またウクライナ民族主義などたわごとに過ぎないと考えていました。
 ローザ・ルクセンブルクの有名な『ロシア革命のために』でも、ウクライナが民族であることを明確に否定しています。

2022/06/08 04:32

白土
 相変わらず難しい理論上の問題提起ですね。別の機会に議論できたらと思います。
ひとまずはオハンロンさんの結論かそれに準ずる議論を拡げてくれればありがたい。
ローザの死後、ポーランドが独立したこと。自決権を歌い上げたレーニンがポーランド侵攻を決断して見事に跳ね返された事実。
 トロツキーはその後、「革命は輸出できない」とあらためて痛感したと書かれています。
 果たしてレーニンはどうだった?
 もしローザが生きていたら、このポーランド侵攻にどういう態度をとったろうか?
 あれから百年、民族自決は当然という共通認識が主流になっていますね。
 では現代から振り返った時、あれはどういう議論だったのでしょうか?2022/06/29

 

③>ロシア軍がウクライナの原発を砲撃し支配したという。怒りは激しいが、同時に原発を戦場にしての戦闘が長引かなかったことに胸をなでおろす。 >は私からの引用部分。以下同じ
  これはウクライナが核物質を確保することを阻止するための正当な行動です。
  ウクライナは核兵器を放棄しましたが、今でも核兵器をすぐに作れるだけの量のプルトニウムがあり、多くの核技術者がいるのです。ロシアとしてはそれを防ぐために原発を確保するのは必要でした。

今回のウクライナ情勢で、ロシアによるウクライナ解放=米帝傀儡政権打倒を支持しない人がいることが理解できません。2022/07/08

 ④>>3 ルクセンブルクはポーランド社会党を小ブルジョア民族主義者とみなし、ポーランド民族主義を    反動的とみなしていました。しかし第一次世界大戦においてポーランド社会党左派が国際主義を堅持して右派と分裂したことからも、ルクセンブルクの評価は行き過ぎたものでした。
  ポーランド独立が成し遂げられたのは、反革命の結果でした。
 >
自決権を歌い上げたレーニンがポーランド侵攻を決断して見事に跳ね返された事実。
  トロツキーは「革命の速度は戦争の速度より遅い」と予測し、それが正しかったわけです。しかしグルジアのメンシェヴィキ政権打倒には賛成しているので、「革命の輸出」を全面否定してはいなかったはずです。2022/07/08

 

⑤すみませんこれを見落としていました。
>
結論かそれに準ずる議論を拡げてくれればありがたい。
  ウクライナにおけるロシアの軍事的勝利、そしてРусьの地(ロシア・ベラルーシ・ウクライナ)の再統一を支持します。「ウクライナ民族」は存在しません2022/07/09

 

⑥再建協(関西派)について、あまりにもひどすぎるというのが率直な感想です。「オール沖縄支持」という右転落から、崖を転がり落ちてもはや左翼党派でもなくなったといえます。日共・革マル派・かけはしとどこが違うのでしょうか?
  なお、白井朗『20世紀の民族と革命』を読むと、ウクライナ民族の存在を否定したルクセンブルクの立場に全く言及されていませんが、それはなぜでしょうか?2022/07/24

 

⑦私が「中核派に結集したか強いシンパシーを持」たなかったのは、その東京教育大卒の先生に、「中核派も革マル派もうそつきなんだよ」と教わっていたことも原因です。
  1972年に、早稲田大学で川口大三郎が革マル派にリンチ殺害された事件がありました。革マル派は「中核派の川口大三郎がスパイ活動を行っていた」と主張しました。中核派は「全学連戦士・川口大三郎君の虐殺を弾劾し、反革命カクマルに血の復讐を誓う」という声明を出しました。どちらもうそをついていたことになります。2022/07/24

【ブログ注】この件はその後の進行で、ほぼ「ウソ」だったようです。ただ、私自身はまだ断定しきれません。

 

白土O’Hanlonさん

1,2ともにあまりにも立場の違いがはっきりしました。
沖縄独立武装闘争を主張したひととも思えません。
前にも触れましたが、自分のブログで考えをまとめてから、当ブログに投稿し直してください。2022/07/24


 ⑧>
沖縄独立武装闘争を主張した

誤解があるようですのでこれだけ。
私は「琉球解放」を主張しています。「独立」ではありません。
「琉球解放」は、琉球独立を論理的に排除していませんが、同じではありません。
たとえば琉球反米反日革命が日本革命の導火線となり、日本琉球社会主義連邦ができるということも想定されます。2022/07/30 

 

⑨ものすごく驚いたのですが、清水議長派は中国統一に反対しているんですね?
ウクライナで起きている事態と同じように、米帝や日帝の軍事的支援や参戦によって台湾の人民が中国スターリン主義から「守られ」「解放される」ことなど絶対にありえないことをはっきりと訴える。
     革共同第29回全国委員会総会 (⑶戦争の階級的本質を暴き米日帝の中国侵略戦争阻め)

  これはどう解釈しても中国統一を否定しているとしか読めません。2022/11/14 


 米日帝国主義が中国統一を阻止し、台湾を独立させることが「中国侵略戦争」でないとすれば、
清水派の言う「中国侵略戦争」とはどんな戦争のことなのでしょうか?2022/11/14 

【ブログ注】

うーん?賛否を置いて、この意味するところは、「いざ中国軍の台湾進攻・併合」があった場合も、中国=大陸の共産党政権に対して批判や非難をするな」というのが眼目、と読むべきではないでしょうか?「非軍事的手段での台湾への重圧や国民党への肩入れ」なども同様だ、と。
  台湾問題は中国の内政問題であり、口出しするな!!?
  歴史的には中核派も「二つの中国論反対」でしたね。

間違っても、中国共産党政権への非難や中国大使館へのデモなど許し難い、と。

米日の軍事的対応にのみ、それだけに一途に反対する、ということ
 「台湾の政府や人民への支援や連帯」など間違っても口にするな、ということ。

この点では、O’Hanlonさんの読み方とは真逆に、あなたの主張と清水中央派の主張は合致・一致するということです。


さてその後、半年も過ぎたけど、中台問題については「具体的なあるいは細部には明言しない」というのが「原則的原則」であるようで…。「論述の仕方には『転換』」がありそうだ、というコメントもありましたが、よくわからない。

「敵は誰か!米帝・日帝だ!」そして「自国帝国主義打倒論」がすべてだ!

「帝国主義本国での階級闘争がすべてだ!」 

「『中国侵略戦争は鉄の必然性』、四の五の言わずに偉大な予言者の言葉を信じろ!」

「大衆や体制内諸党派とまともな言葉を交わそうとすること自体が、日和見主義であり、反革命への道程だ!」

ま、どこかで聞いた言葉ですがね?

で、多少とも自分の言葉でしゃべりたい人たちはみんな、面従腹背に徹し、陰では言いたい放題の自由を謳歌している、ということでしょうかね。

★★ ところで白土自身は、今はもう「台湾独立論」に共感しています。ただ、それを展開するのにはもう少し時間が必要です。

 

>ソ連時代のハンガリア侵攻だ。

これと今回のウクライナ事態に類似性を見出すのには無理があります。まずハンガリーはスラブ民族の国ではなく、歴史的にロシアに支配されたこともなく、ハンガリー民族主義は歴史的に進歩的でした。
 それに対して、ウクライナ「民族」というものが存在したのはリツィア地方の民族主義者の「ウクライナ版皇国史観」の中においてであり、ウクライナは反革命によって独立国となりました。
と書きましたが、私は「琉球人は日本人ではない」「ウクライナ人はロシア人の一部である」と自明のように考えていましたが、この2つの命題の両立が難しいことに気付きました。ウクライナ民族主義者の歴史観が歴史学的検討に耐えない「皇国史観」であるとしても、少なくともガリツィア地方にはウクライナ民族は実在したと言えるのではなかろうか。2022/11/19

 

○○○○

>香港の民主化運動の圧殺
直接関係ないかもしれませんが、「香港の民主化運動」は家族をも引き裂いた例がたくさんあったようです。
愛国心が強い夫婦が、「民主化運動」に参加する大学生の息子に対して、「これ以上祖国に反逆するなら親子の縁を切る。二度と帰ってくるな」と言い渡し、その言葉通り親子の縁を切ってしまったよう。息子は住居費も学費も払えず、大学は中退とのこと。
香港では不動産価格が暴騰しており、まともな部屋に住めないというのが若者の不満の大きな要因でした。一つの部屋を借りる事すらできないので、一つの部屋を鳥かごのようなもので仕切った部屋にしか住めない人が多いのです。この原因は皮肉なことに「一国二制度」にあります。中国中央政府が香港の住宅難解決のために安価な公共住宅建設案を何度も出してきたのですが、香港の財閥が「一国二制度」をたてにこれを阻止してきました。香港の住宅難を何とかするために「一国二制度」を廃絶する必要があるということですね。2022/12/10

 

>浜 かつてのベトナム反戦や「民族解放=革命戦争論」の息吹は形も見えない。「終わってるね」

これはもしかしてウクライナの「民族解放=革命」ということでしょうか?それなら全く論外であると言わざるを得ません。ウクライナがNATOや米帝のカイライであることを理解できない人がいるでしょうか。ウクライナが民族であると否とを問わずに、「ロシアの勝利」以外の立場は考えられません。
  アレクサンドラ・グージョン『ウクライナ現代史 独立後30年とロシア侵攻(河出新書)を読んで、やはり「ウクライナ民族」なるものは西側の人工的な産物にすぎないと確信できました。著者は完全に「西側の立場」に立っているだけに、それがあらためて浮き彫りになります。2022/12/23

 

【ブログ注】

近くもう少し書いてみたいのですが、筆が進んでいない。今日はここまでにします。
そうそう、半年以上昔のことだけど
【神回】アベプラでひろゆきvs国葬反対派の洞口朋子「岸田政権が核ミサイル配備を計画、その証拠がある」は一見の価値ありです。ま、がっかりしたい人向けですが!ひろゆきvs 洞口区議 - 検索 (bing.com) 2022年9月9日

 全体で20分ほど。8分頃からがポイント。

なおO’Hanlonさんの過去のコメントのまとめは以下。
https://www.bing.com/ck/a?!&&p=b034d064db04b057JmltdHM9MTY4NDEwODgwMCZpZ3VpZD0zNDA0MThiYy02Yzg2LTZlNzktM2I2NS0xNTE2Njg4NjZkNmEmaW5zaWQ9NTM4Mg&ptn=3&hsh=3&fclid=340418bc-6c86-6e79-3b65-151668866d6a&psq=%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%b2%96%e7%b8%84%e3%80%8d%e5%8f%8d%e5%af%be%e8%ab%96+O%e2%80%99Hanlon%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ab%e5%bf%9c%e3%81%88%e3%81%a6&u=a1aHR0cDovL3l1aWdhZG9rdXNvbjk5OS5saXZlZG9vci5ibG9nL2FyY2hpdmVzLzIwMjAtMDgtMDQuaHRtbA&ntb=1



統一地方選23の杉並区議選について簡単に。

結柴誠一・新城節子の両区議の「無所属市民派」を継承する小林華弥子さん(新)。

結果は落選。2344票、定数48人の49位。8票不足(7.333)というほんとに惜敗だった。

他方、都革新の洞口朋子さんは再選を果たした。392632票。

……… ……… ………

新年早々、結柴・新城区議(当時)は任期満了を持って引退することを表明、小林さんを推していた。

すでに小林さんは内部決定を経て昨年の補欠選挙に立候補していた。

小林華弥子

  他方、洞口さんは201942119回統一地方選挙杉並区議会議員選挙で、得票数3,275票で初当選していた。

杉並区議会議員選挙 - 2023423日投票 | 候補者一覧 | 政治山 (seijiyama.jp)杉並区議選docx

 

【ブログ注】結柴氏は、すでに区議会議員中でも最高齢。ようやく念願の後継者を得て、引退を決断し新城さんはそれに合わせて引退したらしい。06年の「党の革命」のなかで、中核派中央(故中野氏や故天田氏)から不条理な辞任を迫られながら、後援会の一致した支持を得て中核派から離脱・対峙し、活動を続けてきた。多くの元中核派や元新左翼系の活動家も支援し、後援会を支えてきた。

 二人の辞任は惜しいね。小林さんもほんとに「あと8票」。残念だ。

 元中核派としては、中央派に対峙するひとつの看板でもあった。その面でもよく頑張ってくれた。

 後援会も安保世代や、それに遡る元社会党・元共産党などの人々がいて、歴史を体現する運動体でもあった。地元でも地道で必要な議員活動をしていたね。

 支持者の中にも、「都革新」と2人がなぜ争うのか?その違いがが理解できないという人も多かった。今でも両陣営の支持者名簿はかなり重なっている。そんな中で、5票、10票と、「都革新」から「票をむしり取ってきた」古参の後援会の人々の存在は大きかった。そんな人たちが今や「後期高齢者」や「冥府の人」になっている。

 昔は「杉並文化人」という言葉があった。下北沢の劇場・劇団に集う演劇世界ほか、若者たちの文化の発信地でもあった。対革マル戦争でも、不屈の地でもあった。そんな文化や歴史、生活感も改めて大事にしてゆきたい。

 総じて、左翼や元新左翼の存在感や可能性を示してくれた。ありがとう。

 特に新城さんには、「結柴問題」とはもう一つ別な位相での決起と決別以来、より古参としては「こんな中核派にしてごめんね」という想いと感謝の念もある。

 あれほど杉並で2人と苦楽を共にしてきた同志たちが、ほとんど共に離脱して支援することということが無かったことに、改めて衝撃は重い。「党派に結集する」「党派と決別する」ってなんだろうね?

桜 今後ともよろしくお願いいたします。小林さんはまったく別の系統から手をつないできた。今後も楽しみにしています。


杉並区議会 党派別一覧

自民

9

公明

6

維新

2

ファースト

2

参政

1

立憲

6

共産 


6

ネット・生活クラブ

2

緑の党

1

れいわ

1

自治市民

1

都革新

1

無所属

11

↑このページのトップヘ