【ブログ注】
 順序を入れ替えて、清水アピールを紹介します。
 あまり長いものではないので、ひとまず読んでください。
【以下引用】……… ……… ………

清水丈夫議長の新年アピール 「侵略を内乱へ」の闘いに 真っ向から決起しよう!

発行日: 2024122日 第3328 主張/理論

週刊『前進』04頁(33280102)(2024/01/22


 戦後の階級闘争はすでに70年以上を経て、日本の労働者人民は「再び戦争を起こしてはいけない」と誓ってきたわけですが、現実には今まさに戦争が起こっている。実際に戦争が始まり、恐るべきスピードで事態が動いている。ウクライナ戦争、中東・パレスチナでの戦争、さらには対中国という形で急切迫する帝国主義の侵略戦争を前に、階級闘争はますます厳しくなっていると思います。しかし、それを乗り越えていく力が労働者階級の中にはある。今の状況を直視してひるまない、たじろぐことがないということが、われわれにとって重要です。その点を最初に確認したいと思います。
 やはり重要なことは、戦後の世界体制が崩壊を開始したこと、その中でアメリカ帝国主義の中国に対する侵略戦争の時代が始まったということです。アメリカの中国に対する戦争ということは、世界戦争です。世界の中心基軸をなしてきたアメリカの世界支配がガタガタになり、この状況を乗り切るためにはどうしても中国を抑えなくてはいけない。アメリカが帝国主義として生き残るために中国を抑えて打倒すると、戦略的に完全に踏み切っているのです。台湾に対して軍事援助を強め、あるいはアメリカの政府・軍の高官がどんどん訪ねていって独立派を全面的に支援しています。アメリカによる対中国の侵略戦争が避けられなくなり、実際にこれが進行しているというのは大変な情勢です。世界がひっくり返る、地球が吹っ飛ぶような大戦争です。これに対して猛烈な強力な反戦闘争を展開していかなくてはいけないと思います。

進むべき道示した11・19集会の成功

 ところがこの情勢下で、これまで「いざとなったら戦争に反対して闘う」と言ってきたはずの既成の平和運動の勢力は、まともに戦争に反対して闘っていません。特に日本共産党がひどい転向をしている。米帝・日帝とともに「民主主義を守るためにウクライナを勝たせることが必要なんだ」と言い、中国に対してはもっとすごい排外主義的な態度をとっている。平和運動だなんだと言っていた勢力が、今はコロッとひっくり返っている。われわれはこうした現実を乗り越え、弾き返して進まなければならないと思います。
 その意味で、昨年の1119は非常に重要な意義をもった集会として大成功したと思います。3労組を中心にして3千人規模で結集した労働者人民が、「連帯し、侵略を内乱へ」の立場に立ちきり、この戦争に対して真っ向から闘うということを全世界にはっきり表明し、また日本の労働者階級人民全体に対してもこのように闘おうではないかということを示した。日本の労働者階級が今の戦争と真っ向から対決し、これをひっくり返して革命に転化する、そういうことを可能にする力を持った階級だということをはっきりと示したのが1119だったと思います。1119を出発点として、自信をもって24年決戦を闘いましょう。

全帝国主義政府が「噴火山上」にある

 今の自民党の「裏金問題」が何を意味しているかといえば、もう自民党が立ち行かなくなり、党としての崩壊的な状況にあるということです。ここでまずおさえておきたい点は、自民党がグラグラしているから戦争はやれそうもないのかと言えば、そんなことはないということです。

 その上で、レーニンが革命情勢とはどういうものかを言う時に、政府が今まで通りの政治をやっていけなくなっている、すべての帝国主義国の政府がグラグラで噴火山上にあるということを、革命情勢の一つの指標として挙げています。こうした事態は今、日本でもどぎつく進行していますが、アメリカはもっとひどいことになっている。内乱扇動の容疑で大統領選の出馬資格を(州最高裁に)剝奪された人物に対し、当時は現職大統領だったから罪に問われないとして連邦最高裁が出馬を認めるかもしれない。事実上内乱的な状況に入って、大統領選挙がまともにできるかどうかということが問題になるような国になってしまっている。噴火山上なんてものではなく、もう噴火しているということです。
 他の国を見ても、イタリアでは極右政党の党首が首相になっている。イギリスも大混乱を極めている。ドイツも今後のロシアとの関係をどうするかをめぐって大混乱している。中国はどうかというと、アメリカを脅かすほどの大国になったのだから立派かと言えば、そんなものではない。スターリン主義の矛盾が極端に進行し、若い労働者の3~4割が失業しているような状況です。巨大なビルやマンションをたくさん造って誰も住む人がいない、しかしそれをやめるとなったら景気が一気に後退してしまう。そういう危機がどんどん深まっていくわけです。

 だからこそ習近平は、中国は数千年の歴史をもつ大帝国であり、それを引き継いでいるのが今の中国共産党の政権であるようなことを言って、排外主義・愛国主義をあおっています。特に、台湾を「解放」し中国を統一するためなら武力行使も辞さない、ということを強調しています。しかし、中華民族の統一をかちとるというなら、台湾の労働者を獲得できるような革命的な民族解放闘争の路線を提起して、アメリカ帝国主義の台湾支配を根底から覆す、そういう革命運動を起こすような方向で闘わなければいけない。しかし習近平は、実際にはこのような革命運動に敵対する形で、台湾に対して武力行使も辞さないということを強調している。これがアメリカ帝国主義の格好のえじきにされている。中国がそういう態度ならこれは「民主主義と覇権主義の戦い」なんだと、そういう口実をアメリカに与えてしまっている。要するに、中国も噴火山上にあるんです。

 このように世界は非常に大変な革命的な情勢となっており、それに対する労働者階級の怒りもどんどん蓄積されている。1119はその先頭に立つ闘いだと言えると思います。「連帯し、侵略を内乱へ」。ひるまないで真っ向から、真面目に全身をもって、革共同として労働者人民の先頭に立って闘い抜きましょう.フォームの始まりフォームの終わり


【以上、全文を転載】……… ……… ………

 【ブログ注】岩本本『党はどこに行った』への感想で、本アピールを改めて評したいと思います。
 内容的には大したものではありません。

  「革命的な情勢」論の再確認がテーマと言えそうだ。年1回の毎年スケジュール化された「11月(労働者)集会」の「成功」が勝利の指標だ、という。ま、「清水議長」の議長としてのダメ押しが全てかも?
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新年号巻頭論文と併せて、以下。

 ひとまずは「血債論」と「連帯し、侵略を内乱へ」論の復活とは何か?ということ?
 清水氏に倣ってひたすら乱暴に書きなぐって見ました。

 ①「若手の」新執行部ではやはり「革共同」の看板が重すぎる。そしてわずかに残った「60年代の古参」たちがおおむね本社を去って隠居組に収まってしまった現在、「良くも悪くも」本社にはシミタケしか残っていない、ということ。そんな現状の中で、シミタケが ”喜び勇んで”しゃしゃり出てきた、ということか?
 ②「本多を超える」。
 この間復活の様相を呈してきた「三全総」や「堅実・全面発展」論を「直面する正面の敵」としたいという思惑が透けているようにも感じる。
 せっかく「本多延嘉」的なものを最悪の敵として排除して、せっかく「先制的内戦戦略論」を発明して「一点突破⇒全面展開」論と「党への集中・専制的中央指導」と排他的路線を実現してきたのだ。せっかくかつての3派=新左翼連合を破壊して、「中核派根性」と「信念的信念」を打ち固め、「唯一無二の正しい左翼」として反体制・非体制の諸運動に殴り込みをかけようという時だ。新年号アピールはそんな「躍動感」に満ちている。
  ようやく「中野洋」への屈辱的関係を終えて、羽ばたける時だ。
  中野的「労働運動路線」「階級的労働運動論」「動労千葉特化⇒動労総連合」路線とはもはや決別はしきれないが、後景化し、同じ「党のぶん回し」は引き継いで、「政治決戦」論=「反戦反戦論」…。
  中核派内外の、清水へのこの50年間の総括と自己批判を求める洪水も時とともに関心を失いだした。自身もけして体調がいいわけではない。けれどこの「シミタケ浮上」への「飽きと無関心と同世代の高齢化」という絶好の秋に、…。
  本多延嘉氏の言葉として「あいつはすぐ敵を作りたがる」とかいう話があったそうな。
  その意味では心の中の最大・最強の敵打倒へ、今こそ「一矢を報いる」最後の闘いへ!?!清水氏を信じて、中身はどうであれ、いざっ!!??