甘粕氏が年末に本社に呼び出されて、「分派活動」を弾劾され、除名されたそうな。
関連して数人が処分され、数人が「事実上の除名扱い」になった。(4人組)
 
甘粕氏は、10・8世代。「書記局マフィア」の中心人物のひとりだ。
水谷氏の後を継いで2代目(?)成年アジア研究会の代表として、内外に名を広めた。
 
同時に、70年代の表の行動隊のキャップグループの一人としても活動した。
アルファ隊の要員は、その後各地区のLCやキャップなどの中堅幹部になっていったので、いろんな面で内外の顔としての人脈も広い。
 
90年代以降は、統一戦線での責任者として活動していたが、高木さん(清水氏夫人)の表への浮上とあいまって、「実権なき顔」の役割に甘んじていたようだ。それでも事実上引退生活に入った何人かの古参の指導部に比べれば、はるかに「現役性」に満ちていた。
 
「分派活動」の中身や署名入りで回覧された甘粕文書は、「ごく普通の意見や提言に過ぎない」という人もいる。
 
除名に走った「本社の3人組」(天田・木崎・安田氏ら)「顔のない内向き志向」が今後どこに走るのか?
 
ちまたでは「過去の一掃」「10・8世代の粛清」「目の上のたんこぶの除去」などという声も。
誰から見ても、3人組よりも甘粕氏のほうが格が高すぎる。
臣下をまとめ上げられない?
 
あと数人、似たような格が残ってはいるが、本流からははずれきっているらしい。外庁・下請けの社長というところか?「左遷」ともいわれる。
忠さんたちは第一線からは退いている?
 
甘粕処分に反対する地区決議が東京南部であがったよし。
都委員会としては西部に次ぐ規模だけれど、外人組・転籍組の西部に比べ、自前の組織の南部だ。
 
若手の有望株の離脱などとともに、くすぶりそうだ。