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奥浩平 青春の墓標 (レッド・アーカイヴズ01) 単行本(ソフトカバー) – 2015/7/4

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単行本(ソフトカバー), 2015/7/4
                         
¥ 2,484

内容紹介

21歳と6カ月の熾烈な人生を自ら断った奥浩平。
悲恋の物語と読むか、愛を革命運動の中で成就しようとした苦闘と読むか。
第1部は文藝春秋版の復刻。第2部は同時代人座談会、論評などを増補。
『二〇歳の原点』を残した高野悦子は奥浩平のように生きようとした。
劇作家つかこうへいは自らのペンネームの由来は「奧浩平」と明かした。
語り継がれた青春の記録、60年代の清冽な精神が日本の今に挑戦する

出版社からのコメント

 『奧浩平 青春の墓標』刊行にあたって
1965年10月、文藝春秋より奥浩平著『青春の墓標—ある学生活動家の愛と死』が刊行される。著者の奧浩平は、1963年、横浜市立大学に入学。60年安保闘争後、四分五裂状況にあった学生運動の戦闘的再建にむけて献身的に活動。1965年2月の椎名外相訪韓阻止羽田闘争で、機動隊の警棒で負傷。退院の10日目、21歳と6ヶ月の熾烈な短い生を自ら断つ。ピンクの一輪のカーネーションが手に握られたていた。遺書はなかったが、生前に書き記したノートと書簡をもとに、兄・奥紳平氏によって文藝春秋版は刊行される。同書は、当時の若者たちに感動的な反響を呼びベストセラーになる。また、つかこうへい、高野悦子、穂坂久仁雄、高木茂、中野翠、滝沢克己らさまざまな人びとによって、今日まで同書は論じられ、語りつがれた青春の記録である。   *レッド・アーカイヴズの続刊は、奥浩平とその時代を共に生き、奥浩平没後の五〇年間をカバーした3人の筆者による長い物語。それぞれまっすぐな感性と政治的緊張感にあふれた作品です。