いまさらどうでもいいことのようにも思えますが一報します。ぜひ「最近の動向」に加えてください。(元三里塚被告 要旨のみ)

15年9月7日号『前進』の「理論/主張」(5頁?6頁?)から。

8月16日に岸・藤本の両氏が三里塚に足を入れた事を遅れて察知して弾劾したもの。
文字数三〇〇〇字をこえる(4百字詰めで9枚?)の「立派な分量」です。
本文では『敗北』本の83年3・8分裂と第4インターへのテロに対する「自己批判」への弾劾と、ほぼ岸氏の「罪状」が中心です。


【白土(注)】
藤本氏の名が登場し、見出しに「岩本」の名が無いのが、この間の経緯として「??」ではある。

もとより岸氏は「81年に現闘キャップとなり」、の人だ。良くも悪くも80年代-90年代の中核派の三里塚闘争の名実ともに責任者だ。

「三里塚現地闘争本部」名で出された声明で「党の革命云々」を声高に叫んでいるのだけれど、この名は本来は反対同盟の実行役員会のものではなかったか?中核派なら「全学連現闘」か「革共同現闘」ではないのかといういぶかしさもある。ま、いまさら…。
以下一部引用。

反革命スパイ分子=岸・水谷・藤本の三里塚闘争破壊策動を粉砕せよ 反対同盟への卑劣な襲撃許すな 三里塚現地闘争本部


発行日: 20159 7 2696 主張/理論


週刊『前進』06頁(26960501)(2015/09/07


8月16日、反革命スパイ分子の岸・藤本が三里塚現地に潜入し、三里塚芝山連合空港反対同盟への破壊工作を策動した。国家権力と有無通じて敷地内農民への卑劣な襲撃に手を染めたものであり、断じて許すことができない。わが三里塚現地闘争本部は総力を挙げてやつらの三里塚闘争破壊策動を粉砕する。1011三里塚全国総決起集会への大結集をかちとろう。


日帝・安倍の先兵として現れ党と同盟の分断策す
 三里塚現闘にとって岸宏一は八つ裂きにしても足りない。2006〜08年の「党の革命」において打倒された与田らを擁護し、批判に耐えられず、自己批判もできず、打倒・追放された、唾棄(だき)すべきやからだ。その岸らが恥知らずにも三里塚現地に足を踏み入れたことの狙いは一点、三里塚闘争の破壊にほかならない。『革共同政治局の敗北』なる反革命本で革共同への不信をあおり、党と反対同盟の間に分断を持ち込み、三里塚闘争を瓦解(がかい)させることを狙った反革命襲撃そのものだ。
                  (注)事実に関してはこれだけ。