ここで『流砂』10号を紹介したことにも色んな意見があります。

 両氏の「対談」は読みましたが、いくつかの政治局にかかわる新事実には注目しました。
 ただ、「理論的・実践的」議論はパス。もっと事実に即して語れ、です。
 内容については前掲の目次から想像してください。

 その上で、「荒川スパイ事件」への異常なこだわりにはうんざりします。
 ここでは「良くぞ言った両氏のデマ」というにとどめます。
 とりあえず、両氏の「クロ説」が「根拠のない暴言・妄言」、「底の知れたためにする言説」だということが明らかになったということ。いわば「妄想の世界」。

  「流言飛語(りゅうげんひご)」というのが適切でしょうか?

 両氏のクロ説の〈自滅〉によって、「推定無罪」論は、相対的にもうひとつ「よりシロに近いものになった」と言えるでしょう。
 とはいえ、「流言」は人を惑わし毒を撒き散らすもの。大事な仲間の中に混乱やいがみ合うことになるのですが。