5月18日、大阪正明氏広島市内で「公務執行妨害」で逮捕。
6月7日、渋谷暴動の「殺人罪」で本人と断定し再逮捕。
6月28日、起訴。
ひとまず逮捕に関する新聞記事から。

 

渋谷暴動事件で指名手配 大坂正明容疑者か 中核派拠点の捜索で逮捕の男

サンスポ2017.5.23 00:36

 昭和46年に警察官が殉職した過激派による渋谷暴動事件をめぐり、殺人容疑などで警視庁が全国に指名手配していた過激派「中核派」の大坂正明容疑者(67)とみられる男の身柄を大阪府警が広島県内で確保していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。警察当局はDNA型鑑定を行うなどして身元の確認を進める。

 渋谷暴動事件は46年11月14日に発生。沖縄返還協定の批准阻止を訴える中核派などのデモ隊が、渋谷駅周辺で機動隊員や派出所を襲撃し、新潟県警から応援派遣されていた中村恒雄巡査=当時(21)=が火炎瓶を投げつけられ、大やけどを負い死亡した。
 捜査関係者によると、府警が今月18日、兵庫県内のホテルに偽名で宿泊したとする事件の関係先として、広島県内の中核派の拠点を捜索し、現場にいた男を有印私文書偽造・同行使容疑などで逮捕した。一緒にいた別の男も公務執行妨害容疑で逮捕したが、特徴などからこの男が大坂容疑者の可能性があるという。
 大坂容疑者は渋谷暴動事件の実行役とみられ、殺人容疑などで指名手配されたが逃走。共犯とされる男の公判が病気治療で中断したため公訴時効が成立せず、平成22年の刑事訴訟法改正で時効は廃止された。
 大坂容疑者の動向はほとんど不明だったが、警視庁公安部が都内などに潜伏していたとみて捜査。28年には中核派の非公然活動を担う「革命軍」の拠点になっていたとみられる東京都北区の賃貸マンションを家宅捜索していた。
 警察当局は、大坂容疑者が病気を抱え、北関東などで治療を受けていたことも割り出しており、足取りを追っていた。(産経新聞)