7月14日、星野全国総会(午後)に先立って、四国地方更生保護委員会への仮釈申し入れが行われた。家族、弁護団、平良修さん、狩野満男さんが文書を提出した。総会はいわば事後承認の場。
 うち、共同代表の平良修さんの仮釈請願書だけがアップされている。
 一連の記事ではほぼ「仮釈放」の文字がなく、「解放」などと言い換えられている。
ただし、組織内では「仮釈」のことだと広く確認されている。「星救」関係者のあいだでも同様らしい。いわば「転換」と引き回し。こんなことでは「星野解放」などどんどん遠のくばかりだ。
 判決確定から30年、法務局に義務付けられた仮釈の検討という「30年問題」は来年の7月までの1年間とされる。「最後のチャンス」と言えなくもない。
 再審のあまりにも狭き門。仮釈30年問題もじっさいには針の孔よりも細いとされる。そんな中で少しでも可能性をこじ開け、何としても星野解放を実現したいという思いは少なくとも公表された資料には見当たらない。
 
 直近の経緯を検証してみた。


7月14-15日、
 全国総会記事と基調報告全国再審連絡会議
7月14日午後、とくぎんトモニプラザに全国の仲間が集まってきます。その顔には、「この1年の闘いで星野文昭さんを取り戻す」という決意があふれています。会場には各地の活動報告が並べられ、今年2月に急逝した奥深山幸男さんの遺影も飾られました。…【中略】… 午前中には、高松市にある四国地方更生保護委員会への申し入れが行われました。家族、弁護団、平良修さん、狩野満男さんが文書を提出し、1時間にわたって訴えを行いました。
 7月から、星野さんの解放をめぐる審理が始まります。委員会は1年以内に審理を開始することになっており、2人の委員が実際に星野さんと面接します。

▲大会記事や基調報告には「解放」の文字はあっても「仮釈」の文字はない。「再審」や「解放」の文字を「仮釈」と読み替えてほしい。

無実で獄中42年 星野文昭さん即時解放を 沖縄はじめ100万労働者人民と結び労働運動と国際連帯で奪い返そう 革共同書記長 天田 三紀夫

発行日: 2017年2月27日 第2823号
▲こっそりと?「仮釈」が出てくる。ただしその主語は法務省や星野さんだ。


星野さん解放へ新段階 四国更生保護委員会に申し入れ 7月14、15日
徳島刑務所無期懲役囚・星野文昭さんの仮釈放についての請願書 2017年7月14日「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」共同代表・平良修
▲上述の「文書」などは「仮釈放についての請願書」であることが岡山のブログでやっとわかる。

星野文昭さんのメッセージ
   無実だから直ちに解放を 7月14日 星野文昭
▲同じく「仮釈」の文字はない。

全国水平同盟第6回大会 特別決議
7月16日
「これらの闘いの前進で石川一雄さんの再審無罪と全証拠開示百万人署名で星野文昭さんの再審無罪釈放、大坂正明さんを早期に奪還するために全力で闘いましょう。」
▲短い文ではあるが、他の文言も併せて「仮釈反対」とすら読める。

◎資料 09年の総会から
平良修さんの議論のまとめが参考になる 6月26日(金)~27日(土)

現全国総会を踏まえて 「一日も早い再審・無罪、釈放を」
                                                           共同代表 平良 修 

 2009年全国総会は、6月26日(金)~27日(土)に開かれ、113名が参加した。事務局提案の「総括と運動方針(案)」を軸に真剣な論議がなされ、支持され、7点にわたるまとめが決議された。以下、決議に至るまでの経過を超略述する。
▲短いまとめなので繰り返し読み込んでもいい。特に「運動の方向性」がポイント。

【注】詳細は随時、補充または新規記事で補いたい