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以下は著書の紹介と斎藤さんの経歴など。

奥浩平がいた─私的覚書
(RED ARCHIVES 03) 単行本(ソフトカバー) – 2017/12/11

単行本(ソフトカバー)
¥ 2,376 

商品の詳細                                                                                                                                  

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 320ページ
  • 出版社: 社会評論社 (2017/12/11)

内容紹介

1962年春、鹿児島からひとりの若者が横浜市立大学に入学した。全世界的なヌーベルバークの奔流が、芸術・思想にあふれる時代。戦闘的学生運動の再建をとおして、新たな革命の道を模索する横浜市大生の青春群像が繰り広げられる。そして奥浩平の自殺と党派間抗争…。ひたむきに社会と政治に向き合う自己史の記録が、繰り返される歴史の今に蘇る。

[主要目次]
[序] 六〇年安保国会デモ
第一章 横浜市立大学―戦闘的学生運動の再建へ
第二章 奥浩平の自殺
第三章 七〇年安保・沖縄闘争へ―福岡での常任活動
第四章 襲撃と反攻―ゲバルトの時代(1)
第五章 大衆運動との狭間で―ゲバルトの時代(2)
終 章 離党と再起

出版社からのコメント

【レッド・アーカイヴズ】 反体制運動当事者たちの自己史を記録!
過去を書かず、語らず、墓場まですべての経験は持っていく、と決めた人もあり、党派抗争の実体はいまだことばにならない…という人もいます。「死後開封」と封印した記録もあります。「レッド・アーカイヴズ」と銘うったこのシリーズは、反体制運動の中でのさまざまな闘争の到達点、あるいは「負の経験」について当事者の言葉で記録し、かれらがもう一度、このうとましくも非人間化した世界を投げ返す活動力を発揮して、もっと語りつくしていくこと、その体験をつないでいくことを願うものです。

【追】斎藤政明さんはレッドアーカイブスの『奥公平 青春の墓標』の第2部 「奥浩平を読む」 でも、登場している。
 経産省前テントの母体ともいえる「9条改憲阻止の会」を立ち上げた代表的な一員でもある。
 九州・壱岐に転居するにあたっての送別会は元3派・全共闘世代を中心に、幅広い人々が集った。元中核派もそれぞれの垣根を超えて一堂に会した。それぞれの場所で現役活動家・隠遁組として生きる人々を大きく包み込むネットワークが数次に及んで実現した意義は実に大きいと思う。私もずいぶん救われた。
 壱岐でも色んな活動をされている。

★予約も始まっている。