昨年年初の資料ですが、今も十分な資料性がありそうです。
 19年の26回全国委員総会で、議案と執行部案を拒否して、「過半数の採決」と「暫定執行部」というまれにみる事態を強いたのが東北地方委員会だということを示しています。
 地方委員会総会は複数回の決議を挙げていると言われますが、これはその第1回目。
 今回はその冒頭部分+αだけを掲載します。A4版9枚の長文だということなどの理由です。
 最低限のコメントに止め、折を見て追加もあるかもしれません。
 他のブログなどでアップされることを期待していたのですが、ここに至って、公表します。
 人名は一部アルファベットに置き換えることにしました。
【以下引用】……… ……… ………

東北地方委員会の同志に訴える

 

2 02 015

東北地方選出・全国委員

                                             I・H・O・Y・S

 

[はじめに] 2 0 2 0 年新年号と私たちの立場

 

政治局の総辞任に至った 7 回大会路線との根底的決別をかちとり、革共同の根本的再生をかちとるために、東北地方委員会に結集するすべての同志に訴えます。

 

(1)2 0 2 0 年新年号の核心

 l) 2 0 2 0 年新年号の核心は

①安倍の改憲構想は昨年の攻防を通じて大破産したが、日帝・安倍は改憲をクーデター的に強行するしかないところに追いつめられている。

  安倍の絶望的危機を規定しているのは米中対立と新自由主義の崩壊である。

②革共同は、戦争か革命かの歴史選択をかけて、「改憲阻止・日帝打倒」の戦略的スローガンのもと、日本革命勝利に向けた一大階級決戦に突入する。

③その勝敗は、改憲阻止、国鉄・関生決戦をたたかう階級的労働運動をあらゆる職場によみがえらせること、それを通じて青年世代の巨万の決起を実現すること。

④いまだ深刻な危機に直面している日本労慟運動をのりこえるために、革共同がなすべきことは、

I )職場から改憲阻止闘争をたたかう階級的労働運動をつくりあげていくことが最大の課題である。

ⅱ)そのために、職場における資本との闘いを強化していくことである。

⑤以上に踏まえ、国鉄・関生決載に勝利し、「改憲・戦争阻止!大行進」の発展をかちとることを実践方針とする。

2 6 全総は、7 回大会路線を克服する道筋をつかんだ。三全総の原点に立ちもどり、現代的にやりぬくことをとおして、革命に勝利する労働者党を建殷しようという点にあると思います。

  ひとことで言えば、安倍の改憲クーデター策動に対して、職場から改憲咀止決戦をたたかう階級的労働運動をよみがえらせ、改憲阻止・ 日帝打倒の一大階級決戦に突入しようということだと思います。

2)しかし、日本労働運がいまだ深刻な危機に直面し、拠点労組をほとんどもたないなかで、「職場から改憲阻止決戦をたたかう階級的労働運動を組織する」ことを全党の組織方針とすることは、あまりに無謀なことだと思います。

  60年、70年のように全国の職場に資本・当局とたたかう労働運動が無数にあって、その労働組合運動と改憲阻止決戦をいかに結合するか、と問題が建てられるならば、その新年号の方針は可能かもしれません。しかし、私たちが直面している現実は、そうではないでしょう。

  政治局の組織方針では、職場に労働組合運動も、職場細胞も、どちらも組織できずに一年間を棒に振ってしまうことになるのではないかという危機感で一杯です。

 

(2)私たちの立場

私たち、東北地方委員会選出の全国委員5名は、今年一年間の路線と組織方針について、以下のように問題を立てるべきだと考えます。

第一に、世界情勢分析について、米新自由主義の形成とトランプ政権登場に対する経済分析を土台として、革共同の情勢分析を再確立することです。

新年号の情勢分析は、基軸帝国主義である米帝の経済分析をしないまま、新自由主義を規定し、米中対立が世界情勢を動かしているという体制間矛盾論(スターリン主義の世界分析)になりかねません。

これに対し、わたしたちは、米帝トランプの対中国貿易戦争の核心が、米中対決とともに、日独両帝国主義間の争闘戦にあるという分析方法(対スターリン主義対決=帝国主義間争闘戦)を堅持すべきだと考えます。そのためには、基軸帝国主義=米帝トランプ政権の経済分析を土台とし、新自由主義を規定しなければなりません。

第二に、改憲阻止決戦について、日本共産党との党派闘争をつらぬいて、党を建設していくためにも、改憲阻止決戦の理論的準備を直ちに開始していくことが死活的課題です。

第三に、労働組合の組織方針について、わたしたちは、7回大会路線との決別をかけて、次のように問題を立てるべきだと思います。

  2019年の攻防をとおして安倍の改憲構想が大きく後退を強いられる中で、

  国鉄分割民営化以来、とりわけ、国労49政治和解以降、深刻な危機に直面している労働組合運動をいかにして再建するのか?

  「拠点労組をほとんどもたない」革共同が、しかも、7回大会によって、一旦、党と労働者階級の交通を切断してしまった革共同が、どのように労働組合運動を再建する力と経験を作り上げていくのか?

  その回答は、職場労働者の切実な要求と結びつき、職場労働条件の改善・職場改良闘争の組織化に全力をあげ、労働組合運動を再建する力と経験を積み上げることだと思います。そのために、職場改良閻争こそ、党と労働者階級の交通を再開する水路であり、労働者と資本家が非和解であるという階級意識を形成していく水路であることを鮮明にさせ、党が労働組合運動に着地し、組合活動家と職場細胞を建設する力と経険を積み上げることだと思います。

このことが、改憲決戦を前に「拠点労組をもった党」を組織していく路線と方針だと確信します。

安倍の改憲プランの行き詰まりは、そのための貴重な時間を与えてくれているのです。

 

  以上の問題意識にたって、以下、具体的に提起したいと思います。

 

テキスト ボックス: た	,9 テキスト ボックス: It'` テキスト ボックス: /}ぶ,[Ⅰ] 7 回大会路線との根底的決別をかちとる課題は何か?

テキスト ボックス: ーー 1 7 回大会路線の誤りとは何か

 (1)7回大会路線の誤りは、第一に、2 0 1 0 年4·9 国労政治和解という日本労働運動の危機を労働者階級に依拠して打開する展望を見失い、「動労水戸の闘いこそ革共同の労働運動の模範であり手本」と称揚し、「革共同の労鋤運動」としての「動労総連合を全国 に1 0 0 0名建設する」ことを大会決定したことにあります
 ①具体的には 

 i)旧政治局は、この決定にもとづき、原田同志を動労総連合委員長からおろし、沢地を動労総連合      委員長に据えることを画策し(その目論見は破産)、

ⅱ)外注化反対を貫くために一度は動労千葉・動労水戸との統一戦線を執行委員会決定した国労郡山工場支部からS同志を脱退させ、「革共同の労働組合」としての動労福島を結成することを迫り、同時に国労の党員を国労から脱退させ、全国に動労総連合を結成させた。

   
その路線と実践の行きついた先は、沢地エルダー闘争(かつたしゃりょうせんたーから水戸への配転に対して、配転絶対反対を貫く闘争)の全面破産(エルダー不採用反対・解雇撤回闘争からの召喚)であった。その後、沢地は動労水戸細胞への集団脱党の組織化を策動し、それが失敗するや革共同からの逃亡と敵対に突き進んだのです。

(2)7回大会路線の誤りの第二は、「2010年代中期階級決戦」を規定する情勢認識の根本的誤りです。

 ① 7 回大会は第一報告で、

i ) 第一に、世界は「恐慌の中の恐慌」に突入している。

ii ) 第二に、世界戦争規模の戦争がすでに始まっている。

) 第三に、いまや世界は革命情勢であn

という認識に立ち、それを土台とした「2 0 1 0 年代中期階級決戦」を宣言しました。

 
そして2 0 1 0 年代中期階級決戦の最大の核心として「革共同の労慟組合である動労総連合の全国建設という組織方針をうちだしたのです。それこそが「プロレタリア革命の最短コース」だと。

つまり、情勢は世界戦争と革命情勢に突入している。しかし、国労49政治和解によって日本の体制内労働運動は崩壊した。したがって、世界戦争と革命情勢に対応きるのは「反帝・反スターリン主義の労働運動」「革共同の労働運動」しかない。「動労千葉と言えども党がなければ通用しない」。だから、「革共同の労働運動としての動労総連合を建設せよ」「動労千葉を革共同の労働運動」にしろという組織方針を決定したのが、 7 回大会だったのです。

テキスト ボックス: 1 テキスト ボックス: iーしかし、現在の情勢はどうでしょうか?   2 0 0 8 年リーマンシを経た 0 9 年以来、「10年にわたる好景気」にあるのであり、「恐慌の中の恐慌」でも」「世界戦争規模の戦争が始まっている」わけでも、そして「世界革命情勢」でもありません。2010年代中期階級決戦論の土台をなした情勢分析が誤っていたということです。

情勢分析の誤った認識が、労働組合運動と党組織に対し、どれほど破壊的作用をもたらしたか、私たちは肝に銘じる必要があります。

旧政治局は、現代世界をつかむことが出来ず、現代世界を変革する主人公である労働者階級の現状と労働組合運動の再建にむけた組織方針も完全に誤り、全面的に破産したのです。

中央労働者組織委員会の旧議長(沢地)や旧指導部(山梨)が女性差別事件を引き起こし、旧政治局(熊沢・木崎・小岩ら)がその事実を知りながら隠蔽した事件は、旧政治局の情勢分析・革命戦略・労働者指導部建設論・労働組合論・党建設論、すべての破産が生み出した深刻な問題なのです。

(3)つまり、
7回大会路線の全面的破産が党に突きつけている課題は、米帝トランプ政権の登場に象徴される現代世界を把握するための現状分析とそれに対応する革命綱領の再確立であり、それを成し遂げるためのレーニン党建設論の再確立、さらに「革共同の労働組合」と言うまでに至った労働組合輪、労働組合観の根本的否定として●●

2 7 回大会路線との決別をかけ2 6全総と2 6全総議案の重な誤り

( 1 )   26全総は、7 回大会路線の誤りを明らかにし7 回大会路線との根本的決をかちとるために開催されました。

しかし、提案された 2 6全総議案は7 回大会路線との根底的決別をかちとる出発点を形成するものとはならず、逆に、7 回大会路線とその背景にある思想を復活させるものでした。

2 6 全総議案は、第一章で、7 回大会路線の「革共同の労働運動」とその組織戦術である「党と労働組合の一体的建設」を否定・批判しておきながら、第二章において「党の労働運動」 論と「党と労働組合の一体的建設」論を復活させているのです。

具体的には、

三全総は今日の革共同の「党と労働組合の一体的建設」という路線の原型モデルともいうべきものであった (26全総議案・共産主義者2 0 2 号.P20)

階級的労働運動とは「資本家階級と労働者階級の非和解性を明確にし、資本家的支配の打倒を目指してたたかわれる労働運動」である。p24)

という文に表れています。

そのため、東北地方委員会選出の全国委員5名のうち4名は、2 6全総議案と 2 6 全総議案にもとづく新政治局の選出に賛成することは出来ませんでした。

 

( 2 )  私たちは、7回大会路線との根底的決別をかけた出発点を形成するためには、次の二点が必要であると確信します。

 ひとつは、 2 6 全総議案のもつ重大な誤りを曖昧にしないこと。

ふたつは、 2 6 全総議案の路線と思想のもとで提起された 2 0 2 0 年新年号路線に対して党内路線論議を開始し全党の変革をかちとること。

私たちは、以上の立場から、現代世界の把握・現状分析の再確立、革命綱領・革命戦略の再確立、労働組合論の再確立、党建設論の再確立をかけた闘いに挑戦したいと思います。

特に、日本の国内情勢と階級情勢を踏まえた具体的方針の再確立は急務であり、以下、そのための路線と方針を提起したいと思います。
【以下略】……… ……… ………

[Ⅱ]7回大会との根底的決別をかけた情勢論と路線
【2】改憲阻止決戦を前に、われわれが準備すべき課題は何か?
    2019年憲法講座
【5】戦線の闘いの発展をかちとろう!
[Ⅲ]当面する方針と東北地方委員会総会にむけて
(3)…政治局員であり、東北地方委員会議長であった〇G同志が本社に移籍しました。
【以上転載】