[初日 11日 金}
地震の時は、葛飾の堀切を走っていた。
車がグラグラッと揺れ、パンクかエンジンの爆発かと思った。
あれっ、俺の平行神経が崩れている。ついに来たかな。
前の車が止まって、うろうろしているのを見て、ようやく自身だと気が付いた。
「もう、早くあがろう」と決めてスタンドで給油(ガス)の合間にテレビを見ていてニュースを知った。
あわてて仕事に戻る。
すぐそばから亀有駅へ。
亀有から高等の住吉へ。住吉から東神田にお客を乗せて4時半になった。
当社では日勤は4時半までしか乗せられない。
「回送」にして、裏道を迂回して、浅草橋から9○分かけて帰った。ふだんの金曜なら1時間くらいかな。
こんな時は裏道はすいているので、会社でもずいぶん早く帰った方です。
途中、手を上げる人を振り切った。気が変わって、おばさんを乗せた。「金町へ」というのに、「会社までなら乗せられる」と断って。
会社では職員たちがみんな出ている前でお客を下ろす。
職員「回送で載せちゃまずい」
私「時間外だから回送だ」
私「時間外だから回送だ」
職員「料金をどうする」
私「料金を取れないから回送だ」「こんなときに何をいってるんだ」
私「料金を取れないから回送だ」「こんなときに何をいってるんだ」
ひとつ位、ボランティアをしたいと思った。
かりに「処分」されても勝てると踏んだ。
私なりに計算の上だ。
原発情報に見いっています。重苦しい。
夜になって、水戸街道に出て人々が歩いて帰るのを見ていた。?
夜になって、水戸街道に出て人々が歩いて帰るのを見ていた。?
若い人々に何か「高揚感」を感ずる。
けれども、「ヒッチハイク」の発想は、車にも人にも感じられない。さびしい気がする。
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「東京のタクシー事情」「タクシー事情」なども参照を。