カテゴリ:☆☆続『狂おしく悩ましく』 > 最近の動向


【ブログ注】大坂裁判の判決公判が12月22日に迫っています。以下、『前進』その他から駆け足で転載。ひとまずは裁判の現段階を、『前進』記事の抜粋から共有しよう。71年渋谷暴動闘争は、私たちが共有し、生きてきた歴史的体験なのだから。少し長いがこの際…

【以下転載】……… ……… 以下は「アーカイブ」(過去記事のカテゴリー 弾圧との闘い、などから)……… ……… ………

 

 第15~16回公判(3月7、9日)でっち上げ供述調書の破綻

 

★★大坂救援会★★

 「星野、奥深山、大坂が死亡した警察官を殴打していた」とするでっち上げ供述調書を多数作成した当時の取調検事・中津川彰の証人尋問が第15回公判で行われました。体調不良を理由に1月の公判に不出頭だった中津川ですが、弁護団・支援の強い怒りに追い詰められ、ついに法廷に引きずり出されました。

違法な取調を「正義」と開き直った中津川 第15回公判

 検察官は「中津川元検事は高齢であり、事件に関して何も覚えていない」と主張し、星野裁判での公判調書の採用を求める策略でした。中津川もこれに乗っかり、自らの年齢さえ大きく間違えるほどでしたが、弁護団の反対尋問に追い詰められ、次第に本性をむき出しに開き直り始めました。

 父親が取調室でARを殴りつけ、それをきっかけにARが供述を始めたことに対し、「公安部の検事としてARの人間性を立ち直らせたと自信を持った」「こういうおかしな人間に対して、まともな人間にさせるために検事になった。ARを反省させられた」と暴力的な転向強要を自慢。

 黙秘権を侵害する違法行為ではないかと弁護団に詰め寄られると「考えないね、そんな」「おかしいじゃないかというが、これは僕の人間性。ARのため、ARの父親のため」と開き直りました。検察庁で取り調べるのではなく、自ら警視庁地下取調室に出向き、警察の調べに続いて深夜に取り調べを行ったことを「サービスだ」と主張するなど、拷問的取り調べの実態とでっち上げを是とする国家権力の本性が中津川の証言を通して赤裸々に暴かれました。

 もっとも許せないのは、弁護団がこうした拷問的取り調べの実態を具体的事実を突き付けて追及するや逆切れし、大坂さんに対して「正義の味方の中村巡査が殺された。生きていること自体が、正義の味方として私の正義感が許さない」と暴言を吐いたことです。無実の星野さんや大坂さんをでっち上げておきながら、何たる言い草でしょうか。でっち上げの下手人=中津川を絶対に許さないぞ!

M証人が中津川のでっち上げ手法を厳しく弾劾

 第16回公判は、中津川にでっち上げ調書を作られたMさんが証人として出廷しました。 

 青年労働者だったMさんは社会の矛盾を感じ、中野社研で学習会を重ね、反戦青年委員会の仲間と1114闘争に参加しました。
 翌年1月に事後逮捕され黙秘しますが、最大で1日18時間に及ぶ拷問的取り調べを受け、意識がもうろうとする中、でたらめな供述を強要されました。

 証言台に立ったMさんは「黙秘が認められず、拷問的取り調べをうけ、うその証言をさせられた。知らない人を、捜査官に言われるまま認めた。信念を曲げて供述してしまい、今でも悔しい。無実のKさんに迷惑をかけ、50年間いつも負担だった」と涙ながらに訴えました。厳冬の1月に取調室の窓を開けっぱなしにされたり、わざと手錠を外さないといった拷問の実態や、知らない人を特定する「写真面割」のでっち上げ手法が法廷で暴露されました。

 両日とも、権力への心の底からの怒りがあふれる証人尋問でした。傍聴していた若者が「見ごたえがあった」と興奮して友人と語り合うなど、権力のでっち上げは完全に暴かれました。


2627回公判 弁護側立証、無実の証言続く

 
裁判は弁護側立証に入り、大坂同志の無実を明らかにする証人の登場で権力のでっち上げが一層明白となっている。
   証言台に立ったのは、元東京南部地区反戦の◯氏、元工学院大のY同志、元東京西部地区反戦の I*氏、ら。

    闘争前日の工学院大学の学生が1人、神谷町の現場から2人の反戦派労働者、そして…


第26回公判 「工学院に大坂はいなかった」 

 大坂同志を全く知らない群馬の学生たち(少年含む)が、死亡した警察官を殴打していた人物を「事前に見かけた」とされている場所が、デモの準備で訪れた工学院大学(新宿)だ。


 
当時工学院大学の学生リーダーとして1114闘争を闘ったY同志が証言台に立った。
 
   Y同志は
「群馬の奥深山幸男さんから、デモで使う旗ざお作りを手伝うと連絡が入った。彼らは数日前から東京に来て、デモの準備をしていたようだ」

  「
工学院は三多摩全学連の拠点校。三多摩の仲間は出入りするが、群馬の学生が来たのは初めて。千葉の大坂さんは工学院大学に来たこともなければ、来なければならない理由もなかった。皆、各地区で闘争への参加を全力で組織していた」

と真実を突きつけ、権力のでっち上げストーリーを破綻に追い込んだ。


 群馬の学生らのでっち上げ調書に繰り返し登場する「工学院大学の責任者」Y同志の毅然とした法廷証言に、検事は反対尋問で事実関係について全く触れることができなかった。ひたすら「あなたは革共同集会に参加しているか」「昨日行われた星野・大坂集会に参加したか」「裁判の内容を熟知しているのではないか」と、証言の信用性に少しでも傷をつけようとケチ付けを試みたが、まったく迫力を欠いた。「工学院で見た男が殴っていた」「それは大坂だ」という権力のでっち上げストーリーは完全に崩壊した。


 
 
27回公判、反戦労働者が殴打現場の証言
 
 第
27
回公判では渋谷闘争に反戦青年委員会の労働者として地域の仲間をまとめる立場で参加したI 証人が、殴打現場に大坂同志と似た身長・体格の人物がいなかったことを明快に述べた。


 「殴打していた人は大柄で、横幅もあった。体格からして大坂さんとは別人」
 「当時の私の身長は178センチ。大坂さんの手配書の記載と一緒。
私と同等の身長の人は、警察官を取り囲んだ集団の中にはいなかった

 「
私は殴打現場を取り囲む輪にいて事態を目撃したが、部隊をまとめるためにデモ隊の総指揮者である星野さんに注目していた。
 星野さんは殴打現場ではなく、そこから離れた十字路にいた

と証言し、殴打現場に大坂同志がいなかったことのみならず、故・星野文昭同志の無実もまた明らかにした。


 

 28回公判 「殴打者は大坂さんではない」 共に闘った労働者が堂々と証言

 東京南部地区反戦青年委員会の労働者として1114闘争に参加したHさんが証言した。

  H証人

「隊付きレポという役を命じられ、デモ隊に並行して動き機動隊の動向を報告するように求められた。だが、いてもたってもいられず仲間と共に闘い、東急本店前で現行犯逮捕・起訴された」

「取り調べでは『殴打現場にいただろう』『神山交番に放火しただろう』と追及され殺人罪でっち上げも覚悟した」と、自らの闘いを明らかにした。
 
 そして
「殴打現場を至近で目撃した。のちに大坂さんの指名手配写真を見て、絶対に間違っていると一瞬で確信した」
「沖縄闘争を憎悪する権力によるでっち上げ弾圧だ」
と権力を弾劾した。

「殴打者はガタイのいい男だった。大坂さんとは全然違う体つきだった
」と言い切った。

 検事は「証人が目撃した殴打者の身長は170㌢か、171か、それとも172か」など、実にくだらない反対尋問で傍聴席の失笑を買った。また「証人は革共同政治集会に、渋谷暴動事件の証人自身の裁判が終わった後、42回も参加している」など、証言の信用性を傷つけようとしつこくケチ付けを続けた。

 だが「星野さんの虐殺は許さない。大坂さんへのでっち上げを許さない」という証人の固い決意と真実の証言の迫力が権力を圧倒した。

 証人尋問の後、審理計画についての手続きが行われた。6月の残りの公判期日をすべて取り消し、次回第
29
回公判は7月6日(午前10時 東京地裁)に行うことが決まった。

免訴の証拠調べを却下する暴挙

 裁判所は、弁護側が求めていた免訴に関する証拠調べ請求を、すべて却下する暴挙を断行した。半世紀以上前の事件の裁判が「違法ではない」と開き直り、免訴について審理すら行わないと言い放ったのだ。

 裁判所による「奥深山幸男の公判停止が
35
年以上の長期にわたったとしても、大坂被告人に許容しがたい不利益が生じたものということはできない」「裁判所の判断に刑事法の研究者の知見が必要であるとは言えない」との決定は、怒りに堪えない。


大坂正明同志は無実 第32回公判 「私は殴打していない」

 
 作業時間の都合で略。右クリックしてください。


大坂裁判判決公判

 12月22日(金)午後2時 東京地裁429号法廷
 ※傍聴券配布のため、1時間前集合

【以上転載】……… ……… ………

【ブログ注】 これが全てでは全くないけれど、東京南部のHさんと東京西部・杉並(とは書いていないけど)のⅠさんが、自ら神谷町の現場にいたと証言し、”そこにいたのは大坂氏ではない”と断言したということ。

 腹を決めた2人の証言には、身が震える。「決定的な証言」でもあるが「偉大な決起」ともいえる。

 

 以上

【補足】弁護側証人の3人は、それぞれ革共同(中核派)の「常任」を務めた人だ。工学院大学→本社、東京南部・千葉。

後者の2人はすでに「同志」ではないらしい。年月の経過を思い知る。同時に、大坂裁判も、「元同志」たちの決起に支えられていることをはっきりさせた。

「未来への協働」の出発にあたって 2021年3月28日 – 未来へ

ずいぶんと時間が経ってしまいましたが。

【お詫びと訂正】タイトルで「毛利派」と表記しましたが、「椿派」に訂正・お詫びします。読者からの指摘を受けました。これもまた長く誤ったままアップし続けて誤解をまき散らしてしまいました。23年5月記
訂正の結果、記事のアップの日付が変わってしまいました。悪しからず。

この間の OHanloさんのコメント関連をこの記事に集約しました。いくつか(特に私=白土のコメントが)抜けたりしているようですが「技術上」のこととしてご容赦を。


O’Hanlonさんのコメント ウクライナ事態に際して

2265日~12

【ブログ注】ここに一括して転載しました。O’Hanlonさんの立論は基本的枠組みとして、「ロシアの勝利を支持する」であり、私の結論には合いません。ただ、その論議自体が私としては珍しくもあり、よく勉強されている方だとも感じます。誰かが議論に乗ってくれてもありがたい。一分でO’Hanlonさんの自身での変化も書かれています。ただ、正直言って私の手に余る……… ……… ………

以下、主としてO’Hanlonさんのコメントです。青の下線(リンク)は私がつけました。ちょっと面白いので、一部茶色にしました。以下……… ……… ………

 

①ウクライナ事態について深く検討すべき問題があると思います。
一部の左翼は、プーチン政権を批判しながらも、ウクライナの政権が西側帝国主義の傀儡政権であるとしてロシア側の勝利を支持しています。

彼らの中には、プーチンの歴史認識への批判はあります。プーチンが昨年公表した論文プーチン大統領の、2021年7月12日の論 「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」 (a-saida.jp))の中で、プーチンはレーニンやボリシェヴィキを反ロシア的だと非難しています。このことからプーチンはロシア大国主義者であるとみなす一定の根拠があります。しかしマルクス主義陣営においても「民族自決権」や「ウクライナ民族」に対する批判があったことは忘れてはなりません。      2022/06/05

 

⓶ウクライナやベラルーシは本来ロシアの一部だというのは、ロシア民族主義者の主張ではありますが、ロシア共産党の左派やローザ・ルクセンブルクの主張でもあります。
 1917年の10月革命から1922年のソ同盟成立に至る論争史をきちんと研究しておりませんが、ロシア共産党左派も民族自決権に反対であり、またウクライナ民族主義などたわごとに過ぎないと考えていました。
 ローザ・ルクセンブルクの有名な『ロシア革命のために』でも、ウクライナが民族であることを明確に否定しています。

2022/06/08 04:32

白土
 相変わらず難しい理論上の問題提起ですね。別の機会に議論できたらと思います。
ひとまずはオハンロンさんの結論かそれに準ずる議論を拡げてくれればありがたい。
ローザの死後、ポーランドが独立したこと。自決権を歌い上げたレーニンがポーランド侵攻を決断して見事に跳ね返された事実。
 トロツキーはその後、「革命は輸出できない」とあらためて痛感したと書かれています。
 果たしてレーニンはどうだった?
 もしローザが生きていたら、このポーランド侵攻にどういう態度をとったろうか?
 あれから百年、民族自決は当然という共通認識が主流になっていますね。
 では現代から振り返った時、あれはどういう議論だったのでしょうか?2022/06/29

 

③>ロシア軍がウクライナの原発を砲撃し支配したという。怒りは激しいが、同時に原発を戦場にしての戦闘が長引かなかったことに胸をなでおろす。 >は私からの引用部分。以下同じ
  これはウクライナが核物質を確保することを阻止するための正当な行動です。
  ウクライナは核兵器を放棄しましたが、今でも核兵器をすぐに作れるだけの量のプルトニウムがあり、多くの核技術者がいるのです。ロシアとしてはそれを防ぐために原発を確保するのは必要でした。

今回のウクライナ情勢で、ロシアによるウクライナ解放=米帝傀儡政権打倒を支持しない人がいることが理解できません。2022/07/08

 ④>>3 ルクセンブルクはポーランド社会党を小ブルジョア民族主義者とみなし、ポーランド民族主義を    反動的とみなしていました。しかし第一次世界大戦においてポーランド社会党左派が国際主義を堅持して右派と分裂したことからも、ルクセンブルクの評価は行き過ぎたものでした。
  ポーランド独立が成し遂げられたのは、反革命の結果でした。
 >
自決権を歌い上げたレーニンがポーランド侵攻を決断して見事に跳ね返された事実。
  トロツキーは「革命の速度は戦争の速度より遅い」と予測し、それが正しかったわけです。しかしグルジアのメンシェヴィキ政権打倒には賛成しているので、「革命の輸出」を全面否定してはいなかったはずです。2022/07/08

 

⑤すみませんこれを見落としていました。
>
結論かそれに準ずる議論を拡げてくれればありがたい。
  ウクライナにおけるロシアの軍事的勝利、そしてРусьの地(ロシア・ベラルーシ・ウクライナ)の再統一を支持します。「ウクライナ民族」は存在しません2022/07/09

 

⑥再建協(関西派)について、あまりにもひどすぎるというのが率直な感想です。「オール沖縄支持」という右転落から、崖を転がり落ちてもはや左翼党派でもなくなったといえます。日共・革マル派・かけはしとどこが違うのでしょうか?
  なお、白井朗『20世紀の民族と革命』を読むと、ウクライナ民族の存在を否定したルクセンブルクの立場に全く言及されていませんが、それはなぜでしょうか?2022/07/24

 

⑦私が「中核派に結集したか強いシンパシーを持」たなかったのは、その東京教育大卒の先生に、「中核派も革マル派もうそつきなんだよ」と教わっていたことも原因です。
  1972年に、早稲田大学で川口大三郎が革マル派にリンチ殺害された事件がありました。革マル派は「中核派の川口大三郎がスパイ活動を行っていた」と主張しました。中核派は「全学連戦士・川口大三郎君の虐殺を弾劾し、反革命カクマルに血の復讐を誓う」という声明を出しました。どちらもうそをついていたことになります。2022/07/24

【ブログ注】この件はその後の進行で、ほぼ「ウソ」だったようです。ただ、私自身はまだ断定しきれません。

 

白土O’Hanlonさん

1,2ともにあまりにも立場の違いがはっきりしました。
沖縄独立武装闘争を主張したひととも思えません。
前にも触れましたが、自分のブログで考えをまとめてから、当ブログに投稿し直してください。2022/07/24


 ⑧>
沖縄独立武装闘争を主張した

誤解があるようですのでこれだけ。
私は「琉球解放」を主張しています。「独立」ではありません。
「琉球解放」は、琉球独立を論理的に排除していませんが、同じではありません。
たとえば琉球反米反日革命が日本革命の導火線となり、日本琉球社会主義連邦ができるということも想定されます。2022/07/30 

 

⑨ものすごく驚いたのですが、清水議長派は中国統一に反対しているんですね?
ウクライナで起きている事態と同じように、米帝や日帝の軍事的支援や参戦によって台湾の人民が中国スターリン主義から「守られ」「解放される」ことなど絶対にありえないことをはっきりと訴える。
     革共同第29回全国委員会総会 (⑶戦争の階級的本質を暴き米日帝の中国侵略戦争阻め)

  これはどう解釈しても中国統一を否定しているとしか読めません。2022/11/14 


 米日帝国主義が中国統一を阻止し、台湾を独立させることが「中国侵略戦争」でないとすれば、
清水派の言う「中国侵略戦争」とはどんな戦争のことなのでしょうか?2022/11/14 

【ブログ注】

うーん?賛否を置いて、この意味するところは、「いざ中国軍の台湾進攻・併合」があった場合も、中国=大陸の共産党政権に対して批判や非難をするな」というのが眼目、と読むべきではないでしょうか?「非軍事的手段での台湾への重圧や国民党への肩入れ」なども同様だ、と。
  台湾問題は中国の内政問題であり、口出しするな!!?
  歴史的には中核派も「二つの中国論反対」でしたね。

間違っても、中国共産党政権への非難や中国大使館へのデモなど許し難い、と。

米日の軍事的対応にのみ、それだけに一途に反対する、ということ
 「台湾の政府や人民への支援や連帯」など間違っても口にするな、ということ。

この点では、O’Hanlonさんの読み方とは真逆に、あなたの主張と清水中央派の主張は合致・一致するということです。


さてその後、半年も過ぎたけど、中台問題については「具体的なあるいは細部には明言しない」というのが「原則的原則」であるようで…。「論述の仕方には『転換』」がありそうだ、というコメントもありましたが、よくわからない。

「敵は誰か!米帝・日帝だ!」そして「自国帝国主義打倒論」がすべてだ!

「帝国主義本国での階級闘争がすべてだ!」 

「『中国侵略戦争は鉄の必然性』、四の五の言わずに偉大な予言者の言葉を信じろ!」

「大衆や体制内諸党派とまともな言葉を交わそうとすること自体が、日和見主義であり、反革命への道程だ!」

ま、どこかで聞いた言葉ですがね?

で、多少とも自分の言葉でしゃべりたい人たちはみんな、面従腹背に徹し、陰では言いたい放題の自由を謳歌している、ということでしょうかね。

★★ ところで白土自身は、今はもう「台湾独立論」に共感しています。ただ、それを展開するのにはもう少し時間が必要です。

 

>ソ連時代のハンガリア侵攻だ。

これと今回のウクライナ事態に類似性を見出すのには無理があります。まずハンガリーはスラブ民族の国ではなく、歴史的にロシアに支配されたこともなく、ハンガリー民族主義は歴史的に進歩的でした。
 それに対して、ウクライナ「民族」というものが存在したのはリツィア地方の民族主義者の「ウクライナ版皇国史観」の中においてであり、ウクライナは反革命によって独立国となりました。
と書きましたが、私は「琉球人は日本人ではない」「ウクライナ人はロシア人の一部である」と自明のように考えていましたが、この2つの命題の両立が難しいことに気付きました。ウクライナ民族主義者の歴史観が歴史学的検討に耐えない「皇国史観」であるとしても、少なくともガリツィア地方にはウクライナ民族は実在したと言えるのではなかろうか。2022/11/19

 

○○○○

>香港の民主化運動の圧殺
直接関係ないかもしれませんが、「香港の民主化運動」は家族をも引き裂いた例がたくさんあったようです。
愛国心が強い夫婦が、「民主化運動」に参加する大学生の息子に対して、「これ以上祖国に反逆するなら親子の縁を切る。二度と帰ってくるな」と言い渡し、その言葉通り親子の縁を切ってしまったよう。息子は住居費も学費も払えず、大学は中退とのこと。
香港では不動産価格が暴騰しており、まともな部屋に住めないというのが若者の不満の大きな要因でした。一つの部屋を借りる事すらできないので、一つの部屋を鳥かごのようなもので仕切った部屋にしか住めない人が多いのです。この原因は皮肉なことに「一国二制度」にあります。中国中央政府が香港の住宅難解決のために安価な公共住宅建設案を何度も出してきたのですが、香港の財閥が「一国二制度」をたてにこれを阻止してきました。香港の住宅難を何とかするために「一国二制度」を廃絶する必要があるということですね。2022/12/10

 

>浜 かつてのベトナム反戦や「民族解放=革命戦争論」の息吹は形も見えない。「終わってるね」

これはもしかしてウクライナの「民族解放=革命」ということでしょうか?それなら全く論外であると言わざるを得ません。ウクライナがNATOや米帝のカイライであることを理解できない人がいるでしょうか。ウクライナが民族であると否とを問わずに、「ロシアの勝利」以外の立場は考えられません。
  アレクサンドラ・グージョン『ウクライナ現代史 独立後30年とロシア侵攻(河出新書)を読んで、やはり「ウクライナ民族」なるものは西側の人工的な産物にすぎないと確信できました。著者は完全に「西側の立場」に立っているだけに、それがあらためて浮き彫りになります。2022/12/23

 

【ブログ注】

近くもう少し書いてみたいのですが、筆が進んでいない。今日はここまでにします。
そうそう、半年以上昔のことだけど
【神回】アベプラでひろゆきvs国葬反対派の洞口朋子「岸田政権が核ミサイル配備を計画、その証拠がある」は一見の価値ありです。ま、がっかりしたい人向けですが!ひろゆきvs 洞口区議 - 検索 (bing.com) 2022年9月9日

 全体で20分ほど。8分頃からがポイント。

なおO’Hanlonさんの過去のコメントのまとめは以下。
https://www.bing.com/ck/a?!&&p=b034d064db04b057JmltdHM9MTY4NDEwODgwMCZpZ3VpZD0zNDA0MThiYy02Yzg2LTZlNzktM2I2NS0xNTE2Njg4NjZkNmEmaW5zaWQ9NTM4Mg&ptn=3&hsh=3&fclid=340418bc-6c86-6e79-3b65-151668866d6a&psq=%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%b2%96%e7%b8%84%e3%80%8d%e5%8f%8d%e5%af%be%e8%ab%96+O%e2%80%99Hanlon%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ab%e5%bf%9c%e3%81%88%e3%81%a6&u=a1aHR0cDovL3l1aWdhZG9rdXNvbjk5OS5saXZlZG9vci5ibG9nL2FyY2hpdmVzLzIwMjAtMDgtMDQuaHRtbA&ntb=1



統一地方選23の杉並区議選について簡単に。

結柴誠一・新城節子の両区議の「無所属市民派」を継承する小林華弥子さん(新)。

結果は落選。2344票、定数48人の49位。8票不足(7.333)というほんとに惜敗だった。

他方、都革新の洞口朋子さんは再選を果たした。392632票。

……… ……… ………

新年早々、結柴・新城区議(当時)は任期満了を持って引退することを表明、小林さんを推していた。

すでに小林さんは内部決定を経て昨年の補欠選挙に立候補していた。

小林華弥子

  他方、洞口さんは201942119回統一地方選挙杉並区議会議員選挙で、得票数3,275票で初当選していた。

杉並区議会議員選挙 - 2023423日投票 | 候補者一覧 | 政治山 (seijiyama.jp)杉並区議選docx

 

【ブログ注】結柴氏は、すでに区議会議員中でも最高齢。ようやく念願の後継者を得て、引退を決断し新城さんはそれに合わせて引退したらしい。06年の「党の革命」のなかで、中核派中央(故中野氏や故天田氏)から不条理な辞任を迫られながら、後援会の一致した支持を得て中核派から離脱・対峙し、活動を続けてきた。多くの元中核派や元新左翼系の活動家も支援し、後援会を支えてきた。

 二人の辞任は惜しいね。小林さんもほんとに「あと8票」。残念だ。

 元中核派としては、中央派に対峙するひとつの看板でもあった。その面でもよく頑張ってくれた。

 後援会も安保世代や、それに遡る元社会党・元共産党などの人々がいて、歴史を体現する運動体でもあった。地元でも地道で必要な議員活動をしていたね。

 支持者の中にも、「都革新」と2人がなぜ争うのか?その違いがが理解できないという人も多かった。今でも両陣営の支持者名簿はかなり重なっている。そんな中で、5票、10票と、「都革新」から「票をむしり取ってきた」古参の後援会の人々の存在は大きかった。そんな人たちが今や「後期高齢者」や「冥府の人」になっている。

 昔は「杉並文化人」という言葉があった。下北沢の劇場・劇団に集う演劇世界ほか、若者たちの文化の発信地でもあった。対革マル戦争でも、不屈の地でもあった。そんな文化や歴史、生活感も改めて大事にしてゆきたい。

 総じて、左翼や元新左翼の存在感や可能性を示してくれた。ありがとう。

 特に新城さんには、「結柴問題」とはもう一つ別な位相での決起と決別以来、より古参としては「こんな中核派にしてごめんね」という想いと感謝の念もある。

 あれほど杉並で2人と苦楽を共にしてきた同志たちが、ほとんど共に離脱して支援することということが無かったことに、改めて衝撃は重い。「党派に結集する」「党派と決別する」ってなんだろうね?

桜 今後ともよろしくお願いいたします。小林さんはまったく別の系統から手をつないできた。今後も楽しみにしています。


杉並区議会 党派別一覧

自民

9

公明

6

維新

2

ファースト

2

参政

1

立憲

6

共産 


6

ネット・生活クラブ

2

緑の党

1

れいわ

1

自治市民

1

都革新

1

無所属

11

『前進』記事を引用する。(一部略)赤字は特に気になること。
末尾に簡単な【ブログ注】を付した。

革共同第29
回全国委員会総会を開催 反帝・反スターリン主義の闘い貫き 中国侵略戦争・世界戦争絶対阻止を - 週刊『前進』 (zenshin.org)

発行日: 2022912 3260 主張/理論

週刊『前進』04頁(32600201)(2022/09/12

 革共同は8月、第29回全国委員会総会を開催した。29全総は、2月の第8回全国大会で選出された全国委員が結集し、全国委員会=党中央委員会と地区・細胞という革共同の党としての基本骨格を、さらにしっかりと打ち固めていく出発点となった。(略)総会での革共同議長・清水丈夫同志、中央労働者組織委員会議長・松丘静司同志の発言の要旨を3面に掲載する。

⑴戦争情勢と29全総の任務

 (略) 帝国主義の危機と中国侵略戦争―世界戦争情勢はいよいよ本格的に激化している。ウクライナ戦争は、アメリカ帝国主義を先頭とする帝国主義各国の軍事支援のもと、ウクライナ全土を戦場化し、人民をとてつもない惨禍にたたき込みながら、世界戦争・核戦争の火種をますます大きくしている。()いまウクライナの、そしてロシアの労働者階級人民が真に求めていることは、この恐るべき殺戮(さつりく)と破壊の戦争の即時停止である。「今すぐ戦争をやめろ!」----これこそがウクライナ人民の叫びだ。
 米帝をはじめとする帝国主義の兵器や資金に全面的に依拠して戦争を長期化・泥沼化させ、ウクライナ人民を地獄の戦場に投げ込み続けること、生活と生産の場を破壊しつくすこと、原発をも戦場としてウクライナばかりかヨーロッパ全土・全世界をも破滅させるような戦争を続けることは、断じて「ウクライナ解放」ではない。

(略)

 

⑵8回大会の路線と方針を原則的に貫き闘った半年間

(略)
革共同第29回全国委員会総会を開催 反帝・反スターリン主義の闘い貫き 中国侵略戦争・世界戦争絶対阻止を - 週刊『前進』 (zenshin.org)
(清水丈夫選集第4巻序文。(略)
 

⑶戦争の階級的本質を暴き米日帝の中国侵略戦争阻め

 帝国主義の末期的危機と矛盾の爆発としての中国侵略戦争の暴露と、中国侵略戦争阻止闘争論の党的・全階級的確立は、われわれの喫緊の課題である。夏季アピール(本紙3255号)第2章で提起した「米帝の対中対決と全帝国主義を動員した中国侵略戦争(中国スターリン主義を帝国主義的に包囲し体制的につぶす戦争)が現代世界の矛盾の爆発、すなわち『新自由主義の大崩壊と戦後世界体制の最後的崩壊』の中心軸に座っている」「ロシア―ウクライナ問題も大きくその中にあるということを明確にすることが労働者階級にとって、決定的に大きな意味をもっている」という確認を、しっかりと全党的討議と実践の土台に据えきることが重要だ。(略)
 だがわれわれは、反帝・反スターリン主義世界革命を完遂する階級的立場から、ウクライナ戦争の本質を「プーチンの戦争」ではなく何よりも「米帝の戦争」として暴露し明確にしてきた。(略)

(レーニン全集第21巻「ヨーロッパ戦争における革命的社会民主主義派の任務」)(略)
 (同「戦争とロシア社会民主党」)
 ここに書かれてあることは何一つ古くない。現代でも基本的に百パーセントあてはまるし、現在の戦争の本質を「容赦なく」暴露し、宣伝・扇動する基準となる。(略)
 中国スターリン主義をたたきつぶす戦争に踏み出したのだ。この中国侵略戦争―世界戦争の中にウクライナ戦争も組み込み、中ロの連合を粉砕しようとしている。そして対中国、対ロシアの戦争・世界戦争に他帝国主義を動員することで、独仏帝や日帝に対する争闘戦を貫徹しているのである。

 

「旧スタ」「残存スタ」

() ここで「残存スターリン主義・中国、旧スターリン主義・ロシアはすでに資本主義化、帝国主義化しているのではないか」というとらえ方について、一言述べておきたい。このとらえ方の根本的な問題性は、それがスターリン主義の問題を「過去の問題」にしてしまっていることにある。旧スターリン主義・ロシアについて言えば、ソ連崩壊から30年以上が過ぎているが、スターリン主義体制下で蓄積された巨大な矛盾(依然として大きな国有経済・国営企業の停滞、それにまとわりつく旧スターリン主義官僚の腐敗と経済の私物化、さらに民族問題など)は、何も解決していない。()だが、このプーチン体制は、スターリン主義とその崩壊が生みだした経済的・社会的危機と矛盾を根本的に解決することは決してできない。資本主義を否定し打倒したロシア革命の反動的疎外物として成立したスターリン主義を根本的にのりこえる道は、歴史をロシア革命以前に「逆転」させること、資本主義(それは「死滅しつつある資本主義」「プロレタリア革命の前夜」としての帝国主義なのだ)に「戻る」ことではなく、反スターリン主義の第二革命・世界革命の貫徹によって歴史を真に「前進させる」こと以外にない。
 世界史は「ロシア革命以前」には戻らない。(
)

国際的団結の拡大を

 中国侵略戦争においては()

 台湾の労働者人民に対しても、いま現にウクライナで起きている事態と同じように、米帝や日帝の軍事的支援や参戦によって台湾の人民が中国スターリン主義から「守られ」「解放される」ことなど絶対にありえないことをはっきりと訴える。()

⑷9・23闘争の決定的意義 ()
⑸EL5派と組織的に決別
日和見主義と非妥協で闘う

【ブログ注】EL5=ELとは東北地方委員会のこと。詳細はこの文末の【ブログ注】を参照

 8回大会は、27全総決定を引き継ぎ、革命情勢を否定し階級的労働運動路線を拒絶したEL5派を「7回大会的空論主義の裏返し」としての「右翼日和見主義」と規定し、その本質を明らかにした。そして27全総決定を拒否し、東北地方委員会において反革命的組織指導を継続する井上に対して除名を決議した。だが井上らEL5派は8回大会の決定も全国委員と政治局の選出も認めないと公言し、まさに「メンシェビキ以下の解党主義・小ブル自由主義の惨状をさらしている」(夏季アピール)。レーニン・ボリシェビキは、()メンシェビキの解党主義について1908年12月協議会で、「ロシア社会民主労働党の現存の組織を解消して、是が非でも、すなわち党の綱領、戦術、伝統をはっきり放棄するという代償をはらってさえも、それを合法性の枠内での無定形の結合体ととりかえようとする、一部の党内インテリゲンツィアの試み」と規定した(レーニン全集第17巻、12年プラハ協議会で再確認)が、これはそのままEL5派にあてはまる。
 大会決定を拒絶する党員・組織が、革共同の構成員・構成組織として認められないのは当然である。EL5派は革共同から逃亡し、脱落していることを全国委員会として確認する。福島で3・11闘争の先頭に立った○人の革命的同志がEL5派と決別し、新たな福島県委員会を結成した。全国委員会は、新生福島県委員会を福島における革共同の唯一の構成組織として確認する。
 革命情勢の否定と階級的労働運動路線の拒絶を出発点とするEL5派の情勢分析は、レーニン帝国主義論の解体であり、「ロシア・プーチンによる侵略戦争」論であり、帝国主義の矛盾の爆発としての中国侵略戦争・世界戦争の否定である。「没落した米帝に中国侵略戦争、世界戦争なんかできっこない」という小ブルジョア的願望を「理論化」し、信念にまで高めているEL5派には、帝国主義打倒・世界プロレタリア革命を貫徹する、自国帝国主義を打倒する実践的立場がないのである。
 EL5派は、()

 全国委員会は、福島に続き早急に宮城県委員会を再建する闘いに着手する。今もEL5派のもとにとどまっている全「党員」に対して、あらためて8回大会の諸決定に従う意思があるか否かを問い、その意思があることを表明した者のみを党員として承認する。
 革命情勢を前にした革共同の2627全総―8回大会的飛躍から脱落・逃亡したEL5派と、3全総路線の実践から逃亡した黒田・カクマルの本質は同じである。(略)

⑹プロレタリア独裁権力をめざす革命党建設の推進を

 世界戦争の開始=革命情勢で、レーニンが提起した革命党の三つの義務、()

 加えて次の組織建設上の諸課題を確認したい。
 ①中央労働者組織委員会建設について。

 ②全国単一党建設に向けた中央指導の強化について。レーニン主義的中央集権の党建設のさらなる前進に向けて、()

 ③女性解放組織委員会(FOB)建設、各地区での女性解放闘争の前進について。新自由主義大崩壊と戦争情勢で女性プロレタリア大衆への極限的矛盾が集中し、自己解放を求める根源的決起が開始され、資本・国家による女性の反動的組織化や戦争動員攻撃も激化している。女性解放=全労働者階級人民のプロレタリア革命への組織化へFOBの任務はますます決定的である。革共同の革命的女性解放闘争の原点の再確立、さらに党中央指導部への女性同志の一層の組織化が絶対に必要である。
 ④戦時下の反弾圧闘争、とりわけ星野闘争と一体の大坂裁判の決定的意義を確認し、1025初公判からの連続的公判闘争に総決起する。
 地区党建設、学生運動の発展、宣伝・扇動の飛躍、国際連帯闘争、党本部の強化、反弾圧闘争、非合法組織のための闘いを保障する財政闘争の推進をかちとる。以上。

------------------------------------------------------------
EL5 2020年1月、東北地方委員会所属の全国委員(当時)5人の連名で出された階級的労働運動路線に反対する文書のこと。21年2月の27全総でその誤りが確認され、撤回すべきことが決定された。

【以上『前進』記事から転載】……… ……… ………

【ブログ注】EL5 文中のELとは「革共同の東北地方委員会」。「5」は「宮城県、福島県、青森県、新潟県、秋田県」などの各県委員会のこと。東北地方委員会を構成する全て。北海道・岩手・山形は単独では不存在。新潟は一般には北陸だが、事情により…
  
併せて「EL5」とは、上記文書を提出したメンバー5人を指す。(左記は訂正部分)

元宮城県委員長のY氏」は「政治局員」に格上げされて「江戸川派」?(2019年末付けで本社へ移動)

その5日後付に下記
東北地方委員会の決議
2 02 015

 : 『狂おしく悩ましく』 (livedoor.blog)参照


旧スタ論では 

当ブログの

8 反スタの終わり 
に少し関係記事がある。藤沢明彦氏の空気感??



ひとまずは中央派の『前進』の見出しを紹介する。
週刊『前進』
04頁(32420201)(2022/05/02


  2022年5月 2日 第3242号 主張/理論. …
革共同の春季アピール
第3次世界大戦・核戦争危機を 反帝反スタ世界革命に転化しよう
日米会談・クアッド粉砕5・22大闘争へ

目次        1

はじめに       2.. 2

Ⅰ―総転向・総翼賛情勢突き破り革命への道を示した8回大会      3.. 3

   ロシア革命以来の挑戦にうって出る決意うち固める              3.. 3

 ⑵大会決定を直ちに実践し深化させた3〜4月の闘い 5.. 5

Ⅱ―米日帝の中国侵略戦争阻止へ日本労働者階級の一大決起を 7.. 7

   ウクライナ戦争の本質は米帝主導の「米帝の戦争」だ          8.. 8

   国際反戦闘争と自国政府打倒の闘いで戦争とめよう          10. 10

   中東欧の勢力圏化めぐる争闘戦とNATO東方拡大     13.. 13

   コロナ×大恐慌×戦争が生み出す全世界的革命情勢        15.. 15

Ⅲ―バイデン来日粉砕・岸田打倒、全国から首都東京に総結集を 17.. 17

革命に勝利する党の建設をなしとげよう                            20

【ブログ注】ページ数はA5
の場合(400字詰め原稿用紙で2枚半)。∴総量は約50枚


続いて関西派の『未来』を紹介する……… ……… ………
プーチンを擁護する『前進』
未来第343号目次(2022年6月2日発行)


     レーニン『帝国主義』序文を否定(上)
     岸本耕志 

                       プーチンの侵略戦争を許すな

                       ブチャの虐殺を「戦争プロパガンダ」という『前進』

                       プーチンの21年7月論文「歴史的一体性」に触れず

                       レーニン『帝国主義論』序文の民族抑圧を無視

未来第344号目次(2022年6月16日発行)
プーチンを擁護する『前進』(下)

              民族問題を捨象し、島崎光晴『帝国主義論』も裏切る

                      白井朗『20世紀の民族と革命』の抹殺

(つづく)

目次をあえて公開したのはひとまずその構成を知ってもらうためだ。
 長くなってしまったので、お茶でも用意しながらお読みください。
  🍰 ☕ 
 ……… ……… ……… ……… ……… ………
まず3部に分かれる。
第1部は、45年集会での発言を採録したもので、いわば「オリジナル部分」。全体の半分弱がこれに当たる。
第2部と第3部は、すでに公開されたもの。元々は中核派の『前進』や季刊誌『共産主義者』や知識人:弁護団などの『破防法研究』で文字として公開されているものだ。

発行主体は誰か?
「江村編集」とあるが、集会を呼びかけた向井さんや「実行委員会」などが冠されてもいない。

 そうした事実を踏まえ「編集者の目指す方向性」についてあえて言っておきたいこともある。
 まず第1部。
 ざっと見て、編集者が強調したい発言は3つ。

 ①先ずは呼びかけ人の向井さんの発言(「3全総」)。
 本多さんの神髄=革共同の神髄は「地区党建設・労働運動」という発言は、実は70年前後の学生運動出身者にとってはいわば「寝耳に水」と言ったら言い過ぎか?
 ただ、発言の中身は向井さん自身の体験談や本多さんの思い出などが満ちていて、「違和感」は少ない。それに90年代以降に労対や労働運動に踏み込んだ人々には「ついに言ってくれた」という人もいるかもしれない。労働現場で活動する人には「何を今さら」かもしれない。
 さらに最近の中央派も「歯に衣」を着せながらではあるが、同様な領域に踏み込んで久しい。いわば「三全総に帰れ」。向井さんが意図してかしないでか、故岸・水谷氏らの『敗北』本ーー武装闘争=ロケット弾路線の継続論を批判している。ただ、こうした向井さんの発言はすでに集会実行委員会のブログで公開されていて今でも読める。hondanobuyoshi1975

 ②
次いで水谷(槙)けい子さんの特別報告「本多さん虐殺の真相」だ。
 槙さんは横国大出身の旧姓で、中核派の女性解放委員会の責任者も務めた人。水谷保孝氏の連れ合いでもある。
 革マル派が「本多書記長が交通事故にあい瀕死の重傷」という偽電話に始まり、ご家族をはめ込んだ大掛かりな謀略=演出によって本多さんのアジトを突き止めて凶行に及んだ全体像が語られた。

 政治局が押し隠し続けた襲撃の実像が初めて公開された。ただ実際には秘密は漏れるもの。今回の報告で実際に私が知ったのは、「横浜の病院の革マル医師」が一つの病室を抑えて家族と「包帯だらけの本人」の面会場所とした、ということだけだ。

 ③
水谷保孝氏の「本多暴力論」継承発言。タイトルの立て方も分量も向井さんの発言に匹敵する。
 02年の白井朗さんへのテロと沈黙への「自己批判」もある。私や牛〇さんがヤジを飛ばしたのは、この自己批判に対してだった。
 自己批判の要旨は、「仮に白井が間違っていたとしても、本多暴力論の正しい適用ではなかった」。この「上から目線」の「自己批判」にはあきれる他ない。
  そもそも「自己批判」は誰に対してなのか?まずは「被害者」に赦しを得て…自分のブログ『試練』でまともに書いて、それから公開の場で要旨を語る、のはず。
白土 当ブログでは90年前後の白井氏の民族問題の出版提案とその後のいくつかについて書いている。私としては「血債の思想」やスターリン主義批判のスタンスがここでついに理論的にもコペ転したと振り返る。(実践的には70年代~80年代に「棚上げ」=放棄されていた)
【補足 以下】         
水谷氏らが失脚した06年の「関西での党の革命」をメインに据えると、白井さんへのテロと隠蔽の構図は、その序奏とも言える。水谷氏が本気で自己批判するなら、その辺も含んで欲しいね。【以上 補足】          
 その辺も併せて、機会を改めて論じていきたいね。
 水谷氏の発言には革マルの反革命的言辞集みたいなものが付いていて、結果として向井さんの分量に匹敵する。これも何のためのものか?

 ④他の元中核派諸氏の発言などはそれぞれの今の立ち位置や思いを語っていて、それはそれとして貴重だともいえる。
 斎藤政明さんは奥浩平がいた─私的覚書 (RED ARCHIVES 03) | 齊藤 政明 |本 ...の著者
 高田武さんは「地下潜行/高田裕子のバラード (レッド・アーカイヴズ 04) | の著者
 伊藤隆〇さんの発言は当ブログにアップ済だ。伊藤さんの発言 : 『狂おしく悩ましく』
 原田誠之さんの「」も実行委員会でアップ済み。
   関連して私の芝工大事件=滝沢紀昭さんの死の経緯についての集会での「5文字の削除要請」発言は当ブログでアップした。

   白土 ただし、こういう形で出版するなら、実はまだ問題が残っている。当時の中核派メンバーも事件の被告人だったという事実も含めて明らかにする必要がある…

 「共産党による告訴事件での指名手配中…」についても、「反戦連合ほか」の人たちも手配されていて、実際に起訴されたのは実はそちらの人々だった。「闘う中核派VS 闘わない離脱グループが」…という構図からくる表現自体がが問題だ。
 あえていえばこの辺も削除の対象。この問題も、「内ゲバ」の問題を正面から振り返る時、避けて通れない。
梅 「非業の死者」は革マル・共産党そして連合赤軍関連を含まない。もちろん反日武装戦線は含むけど。救援連絡センターのそれとも区別される「一定の政治判断」があることは知っていた方がいい。
 以上のことは、場所を改めて続編にしよう。
白土 うん。色んな事件やいろんな角度から、時間をたっぷりとって話し合いたいね。
 
紅  在日の李さんは「7.7自己批判」について在日としての違和感をはっきり強く語った。(華靑闘=在日華僑と在日の立場の違い)
 各氏の発言は、あれから時と経験を経て、「今」の思いが満ちている。さしあたり「てんでんこ」で「不協和音」だ。先の3発言や水谷発言に集約できるものではない。むしろそこに今後に残したいものがあるとも言える。
 改めて発言集だけならたぶん全体の4割弱か。それだけにしておけば無難なものになったともいえそうだ。

第2部・第3部は、当時の本多中核派の地平を語っている。革マル派の蛮行の意味もよく分かる。歴史的文書ではある。
 しかし、この2・3部には何か根本的な怒りをもつ。
 ㋑それぞれの発言は、いわば「中核派との蜜月期の言葉」だという事実だ。
 その後の経緯の中で、ほとんどの人が中核派との関係を断つ、または断たれる。
 ㋺多くは故人になっているが、いま改めて公表するとしたら、掲載を拒否するか、最低一定の補足説         明をしたいはずだ。
 ㋩今の時代は、「著作権」、死後であれば遺族のそれが大事にされている。編集者としては常識と言      っていい。
   特に白井朗さんによる追悼文の転載にはびっくりした。白井さんの清水氏や本多さんへの「不忠」をテロの理由にした人が大々的に引用するとなんて…
 たぶん、発言集だけでは「売れない」ことからの「やらせ」というところか?
 『前進』は昔から「人権に無関心」と言われて来たが…
水谷氏の白井さんへのテロの「自己批判」は、この出版計画から逆算したものと考えると、いかにもガテンがいくね。

湯本発言の削除など
 ところで、ここには「湯本=白土発言」が無い。そのいきさつは?
白土 うん。「載せる」とも「載せない」とも連絡もなかったね。集会最後の江村氏の出版発言にも正直言って「絵空事」以上の感想もなかったけど。
垣沼さんも同じで無断で排除された。
 遙かなる一九七〇年代-京都 学生運動解体期の物語の記憶の著者。松岡 利康 他1名
 槙さんの第2発言も削除された。発言自体が闇の中になった。いわば「爆弾発言=元中核派の女性としての自己告発」でも。これを削除できるのは水谷氏以外にない。

水谷監修
 いろんな経緯からしてもそもそもこの企画は、水谷氏の「本多正統派宣言」みたいなもの。
 その意図はボロボロの結果だけれど、その思いだけが溢れ出している。
 「水谷監修」本と定義するのが正しい。
 改めて、第1部だけなら、意味あるものなのだろうけど。
 まっ、この記事が公表されるのが遅れた分だけ、本書の売り上げに寄与した、といえるのかもね。

【ブログ注】
技術的な問題がひとまずは解決しました。この欄で目次を公表します。


……… ……… ……… ……… ……… ………
タイトルの本が出版された。
肯定・否定に評価は大きく分かれそうだ。
まずは中立的に内容紹介から。
最初に目次から (目次の部分をクリックしてご覧ください⇒ダメかな?)
スマホの人はデスクトップ形式で開くと見やすくなるようです。上の👁️を押すと…

編集のつごうで続きは別の記事にします。
今後は「江村追悼本」や「江村⇒水谷『追悼本』」あるいは単に「追悼本」や「江村本」とします。
江村①B5
















えむらほんだし



江村本③

未来第308号 (kakukyodo.jp)

連載「命をみつめて見えてきたもの」を終えるご挨拶 有野まるこ

 読者の皆さま。ガンの悪化によって「障害者」となり、「死」とも向き合うことになり、7年間のガン療養で見えてきたものを書かせてもらってきました。命をみつめ、過去をふり返り、残された人生を如何に生き切るか? を考えることは、関わってきた組織や活動、理論や思想の総括と反省を深める営みとも重なりました。 
 昨年12月、組織員が引き起こした性差別・「障害者」差別暴力事件が、直後、被害女性の勇気ある怒りの告発・糾弾により明るみにでました。私たちの組織と思想は根底的反省をつきつけられたのです。しかし私たちは、一人一人が人間としての根源的怒りをもって、真剣に被害女性とお連れあい、および「事件」全体と向き合い、直ちに糾弾の闘いに立ちあがることができませんでした。#MeToo運動が世界のうねりとなり、性差別・性暴力廃絶が人類史的テーマであることが鋭く提示されてきた中で…。今も怒り、申し訳なさ、恥ずかしさと無念でいっぱいです。このことが最後の、大きな契機となり、私は革命的共産主義者同盟、その後の再建協議会の破産を確認せざるをえず、別の道を歩む選択に至りました。
 こうした経緯から、前記同組織の機関紙として発行される『未来』への連載の掲載は終えます。「未来編集委員会」発行の『未来』には引き続き連載を続けます。機会があればお読み下さい。1年間おつき合い頂いたことに感謝します。ありがとうございました。
 【ブログ注】
「未来編集委員会」発行の『未来』。T氏らが発行する予定の?別の機関紙のこと。

   
 

4面

人民主体の共産主義運動を

革共同首都圏委員会からの訴え

 11月の総会呼びかけ文にもありますように、世界、そして、国内の情勢は、私たち共産主義者と自覚する者にとって、一時の猶予も与えていません。人民が苦しみ、必死でたたかっているのです。人民に対して向き合い、責任を持った運動が必要なことは、論をまたないでしょう。
 私たちは2019年末、男性同志の中から「精神障害者」でもある女性に対する性暴力を生み出してしまいました。被害者への謝罪とともに、被害者の精神的ショックに向き合い、彼女との信頼関係を作り出すためには、数年、あるいは、それ以上の年月を必要とするかもしれません。加害者が私たちとの討論を拒まない限り、私たちは何年かけようとも、彼の自己変革を勝ち取るための努力をおこなわなければなりません。この加害者との討論が、私たち自身の人間観を問い直させ、私たち自身の自己変革ともなるでしょう。そしてこの過程は、同時に、これまでも党の中で起こり続けてきた性暴力と、それに党がどのように対応してきたのかを総括しなければならない過程です。この問題の解決のためにも、継続して責任を持つ体制が必要であることもまた、論をまたないところでしょう。

 にもかかわらず、なんらの責任体制も作ることなく辞任を推し進めた旧関西地方委員会執行部の人々は、今回の性暴力事件から逃亡したということです。また、なんらの運動の方向性をも示さない彼らの態度は、世界の人民の苦闘にも背を向けるものです。

責任を放棄した旧革共同関西地方委

 私たち首都圏委員会は、7月の臨時総会に対して、中止を要請し、当日にも質問状を提出し、彼らの姿勢を問いただしました。彼らは、私たちの問いかけを、ことごとく無視する態度に終始しました。
 この過程で私たちが提出した文章の中で、T前議長をはじめとする人々に対して、背教者という言葉を使いました。それは、性暴力について、金銭解決を進めたり、裁判という国家の司法官僚に判断をゆだねようとする志向があったことを知るに及んでのことでした。
 T前議長の7月末の辞任の言葉の中で、彼は革共同の一切を否定し、「革命は纂奪される」との文章では革命そのものを否定しました。この文章の中で彼は、「本多の暴力論は、人間がその長い歴史のなかで形成してきたさまざまな価値観や倫理観が共同体に果たしている役割をさしおいて、暴力こそが共同体形成の重要な契機であると断定するところにその特徴がある」と記しています。
 人民は、自らと仲間のいのちと生活、そして、人民にとっての倫理観を追求するがゆえに、階級社会を暴力的に変革しなければなりません。これは、『共産党宣言』にも明記された提起です。
では、彼の倫理観とは、いかなるものなのでしょうか。

● 革共同、そして革共同再建協議会を支持した人々の金を使って、専従として活動してきたことについて、一言の総括もしない。
● 今回の性暴力を起こした加害者について、デマや憶測を加えた文章をばらまき、党員の処罰感情を操ろうとしたこと。
● 自らの脱落のために、性暴力事件を利用したこと。
● 上述したことをおこなっておきながら、『未来』編集や財政を握り続けてきたこと。
 近代倫理の基本として言われるのは、人間を手段として用いてはならず、目的としなければならない、というカントの提起です。彼のおこなったことは、人民をただただ手段として用いているだけのことではないですか。

 

「精神障害」をもつ女性への性暴力

 「障害者」である女性は、性暴力の被害者となる危険性が高いことが指摘されてきましたし、事実だと思います。この現実については、「障害者」である男性も、しっかりと受け止めなければならないことです。
 性暴力被害の当事者は、あくまでも被害を受けた女性です。家族ではありません。当たり前のことを言っているように思われるかもしれませんが、「障害者」である女性は、この当然のことが無視されがちになるのです。
 ですから私たちは、被害者女性に向き合い続けなければなりません。私たちの少ない経験からしても、性暴力を受けた女性との信頼関係を作り、その人の精神的な回復のためには、少なくとも数年以上のかかわりを必要とすると思います。これをやりぬかなければならないのです。

人民を主体とした共産主義運動を

 共産主義とは、人民にとって、実質的な自由と平等を作り出す思想、運動として生み出されてきたはずです。今は、その対極として語られてしまっていますが。
能力に応じて働き、必要に応じて受け取る社会とは、人々がお互いに向き合い、何を必要としているのかを共有する社会でしょう。
 こうした社会・世界を目指している人々が共産主義者であり、また人々からそのように受け止められなければ共産主義者としては失格である、と自ら考えなければなりません。


  ロシア革命において、ボリシェビキは、工場委員会を解体し、労働者自主管理を否定してしまいました。これがスターリン主義を生み出していく大きな契機となります。スターリンと対立して、独自に国家建設を行ったユーゴスラビアは、労働者自主管理を実質的に作り出しました。しかし、民族間の加害・被害の歴史を不問に付して社会を作り上げてきた結果、経済の低迷と帝国主義の側からの干渉も受けて、内戦となって崩壊しました。 こうした人類史が刻んだ歴史、そして、革共同から再建協に至るまでの主体的在り方を総括し、人民を主体とした共産主義運動を作り上げていきましょう。これは待ったなしです。プロジェクトを作り、年限を切って報告書を作成し、様々な人民の意見をも聞きながら、創造していきましょう。

 

#Me Too運動に学ぼう
党内性暴力事件 真の謝罪のために ①

石川由子

 私たちが1970年に、華僑青年闘争委員会の糾弾を受けてから50年が過ぎた。たたかうアジア人民と連帯できてきたのか。我々は血債を本当に償うことができたのか。その道筋として築き上げた7・7自己批判の思想は今錆びついていないだろうか。もう一度検証されねばならない。

 いや7・7思想は錆びつき風化しそうな現実の中で、2019年末党内女性差別事件が起こった。深刻な女性差別、「障害者」差別事件だ。私は初めてこの話を聞いたとき、最も厳しい糾弾と自己批判を要求されるのは私たち女性解放戦線だと思った。その後の展開は違っていたが、今でもこの考えは変わっていない。
 女性解放戦線の一員として私は被害者Aさんに心から謝罪します。もうずいぶん長い間私たち女性解放戦線は開店休業状態でした。党内外の女性差別を正面から見据え、それと全力でたたかってはきませんでした。党内の男性たちを教育することを怠ってきました。
 加害者Xは許せるものではないが、私は「同じ女性としてただあなたと共に怒る」ことですませることができる立場ではありません。あなたの糾弾は私に向けられているのだと受け止めます。

女性解放闘争の再確立を

 これまで革共同では女性の政治課題が並べられることはあったが、男性の差別意識の切開、男性にとっての女性解放闘争課題、「女性への血債」が提起されることは皆無だった。男性による女性差別、とりわけ暴力に焦点をあててシリーズで書いていきたい。ここで分析を試みることで被害者への謝罪の内実としたい。
 男性による暴力を論述する際、暴力をふるう男性をモンスターにしてしまい、その内面を全く顧みない傾向があるように思う。彼らは普通の労働者であることを忘れてはならない。同じ階級の中にある差別への糾弾は、連帯の熱い呼びかけとして男性にこそ読んでもらいたい。

性暴力の告発がようやく始まった!
【以下略】この論文は連載中です。

……… ……… ………

共産主義運動年誌 第二十一号(2020年)  論考

革命は簒奪される-反帝・反スターリン主義とは何だったのか |

 椿邦彦(革命的共産主義者同盟再建協議会)
【ブログ注】離脱直前の投稿のようです。


資本主義の終わり論2  2021/01/01

·        革共同再建協が党員総会を開く  (fc2.com)

【ブログ注】
関西派(橋本派??)の個人の論考


関西派の分裂

2020年12月17日発行の『未来』で関西派の分裂が公開された。

分裂・離脱した関西地方委員会の元議長たちのその後の動向はつまびらかでないが、いまだ流動性の中にありそうだ。事態の進行で「橋本派」VS「元議長=T派」ということになるのか、あるいは単に「多数派」VS「Tグループ」になるのかは今後の事態によりそうだ。

 以下、関係記事を転載した。

  ①革共同再建協議会党員総会の開催と、新たな執行機関選出の報告

   ②革共同首都圏委員会からの訴え

  ③連載「命をみつめて見えてきたもの」を終えるご挨拶

  ④革命は簒奪される-反帝・反スターリン主義とは何だったのか | 椿邦彦

 今回は①総会の報告・諸決議だけにし、次回残りにします。

【以下転載】……… ……… ……… ……… ……… ………

未来第308号 (kakukyodo.jp)4面

 革命的共産主義者同盟再建協議会は、7月に総辞任した関西地方委員会の再建などを目的に、11月下旬に全国総会、関西地方委員会総会を開催した。総会では、基調報告、事実経過、革共同総括の3つの報告、首都圏委員会はじめいくつかの意見・討論を受け、4つの決議を採択した。最後に12人の関西地方委員(うち3人は女性)を選出。『未来』編集委員、『展望』編集委員などを承認した。ここに総会で確認されたいくつかの決議を掲載する。

 また『未来』紙に長期連載の有野まるこさんの連載終了のあいさつも併せて掲載する。


総会決議

 革命的共産主義者同盟再建協議会は、2020年11月下旬、東大阪地区細胞をはじめとした各機関、組織の決定と、個人の呼びかけで、全国総会および関西地方委員会総会を開催した。
1)
 本日われわれは、旧関西地方委員会議長の無責任な辞任=逃亡・党破壊を許さず、闘う再建協議会の再生に向け、新たな戦闘態勢を確立した。われわれは7月下旬におこなわれた、新たな執行体制なき地方委員会解散を断じて許すことはできない。
 前関西地方委員は、昨年末に発生した性暴力事件について、金銭解決を推進する腐敗に陥った。そして当該地区細胞の加害者の謝罪と反省を実現しようとする努力や、党の女性差別と向き合わない現実とのたたかいを、上から抑え込もうとしてきた。ついには革共同・再建協としてたたかってきた歴史を全否定し、その理論・運動・組織に悪罵を投げつけ、一切の責任を放棄して辞任した。

2)
 7月下旬以降、数カ月にわたって党としての執行体制が崩壊している中で、党員の必死のたたかいは続けられた。沖縄・反基地・反核・反原発、生活破壊とのたたかいに取り組んできた。「骨格提言」の完全実施を求める大フォーラム等をコロナ禍の中で新たな形で、全国の人々とともに実現した。
 11月1日の大阪市廃止住民投票をめぐっては、大阪市民の中に深く入り込み、奇跡的な勝利をもぎ取り、市民と感動的な喜びを共にすることができた。

3)
 危機にのたうつ帝国主義は、世界革命の未達成によって延命を続け、新自由主義という局面に入っている。その新自由主義は「格差と貧困」といわれるように人民の生活を破壊している。自然破壊や医療体制の削減は、新型ウイルスによるパンデミックを引き起こし、人民の命も奪っている。支配の危機の中で差別・排外主義がかつてなく煽られている。
 安倍を引き継いだ菅政権は、安倍以上に改憲の野望を表明している。むき出しの新自由主義と強権体制をあらわにしている。

4)
 われわれは、全世界で、帝国主義―新自由主義に対するたたかいに立ち上がる人民と連帯し、菅政権打倒に決起する。その中で細胞をはじめとする各級の組織を「討論し、決定し、行動する」生きた組織として作り上げていく。
 そのためにも革共同、再建協の総括、さらには共産主義運動の歴史的総括をおこない、人民主体の共産主義運動を作り出していく。

5)
 最後に女性差別事件の被害女性にあらためてお詫びするとともに、加害男性を追放して逃げ出すのではなく、党としての自己批判を深めていく。糾弾・自己批判の過程で加害男性と、党自身の自己変革を必ずや実現する。以上決議する。
     2020年11月下旬 革命的共産主義者同盟再建協議会党員総会

東大阪地区細胞の自己批判と新たな決意

 昨年12月30日、東大阪地区細胞所属のHが深刻な女性差別・「障害者」差別をひきおこしました。私たちは被害女性のAさんには申し訳ない気持で一杯であり、謝罪の言葉もみつかりません。このような差別事件を引き起こした原因は、私たちが女性解放闘争、「障害者」解放闘争において“死んだ”細胞だったことに起因すると考えています。したがってこの問題の本質的解決は、私たちが女性解放闘争、「障害者」解放闘争等において“死んだ”細胞から“生きた”細胞に飛躍すること、それに挑戦することだと考えるものです。
 私たちは事件発生直後の地区会議でHに対して事件発生日を起点として向こう1年間の党員権の停止、自己批判が貫徹しない場合はさらに延長する等の処分を決定し、ただちにHに対する事実確認・糾弾を開始し、Aさんへの謝罪とつぐない、そして二度とこのような差別事件をひきおこさないための闘いを開始しました。
 『未来』299号の「同盟員による性暴力事件について深くおわびします」という記事は推測に基づくものが多く含まれているだけでなく、今回の差別事件をH個人の責任にしており、Hを生みだした党の問題にはまったく触れていません。さらに党員の処分権限があたかも関西の「臨時総会」にあり、「無期限の資格剥奪処分」を決定したかのように記載されていますが、これは誤りです。党規約によれば当該細胞たる東大阪地区細胞が処分することになっています。私たちは1月段階で前記のような処分を決定し、この11カ月間、Hに対する糾弾と自己変革を求める闘いをおこなってきています。
 党の問題にメスを入れない同記事の姿勢は無責任であり、このような姿勢は党と階級、そして読者を裏切るものです。党はHの加入後も女性差別・「障害者」差別を含めて事実上何らの指導もしてこなかったのです。党は空洞化していたのです。こういう党だったからこそこのような差別事件が引き起こされたのです。まさしく革共同と13年間の私たち再建協議会の内実が問われているのです。
 革共同は7.7自己批判の立場に立って、これまで差別事件に対してそれを党の問題としてとらえ、どんなに不十分でも党の飛躍と発展のために闘うことを決意してきましたが、こういうあり方が解体し空洞化してきたのが現実なのです。この現実を直視することから闘いを始めるほかありません。Hのような差別思想にまみれた一人の人間すら変えることができなくてどうして多くの人たちに影響力をもつ、地域に根ざした党をつくれるでしょうか。だからこそ党籍剥奪、追放は間違っており、ゆえに党がこの闘いに全責任を負わなければならないのです。私たちはこのような決意で自分を変え、Hを変え、党を変え、Aさんに通じる謝罪を実現していくために総力をあげていく決意です。
     2020年11月下旬

前地方委員の解任

4号決議

 前臨時総会で採択された議長および地方委員の辞任の「承認」を取り消し、今総会の決定として「解任」とする。また、3月に地方委員会が発出した「強制わいせつ事件にかんする調査報告書」と、地方委員会に報告された「O聞き取り報告書」は事実に基づかないものであり、これらは取り消します。

  理 由
 地方委員会は全党員から選出された党の代表であり、責任を委託された執行機関であるのに、今回の性暴力事件に対し、党としての謝罪と党としての自己批判を貫徹することを放棄し辞任したことは、自らの責任と任務を放棄するものであり、絶対許されません。 しかも、今後の体制を作ろうという動議をも無視し、辞任「承認」の採決を強行したことは「もう自分たちには責任はない」という無責任な開き直りであり、許されません。 よって、今総会の決議として、前回の辞任の承認を取り消し、前議長および前地方委員を解任とします。 


党籍不存在の確認

5号決議

前議長の党籍喪失(もはや党員でないこと)を確認する。

 理由 これは処分ではなく、党としての認識の問題です。党としては「前議長は自ら離党した」と見なすということです。
 前総会で、前議長は「議長辞任のあいさつ」として「実践的な結論を述べます。私は革共同の理論、組織、運動と完全に決別することだと考えます。」と述べました。「完全に決別する」ということは、単に議長職の辞任だけではなく、党からの脱退をも宣言したということです。
 党に加盟するときは党の承認が要りますが、党からの脱退は各人の決断・決定です。前議長自身が「完全に決別する」と述べているのですから、私たちは前議長の離党を確認します。

【以上転載】

↑このページのトップヘ