だいぶ時がたってしまった。
メモ程度に書いておきたい。
4大政策のひとつに祭り上げた「星野再審」。
おおいに共鳴したいところだけれど、ここでは別だ。
秋山問題とは何なのだろう?
①事件そのもの
②その隠蔽
③その処分の中身
④その復活
⑤復活の全国的報告としての星野全国集会
今回は③の「処分の中身」だ。
よく分からないのは、それだけ巨額の資金を横領した秋山氏に対して、どんな処分が下されたのかということだ。
前進社建設資金かその返済資金か、それとも清水氏らのアジト建設資金だったのか?
いずれにせよ、それだけの巨額の持ち逃げに、「追っ手」はかけなかったのか?
当時の中核派、そしてその後角田氏・白井氏へのテロに及んだ清水氏と中核派だ。
秋山氏を襲い、拉致・監禁し、「邸宅」と土地の権利証を奪い、なおかつ不足分ほかをあらゆる手法でとりかえす。筵にくるんで海へということもないわけでもない。
さほど難しい話でも違和感のある話でもない。
そう。荒川・貸し金庫事件もある。
いったいどういう形で秋山氏と折り合いをつけたのか?
「権力の介入を恐れた」?
「軍のすべてを知り尽くした秋山氏を追い詰めることはできなかった」?
最もありうるシナリオはこれか?「窮鼠猫をかむ」‥清水氏への累が及ぶことを恐れたのか?
いや、秋山氏自身を清水氏が恐れたのか?秋山氏の持つ力はそれほど大きかったのか?
「沈黙」を条件に追及を放棄し、和解し、折り合いをつけたのか?
その疑問はそのまま、その復活劇④に及ぶ。
秋山氏の復活を(密かにかつ大々的に)打ち出したその意図は?⑤
星野再審運動を腐りきった汚物の塊にしてもなお、なぜ星野再審の場なのか?
そして誰が?このおぞましい演出は内外にどんな波紋を広げるのか?それへの対応は?
なぜゆえにこんな演出が行われたのか?誰が?
おいおいその答えも出てくることだろう。
ただ唯一いえることは、「中核派(中央派)の命運も尽きた」ということか?
あまりにいたたまれない事件が、中核派の内外で頻発する。
せめて、古参の・中堅の元同志たち。
どんな経緯をたどろうとも、それがどんな結果にいたるとも、「ならぬものはなりません」
苦渋の選択の時は来た。残された時間はもうない。人々の心は、あらゆる形で、中核派への幻滅と無関心に変わっている。
残されたのは、ぼろぼろとこぼれ出る中枢からの腐敗した臓物の山だ。
自らの手で自らを糺す。
もう無理だよ。「腹を切れ」
落ち行く先もまったくないわけでもないし、救いの手もまったくないわけでもない。
一度離れてみなければ見えないことも多いのだ。清水の舞台。「ここがロドスだ」
「戦犯ヒロヒトの首は日本人民の手で」。その心を失うことなかれ。
最後の矜持を示したい。示してほしい。