【4】「3・14とその後の日々」
関西の決起を転機として、中野・天田ラインの動きは早かった。清水天皇を天の岩戸に押し込めて「第3のクーデタ」に突入。清水氏が身の安全を引き換えに側近を売り渡す。これを受けて水谷・与田らを一掃する大運動・大粛清が始まる。(第2のクーデタは不発に終わった「カウンタークーデタ」?)
そう。その後の関西派の弾圧・追放などを見ると、「3・14=党の革命」論の空ぞらしさは印象的だ。
高木を処刑し、秋山を復活させ、鈴達を引き上げ…この意味は何か?
清水氏が、天田氏にがんじがらめに縛りあげられて、命乞いをしているように見える。
で、そういう「勅許」を乱発している?
清水復活の芽も無いわけではないが、それはそれでまた、大粛清を伴いそうだ。
長生き戦争に勝った家康の教訓かね?
ただ、清水氏の文章を読んでも、あまりに生気がない。「とっくに終わった人」じゃないか?
党を潰しても、主導権争いに勝つ。「チキンレース」の覚悟なしに、この世界には踏み込めそうにない。
天田・清水の党内権力にかけた執念は、あぜんとして、非難を超えて見惚れるほどのものではある。
***「いつ・どこで・だれが…」。
正確に全体像を描こうとすると、すぐに生き詰まる。
乞う協力。というか乞う発信。