2014年08月

旗旗さんのHPから。
故・戸村委員長の遺作の全文がある。
印刷してじっくり読むのが望ましい。

 第一回 帰郷(1)http://bund.jp/img/kaiko/novel/hyousi1.jpg

 一九四五年八月一五日――ついに日本の敗戦の日が来た。
 木川武治の郷里は芝山町菱田の辺田(へた)部落だった。武治がそこに帰ってきたのは、その年の一〇月二五日だった。

 一〇月といえば農村は農繁期のさなかで、猫の手も借りたいせわしさだった。農繁期の農家はどこを訪ねても空家同然で、留守番といえぱ猫か鶏くらいのものである。
 そんな辺田部落に、彼は何の前振れもなく漂然と帰ってきた。軍隊生活が長く、下士官の肩書まで持っていた彼は、敗戦軍人のうらぶれた姿を、郷里に曝したくはなかった。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
三里塚闘争の実像を記した古典的名著。
「帰郷」は戦場からの復員からはじまる。

レイバーネット日本
いわゆる「左系」の労働組合ほとんどすべてを網羅。
参加団体それぞれの投稿とHPが掲載される。
もちろん動労千葉や港合同も。全労協も。
 

クロ説と白説の両論併記で事件を検証。
証拠の出されない限り「推定無罪」論も。
 

中央派の内部資料を中心に一部関西派などの内部資料も。
水谷・岸氏らの二つの声明・表明もある。
 

社会批評社
 
②ちゃんねるでの議論
小西さん自身も実名で登場している。
 
れんだいこ氏の小西論
 小西氏が著書「新左翼運動その再生への道」で「共産党を含む左翼統一戦線の実現」を呼びかけている。 但し、中核派との縁を切り関係を断絶するとしている。 全文が清水丈夫だけの批判となっています。これは、90年から清水丈夫氏以下の革共同政治局全員は直ちに自己批判して  辞任せよ、と要求しています。ということで、清水丈夫氏は、即刻自己批判して  辞任すべきと言うことです。 中核派―新左翼の 「解体的再生」です。この解体的再生というのは、幾つかの意味を込めていっています。 『中核派vs反戦自衛官』 ―中核派議長・清水丈夫の徹底批判はこれをどう評するべきか。
 
革命21 コモンズ
これはすでに紹介済みですが。
11月労働者集会で、動労千葉などどともに共同行動をとっていますが、機関紙のコモンズでは同集会の記事はほとんど?ない。幾多ある共同行動の小さな一つの部分ということか?

当ブログ内の記事ですが。
 
 

 

各タイトルごとに小目次

8/123Pまで(14.7.13一部内容もコピペしてい

タイトルの番号を左クリックするとリンク先が表示される…はず。

 

 

[4490] 五つの戦争指導上の戦略的基準、八つの戦闘指導上の原則

Name: すえいどん
Date: 2013-02-04 12:53:35
73年10月の本多書記長の檄に応じ、皆一斉に地下に入ったということでしょうか。

>同盟政治局は、全党の幹部同志にたいし、つぎの五つの戦争指導上の戦略的基準、八つの戦闘指導上の原則を指示し、その厳格な実践を要求する。
一、戦争指導上の五つの戦略的基準
 (1)反革命カクマルにたいする階級的憎悪と革命的敵意をますますもえあがらせ、敵の完全な打倒の日まで、あらゆる困難、あらゆる犠牲をのりこえてたたかう。
 (2)当面する革命闘争の主要な環として二重対峙・対カクマル戦を位置づけ、その歴史的な勝利のために総力をあげてたたかう。戦争で政治の展望をひきだし、戦争で政治を総括する。
 (3)二重対峙・対カクマル戦の絶対戦争としての本質、持久戦としての歴史的性格、戦争の段階的な戦略にふまえ、革命的対峠の段階を戦取し、維持するために、すべての手段、すべての方法をつくしてたたかう。鉄壁防御を基礎とした革命的報復戦を徹底的に貫徹する。
 (4)戦争指導にかんする形式主義、動員主義を克服し、せん滅戦思想を中核とした戦争指導原則にたってたたかう。
 (5)二重対峙・対カクマル戦に全党・全人民をおもいきり総決起させるためにたたかう。幹部同志は、戦闘の計画・準備・指揮の先頭にたつ。
 
 二、戦闘指導についての八つの原則 (
略)
 

[4429] 非公然活動

Name: nez
Date: 2013-01-29 00:30:23
反原発テントで活躍した吉岡さんがなくなったのですが、
-->http://kakukyodo.jp/mirai12119.htm#51
吉岡氏といえば、かの
3.14
決起4人衆の一人だし、
-->http://www.geocities.jp/katura0043/acc001.htm
公安のいいがかり弾圧を受けて話題にもなった人です。
-->http://www.w-higa.com/?p=4615

経歴の中で
74
年から24年間の「非公然活動」なのですが、これは

(A)党派を隠し、一般市民の生活をしながら革命軍で出撃
(B)一切の社会生活を止めひたすらアジトで革命軍活動

のどちらなのでしょう?(A)ならともかくも、(B)
なら
24
年間は大変ですね。
 

4387] 中核派系前議員が「初詣」で神社参拝

 

[4644] 清水丈夫の犯罪

Name: すえいどん
Date: 2013-03-08 20:59:20
2ちゃんねるからの転載です。清水丈夫氏は、立派な人で、功績もあった人だと思います。しかし、このような形で「晩節」を問われるのは、不徳の致すところではないのかとも思いました。あるいは、屍に鞭打つ話なのかという躊躇もありますが、それはそれで「政治指導者」の甘受すべき運命ではないのかと・・・

1
:清水丈夫打倒共闘連絡会議(準):2012/02/21() 02:59:33.26
清水丈夫の犯罪
1.なんらの民主的投票も経ず、長年にわたって議長職を独占している罪
2.法外な党財政を、お手盛り的に個人生活に流用し続けている罪
3.自らの命惜しさにカクマルと気脈を通じ、三頭目の処刑を意図的に回避した罪
4.自身は安全地帯に置く一方、人生と生命を賭けて内戦に決起した、あるいはその過程で虐殺された多くの同志達を駒のように扱った罪
5.革命軍戦略について、なんらの総括も出さぬまま、ただただなきものとして非合法非公然体制を瓦解させた罪
6.中野、辻川ら経済主義者に、自らの非公然生活の維持と引換に党を売り渡した罪
7.党是としての血債の思想をかなぐり捨て、アジア人民を裏切った罪
8.差別主義への転落を居直り、部落大衆を裏切った罪
9.結果、「除名」を乱発して党を切り縮め、組織全体を清水自身の生活維持装置へと換骨奪胎した罪
10.総じてプロレタリア世界革命を裏切り、反革命へと転落した罪
 

[4275] 2012重大ニュース

-2012重大ニュース [青ヘルがんばれ] (2012-12-29 16:01:21)
   ││
  織田意見書、読みたいですね [すえいどん] (2013-01-04 12:16:43)
  ││
   Re:織田意見書、読みたいですね [青ヘルがんばれ] (2013-01-04 21:31:33)
  │├黒田寛一の場合 [無名氏] (2013-01-03 11:57:10)
    なぜ逝去が公表されないのか [すえいどん] (2013-01-14 17:29:13)
         木崎同志の85年三大蜂起戦の称揚 [すえいどん] (2013-03-05 13:50:50)
        (2013-03-19 17:25:30)
Name: 蒼翠
Date: 2013-03-19 17:25:30
 このころの横国大情勢については、竹田先生に解説してもうらうとよいかもしれません。私の理解では、78年の9.30集団戦闘で横国大キャンパスが血の海となって以降、ノンセクト、中国派、第四インターらからからなる大学祭実行委員会、サークル連合などの自治団体から、中核・革マル両派に対して学生間の意見の対立を暴力的に解決しないという確約が要求され、両派はこれを受け入れ、学内では平和共存的なオルグ合戦がくりひろげられてきました。
 85年の横国大における集団戦は、7年間続いた平和共存体制の武力清算とでもいうべものであり、革マル派との学園内平和共存・三里塚大衆運動で全学連基盤を形勢するという、旧松尾路線の修正・路線転換がこの年なされたという意味で画期的だったかもしれません。この後、武装闘争路線・熱田派(関西赤ヘル)への恫喝・セクト主義への回帰で中核派系学生運動の大衆基盤は喪失していきました。
 この85年転換が、松尾氏主導の路線転換(あるいは情勢の見誤り)によるものか、もっと政治局上部からの方針転換があったのか知りたいところです。鎌田氏は元々は松尾氏の直系だったのではないかと思います。
 

 

- 第13期党学校で 革共同50年の闘いに革命の現実性がある  [戦争放棄派] (2013-05-08 21:26:21)
  
北小路敏同志闘いの軌跡 [すえいどん] (2013-05-10 10:59:23)
 

-「マルクス主義国家論の革命的復権『資本論』と国家論 [すえいどん] (2013-03-28 12:23:31)
 
宇野経済学が諸悪の根源? [すえいどん] (2013-05-10 15:28:38)
 
Re:「マルクス主義国家論の革命的復権『資本論』と国家論 [戦争放棄派] (2013-05-10 20:36:32)
  
仲山良介『資本論』の研究はいかがですか [すえいどん] (2013-05-10 21:29:52)
             
清水自己批判に曰く [すえいどん] (2013-05-17 19:38:36)
           
Re:清水自己批判に曰く [NK] (2013-05-18 22:59:48)

-日本共産党とどこが違うのか [戦争放棄派] (2013-05-30 09:03:15)
 
Re:日本共産党とどこが違うのか [NK] (2013-05-30 22:34:51)
  
   
革共同50年史ではありませんが [とくめい] (2013-06-01 18:49:37)
 
   
-血債主義 VS労働運動主義 [すえいどん] (2011-08-03 18:20:12)
 
集配よりも機関手のほうが大事 [すえいどん] (2011-08-03 18:25:53)
 
│├革命軍の帰還

内容・目次みたいなスレッド・タイトル
123Pまで(14.7.13.
 
 
-血債主義 VS労働運動主義 [すえいどん] (2011-08-03 18:20:12)  
├集配よりも機関手のほうが大事 [すえいどん] (2011-08-03 18:25:53)   
└官執まして貯保など問題外。 [アッテンボロー] (2013-01-06 20:45:41)     ├二重対峙対Y戦先制的内戦戦略の総括 [すえいどん] (2012-07-02 
清水議長の自己批判的総括 [すえいどん] (2012-07-03 09:56:04)   └30年代国際階級闘争の敗北の総活の問題 [すえいどん] (2012-10-02 20:03:46)   │ └党内闘争は続いている? [すえいどん] (2013-03-06 14:46:40)   │  └高木さん(清水氏夫人)の表への浮上│   
│└中核派が武藤類子さんを批判している? [福島住民] (2013-03-19 10:26:30)   │   │ └Re:中核派が武藤類子さんを批判している? [徘徊者] (2013-03-20 17:45:40)   │   │  (2013-03-23 20:51:21)   │   │     └縁切りの話はこの延長線上に? [すえいどん] (2013-06-14 15:52:59)   │   └「高木(→清水)同志に提出 [すえいどん] (2013-03-12 10:55:09)   8
 
 
[96] 対革マル戦の総括... 9
[5196] 中核派・青木忠自伝... 10
[5164] 荒川スパイ事件... 11
[5270] 4175は最多記録更新か... 12
-内ゲバについての私見... 12
[5257] 全国水平同盟結成と全国連... 14
-沢山氏の中核批判 [nez] (2013-05-01 11:28:46)  
Re:沢山氏の中核批判 [すえいどん] (2013-05-01 15:15:50)   
│└杉進也とは [nez] (2013-05-07 23:19:00)   
├沢山打倒以降 [すえいどん] (2013-05-02 12:10:26)   
:沢山氏のスパイ事件についての感想 [すえいどん] (2013-08-29 15:41:13)    
└与田氏逝去 [すえいどん] (2013-08-29 16:00:51)  15
 
[6163] 高木徹除名余波... 15
[7222] 動労水戸が被ばく労働反対のストライキ... 15
[5203] Re:やがて紙くずとなる貨幣を... 15
[6521] Re:Re:けしばさん、新城さんは、都知事選で細川支持。    16
[6149] 川口大三郎事件関係者の集まり... 16
[3930] 東京都知事選... 17
[6928] 意外な組み合わせ:中核派とリチャード・コシミズ... 19
... 19

[5913] 中核派の参院選   20

「高木(→清水)同志に提出」... 20
14年の区議補選    22

●マル共の中核派内の論争隔離板
  全959件の内、新着の記事から100件ずつ表示します
  2012年 6月20日(水)で止まっているのが惜しいが、勉強にはなる。
 
 ▲産別課題では教労戦線しか投稿が無いが、大事な論点があがっている。
 ▲

スレッド一覧

  1. 産別課題1(教労戦線)(5)
  2. 屑箱(18)
  3. のび太君革命論(19)
  4. 革命論!(11)
  該当箇所をクリックしてダメなときは、Ctrl(コントロール)を抑えながらクリックすれば、ジャンプするかも。

 
 

 私なりに、時折、「元中核派」と歓談する機会がある。
 10・8以前の中核派の世代もいるが、80年代~90年代の人もいる。
 
「路線主義」の時代
 後者と話すときに気になるのは、話の節々に「路線的」があまりに頻繁に出てくることだ。
 古くは「綱領的に」とか、「戦略的に」という言葉がキーワードになったと思うのだけれど、随分と感覚の成り立ちが違う。(過渡的綱領もあったが)
 
 「85年世代」に代表される70年代半ば以降の人々にとって、「中核派とは何か」「闘うとは何か」があまりに歪んで一面的だったこと。その責任と問題性をひとまずおいて、どのように受け止められてきたのかを検証したいと思う。
 
「団子生活と単一化」
 とりあえず、「路線」という言葉の発祥と実像だ。
古くは「戦略的総路線」という言葉があったけれど、いまいう「路線」とは「基軸的路線」または「単一な路線」と理解するほうが適切だ。

 この時代学生運動は、首都圏では本社や神奈川支社などに寝泊まりして、軍団として法政や横国に武装登場する日々だった。団子生活の中で、空いた時間に一本釣りのオルグにも向かう。もちろん「諸大学」も一部いたし、カミングアウトしていない黒ヘル潜入メンバーもいた。
 
 「85年蜂起」は結果として、数年後には「現役のいない法大支部」に行き着いた。全国の大学から二部に転入学させてもなお形もつかない事態を生んだ。85年世代のその後が気になる。
 
 清水さんの秘蔵っ子の松尾、彼の下でどう部隊を引き回すかが、「路線主義」の発祥ではなかったかと改めて振り返る。「三里塚基軸路線」もある。
 
 「路線とは団子化主義と一対」。一人ひとりの問題意識やしがらみを断ち切った一本釣り、他人が準備した統一行動の場に登場して中核派の軍団的・マス的優位性を対立的に認知させる手法、総じて「革命党の絶対的正しさ」の前に、自他共にひれ伏す(同化=異化・拝跪の)儀式・念仏だったのかと思う。
 中核派が「地区党・労働者党」を掲げて緒に就いたその直後から「反スタ」の深化を投げ捨てて「99%スタ」のまま突っ走ったとすれば(?脇に置いて?)、その節々から、改めて「路線主義」の全体像を描きなおすことも必要だろう。
 
 ただそれは「結果論に過ぎない」という側面も否定はできない。
 「当時はそれで仕方なかった」面もあろう。
 対カクマル戦とそれに続く「革命軍戦略」の真っただ中だ。その節々の検討も必要だし、反戦や地方・地区ごとに趣も変わる。
 
 「革命軍戦略」のための三里塚基軸路線、という路線主義、というのが正しいのかもしれない。
 
「生活の場」での勝負
 ただ思うに、90年代の「労働運動論争」が集約され、やがて「動労千葉特化」路線というあまりに空疎な「核心的一致」論だ。
 その源流が「路線主義」や(人によれば)「求心力主義」にあるとすれば、「血債主義」にせよ「労働運動主義」にせよ、実のある議論にはならない。
 「流し込み・垂れ流し」は、基礎があり、十分に熟練した人々がいてこそ、一定の意味がある。
 
 「綱領って何を語ること?」とか「戦略って何」とか、革共同の創成の基礎だったはずの「反スタ」や「労働者党」を、今日的にもう一度繰り返し吟味しなおす思いなしに、空疎な「言葉遊び」は終わりそうにない。
 「この世界」について、もう何一つ捉えられなくなってしまった中核派、「とにかくみんな一緒に」だけなら、綱領も路線もなく、ただ党派性だけを支えにすることも流れとしては理解できるのだけれど。
 
 逆に、職場や地域・産別などの「生活の場」で、当たり前の問題を当たり前の課題として、生活感に満ちた会話や相談ができないままで、世の不正や不条理をあげつらったところで、人間観も社会観も豊かにはならない。
 
 「思想的・路線的一致」論とは、さまざまな問題意識を拒否する「団子化論」だというべきではないか?たとえ現実の中核派が焦点を失い、ばらばら化しているとしても…
 
「血債論の利用主義」
 最後に、「思想的一致」の「思想」とは何と何を指すのか?
「血債の思想」「血債の論理」を核心的一致点としいわば「唯一化」てきた70年代以降の中核派、(それは多分に「政治思想」とか「短絡的・非実践的」な言葉遊びに堕して矮小化されてきた「血債の利用主義・ご都合主義」としても)そこから血債を取ったら、何が残るのか?
 
 恐るべき「イニシエーション」から自らを解き放ち、「世俗の人間」としての(運動主体自身の)自己解放を現世に実現するためにも、この「思想的・路線的一致」論をある種最大の標的として、折に触れて考えてみたいとつくづく思う。
 
これは私のブログから

*今回、16年4月、「非公表」のカテゴリーから移しました。
 

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