2016年04月

 『争論』記事の主要部分を転載する。

【以下引用】

岸・水谷両氏の「あらかじめスパイ説」の虚構

1『救援』縮刷版による「新事実」

『流砂』に掲載された「Q氏の40年ぶりの新証言」と岸・水谷両氏による補足的「分析」による荒川氏の「あらかじめスパイ」論が崩壊した。

今回明らかにしたい事実は、「荒川氏の保釈は75年前半である」ことだ。

(『救援』縮刷版によると75年前半。75年6月説もあるが、議論としてはこれでも十分過ぎるのでとりあえず75年前半説とする。つまり1月~6月。詳細は後述)
…【中略】

2 両氏の「あらかじめスパイ」説
…【中略】

3 「荒川だけ保釈」云々はデマ
今回明らかになった事実は上記の②の虚構=デマの崩壊だ。
結論は以下のとおり。
 
荒川氏の保釈は、両氏説から3か月~半年以上あとの75年前半である。
 
このとき奥深山氏はすでに出所していたこと。また星野氏は未だ逮捕もされていなかったこと。
よって「同じく起訴され裁判闘争をたたかっている星野文昭さん、奥深山幸男さんと切り離して荒川だけ保釈となったこと」論はまったくの虚構であること。
 
【以下略】

詳細は以下から


書庫(カテゴリー)を一部名称変更し、一部の記事を移動します。
「荒川スパイ事件」関連が増えたため、統一したい。
「ごく最近の動向」を名称変更して、「荒川s問題など」にします。
あわせて関連する記事を移動します。(おいおいですが)

 とりあえず知人からのメールを転載します。

【以下引用】
 栃木の小学生殺害の判決のように、自白尊重の姿勢が中央は強すぎます。
 水谷さんは経験からする、推測が中心。
 そして、荒川さん本人の反論も、決定打に欠ける。

 いずれも、それなりに説得力はあるものの、確信させるだけの内容とはなっていない。

 いわゆる、物的証拠が一つもない。状況証拠だけです。それを、中央も荒川さんも出さないから、推定無罪としか言いようがないわけです。

 荒川さんがスパイだとしたら、それこそとんでもないことですが、それ以前に相当な範囲でガラス張り化されているわけだし、腐敗も進んでいるわけで、それらについて臭いものに蓋状態の方が、余程問題ではないかと私は思います。

以下は知人宛のメールからの抜粋です。(一部補足)


【以下引用】
  「資料蒐集」に「荒川自白文書」がアップされました。繰り返し読んだ結果は、「抜き書き」ソノモノの正体が不明という結論です。[カッコ]では「ほぼ原文」とか原文批判も交わり、「口述」のはずが「書いている」になったり。反中央のフラクの部分が異常に長かったり。
 異常に多い[カッコ]の注を除けば、文書としての体をなしていないのが最大の特徴でもあり、その点への説明はぜひ欲しい。

  分かったことは以下です。
 ① [カッコ]の筆者は原文を脇に書いているようでもあり。少なくとも読んでいる。
 ②[カッコ]は「抜き書き」の作成者か提供氏と「蒐集」の共作でありそうで、少なくとも意見の交換をしあう仲らしい。

 全体として、荒川パンフのいう互いに複数の(坂木氏らによる)〈捜査報告書〉(ワード化)と荒川氏の〈意見(書)〉(手書き)、をまぜこぜにしたものとも読めます⁉
 
 先ずは蒐集氏と文書の提供氏に、原文の構成と「抜き書き」の性格と構造を解説して欲しいところです。(できれば『抜き書き』作成者も)

 まずは「抜き書き」部分の原文集のそれぞれの日付またはタイトルが必要です。

 荒川パンフによれば、まず「反党活動」を追及されたということで、「日付」は大きな意味をもっています。

 流れの中では、荒川氏の手書きの「自白文書」または、自白の署名の有無は事の核心になりそうです。荒川氏の特徴ある字体は、多くの関係者にとって「すぐ分かる」そうです。
 たった1枚のコピーかスマホ写真でいいのです。

 【補足】蒐集氏の解説への初歩的質問の追加
1、「そのため、同文書の抜き書きが作成され、限定された範囲で共有されていた」とあるが、これは「準公文書」と言う意味か?それとも規律を犯して秘密裏に作成・共有されたものか?

2、「抜き書き作成者によるかなり詳しい各種の註」という説明は「〔〕内は、後から補ったもの」と同一のことと読んでいいのか?蒐集による追加はないのか、などなど。

3、とりあえず、「自白文書」を言い換えて「告白集」とでもいうことにしようか?

批判に耐え、それなりの説明や説得力をもつには、それなりの分量も必要でしょうが、他の機会か他の人に任せましょう。

それにしても「ほんとにしつこいな」

 今や、中央派への批判を措いて、「シロかクロか」の議論が「元白」の間で異常に焦点化してしまったようで。
 岸・水谷の両氏にとってこういう形での蒸し返しがどんな意味をもつのかが分からない。

指摘されたので紹介します。
私のブログが転載されているようです。

『試練』
『敗北』本の書評の特集にもなっているようです。

【共産趣味】マル共連2軍
2チャンネルですが「マル共連」の流れのひとつとして。比較的「荒らし」や妙な乱入も少ないようで。

それぞれのスタンスがあり、論評は避けます。

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