埼玉の友人からのメールを転載します。(2016年7月25日受信)
【以下引用】
辺野古の仲間磯君から送ってきました。高江はこんな状況です。広く拡散してください。
ひき逃げ機動隊をとっ捕まえろ!
機動隊指揮車両の暴挙について。
ひき逃げ機動隊をとっ捕まえろ!
機動隊指揮車両の暴挙について。
現場となった高江の県道は駐車禁止区域ではない。なので高江のN1ゲート付近で今まで駐車違反の取締りが行われたことはない。
それが今日の18時頃になって機動隊員がなんらの事前通告もなくいきなり、これから一カ月間この付近を駐車禁止にするとオモチャのような駐車禁止のカンバンを持ってきた。
我々がその法的根拠を示せと要求しても一切答えず、車両の移動を命じた。こんなバカげた規制はかつて聞いたこともない。当然、我々はその法的根拠を含む規制の根拠を問い質すが説明は一切なく、抗議を続ける我々を機動隊は排除しようとした。その抗議の最中、機動隊の指揮車両(トヨタランドクルーザー)が我々の仲間の男性をひくと言う事件が起きた。
> 男性は指揮車両が抗議の現場に向かうのを止めようと指揮車両の前に立ちはだかり、そして指揮車両に背を向け道路にあぐらをかいて座った。指揮車両の運転手はそれを知っている筈だし、周りには何人もの機動隊員がいたが、前方に安全確認をすることなく車を発進させ男性の背後から覆いかぶさるようにバンパーをぶつけ、男性は地面とバンパーに挟まれる形で強い前屈位を強いられた。
事態に気付いた反対派女性が指揮車両を停め、挟まれた男性を救出したが、自ら動ける状態ではなかった。その男性に対して機動隊員はなんと『そこをどきなさい』と暴言をはき、3人の機動隊員が乱暴に路肩に運んだ。男性は呼吸が苦しいことと背部の強い痛みを訴え救急車が呼ばれた。この間、機動隊の指揮車両の運転手は降りることもなく現場を去っていった。
人身事故では最も重要な怪我人の救出を警官本人が怠り、ひき逃げ同様に現場から去ってしまったのである。
> 男性は救急搬送され、現在、沖縄県立北部病院で検査中であるが、痛みの他に『このままひき殺されると思った』と強烈な恐怖を語っている。今後は怪我の治療とともにメンタルなケアも必要であると考えられる。
> 強い怒りとともに現在の高江、辺野古、沖縄を象徴する事件として糾弾しなければならない。
> オモチャのような駐車禁止の標識を守る機動隊
> この標識がひき逃げ事件の発端
> 結局、一台の車両も規制できず、現場の混乱と怪我人を出しただけで終わった
関連記事がネットにあったので…。
平和こそ我が命
(戦争)の否定
大畑豊です。
ご心配をお掛けし、お騒がせしてしまい申し訳ありません。
昨日22日高江から伊江島に戻ってきました.
病院の緊急外来で緊急の措置が必要な異常があるかと、骨の検査をして一泊して退院しました。特に異常は見つかりませんでしたが、整形外科の診察も必要なので、それは来週行うことになりました。
ごく簡単にご報告しますと、21日午後6時半ごろ、ランドクルーザーの警察車両(「指揮車」というらしいですが)の前に私が立ちその進行を止めていました。
現場指揮官も、指揮車は動くな、という指示を出していたこともあり、私も排除されることはありませんでした。時間も長引いてきたので、その場に座り込んでそのまま止めていましたが、何分か経つと、私の帽子に車体が当たったので、指揮車が後退するために動き出したのかと思ったのもつかの間、ジリジリと前進を始め、車を背にあぐらをかいて座っていた私を二つ折りにするようなかたちで、のし掛かってきました。
私は瞬間的に「押しつぶされる」「殺される」との恐怖を感じ何らかの声を上げたのは覚えてますが、精神的にパニクっていたと思いますので、その後の記憶は飛び飛びです(意識を失っていたわけではありません)。
この後のことは周りから聞いた話しですが、このときの警察の対応もひどく、運転手も降りて来ないし、もちろん被害者の救助もしようとしない。現場検証もしないまま、車も移動させてしまう。
こうした対応に緊急抗議行動が取られていると、救急車で搬送中に、同行してくれた仲間が教えてくれました。
(余談ですが、病院で待っているときに彼と話しをしていたら、なんと志木市館に以前住んでいて向井さんとも知り合いとのことがわかりました。現場では何度も顔を合わせていたのですが。)
なお、現場を見ていた女性が大きな声をあげたため、警察車両は止まったとのことで、もしこの女性が声をあげていてくれなかったらと思うとゾッとします。
幸いにも、大きな異常も現在は見つかってないので、養生をしながら通院と名護署の対応をしていきたいと思っています。
事故翌朝、退院後に名護署に行きましたが、名護署としてはまだ事故として認定したわけではない旨の発言をしていましたので、まだ先行きが不透明です。
重ねてではありますが、お心配をお掛けした皆さまにはお詫びとお礼を申し上げます。
報道でご存知とは思いますが(「本土」でどれほど報道されているかわかりませんが)、圧倒的な数と力にものをいわせた機動隊による激しい排除により、22日もけが人が続出したため、阻止行動は中止され、市民が設置していたゲート前のテントや車などは機動隊により、あるいは自主的に撤去されたのち、防衛局による金網が即座に設置され、これまた即座に工事のための伐採が始められてしまいました。
市民たちによって守られてきた森が目の前で伐採されていくのを見ることは、親の前で娘が乱暴を受けているのを見せられているようで誠に忍びなかったです。
今回、テントが撤去されてしまい、工事再開を許してしまいましたが、工事を中止させるための抵抗運動はこれからも続きます。
今後もぜひ高江、辺野古、そして伊江島、沖縄での軍事機能強化の動きへの異議申し立ての声を上げていただきますようお願い致します。
高江で警察にひき逃げされた方は非暴力・不服従体現者
杉浦公昭
22日に続いて、本日午後1時に、私は、【沖縄・高江発】警察が反対派市民をひき逃げ】についてお知らせいたしました。
その後、本日午後4時過ぎに友人の斉藤さんよりひき逃げされた本人大畑豊さんの事情説明が届きましたので転送させて頂きます。
その後、本日午後4時過ぎに友人の斉藤さんよりひき逃げされた本人大畑豊さんの事情説明が届きましたので転送させて頂きます。
大畑豊さんは、埼玉県の志木市から沖縄へいった方で、【第9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~2015/5/3放送 制作 読売テレビ】に出てくる
元海兵隊員アレン・ネルソンさんに憲法九条を紹介した人だそうです。
From: kiyomi_s
Sent: Tuesday, July 26, 2016 4:24 PM
Subject: [オール埼玉実行委ML:0931] 高江の男性は大畑豊さん NNNドキュメント でも
高江で警察車両にはねられた男性は
古くからの運動仲間の大畑豊さん(志木市→沖縄)です。
彼はガンジーの非暴力・不服従を身をもって体現し続けています。
私宛ではないのですが、彼のメールを貼り付けます。無事で何よりでした。
以下の「9条を抱きしめて~」の中にも登場します。この動画が素晴らしい! (斎藤)
9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~
2015/5/3放送 制作 読売テレビ
dailymotion(全編45分動画)
2016年7月23日
大畑豊です。
ご心配をお掛けし、お騒がせしてしまい申し訳ありません。
昨日22日高江から伊江島に戻ってきました.
病院の緊急外来で緊急の措置が必要な異常があるかと、骨の検査をして一泊して退院しました。特に異常は見つかりませんでしたが、整形外科の診察も必要なので、それは来週行うことになりました。
ごく簡単にご報告しますと、21日午後6時半ごろ、ランドクルーザーの警察車両(「指揮車」というらしいですが)の前に私が立ちその進行を止めていました。
現場指揮官も、指揮車は動くな、という指示を出していたこともあり、私も排除されることはありませんでした。時間も長引いてきたので、その場に座り込んでそのまま止めていましたが、何分か経つと、私の帽子に車体が当たったので、指揮車が後退するために動き出したのかと思ったのもつかの間、ジリジリと前進を始め、車を背にあぐらをかいて座っていた私を二つ折りにするようなかたちで、のし掛かってきました。
私は瞬間的に「押しつぶされる」「殺される」との恐怖を感じ何らかの声を上げたのは覚えてますが、精神的にパニクっていたと思いますので、その後の記憶は飛び飛びです(意識を失っていたわけではありません)。
この後のことは周りから聞いた話しですが、このときの警察の対応もひどく、運転手も降りて来ないし、もちろん被害者の救助もしようとしない。現場検証もしないまま、車も移動させてしまう。
こうした対応に緊急抗議行動が取られていると、救急車で搬送中に、同行してくれた仲間が教えてくれました。
(余談ですが、病院で待っているときに彼と話しをしていたら、なんと志木市館に以前住んでいて向井さんとも知り合いとのことがわかりました。現場では何度も顔を合わせていたのですが。)
なお、現場を見ていた女性が大きな声をあげたため、警察車両は止まったとのことで、もしこの女性が声をあげていてくれなかったらと思うとゾッとします。
幸いにも、大きな異常も現在は見つかってないので、養生をしながら通院と名護署の対応をしていきたいと思っています。
事故翌朝、退院後に名護署に行きましたが、名護署としてはまだ事故として認定したわけではない旨の発言をしていましたので、まだ先行きが不透明です。
重ねてではありますが、お心配をお掛けした皆さまにはお詫びとお礼を申し上げます。
報道でご存知とは思いますが(「本土」でどれほど報道されているかわかりませんが)、圧倒的な数と力にものをいわせた機動隊による激しい排除により、22日もけが人が続出したため、阻止行動は中止され、市民が設置していたゲート前のテントや車などは機動隊により、あるいは自主的に撤去されたのち、防衛局による金網が即座に設置され、これまた即座に工事のための伐採が始められてしまいました。
市民たちによって守られてきた森が目の前で伐採されていくのを見ることは、親の前で娘が乱暴を受けているのを見せられているようで誠に忍びなかったです。
今回、テントが撤去されてしまい、工事再開を許してしまいましたが、工事を中止させるための抵抗運動はこれからも続きます。
今後もぜひ高江、辺野古、そして伊江島、沖縄での軍事機能強化の動きへの異議申し立ての声を上げていただきますようお願い致します。