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内調は安倍の私的謀略機関 このところ自民党の総裁選をめぐって、内閣調査室(内調)の暗躍がクローズアップされている。 自民党総裁選の有力候補と目される石破氏の言動や、誰を推すのかに注目が集まっている小泉進次郎氏の動向、そしてこのタイミングで野…
【ブログ注】全学連(中央派)のツイッターから
PDFを起こしたもの。赤字は当ブログによる。
高原氏による全学連運動の破壊に対する弾劾声明 全日本学生自治会総連合中央執行委員会
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2021年3月15日
高原氏による全学連運動の破壊に対する弾劾声明
全日本学生自治会総連合中央執行委員会
全日本学生自治会総連合中央執行委員会(以下、全学連中執)は、3月10日に行われた高原氏によるSNSでの委員長解任報告と「辞任届」の公表を徹底弾劾します。
一つに、今回の全学連中執と高原氏との対立の核心は、「辞任届」に主張されているようなものではなく、高原氏の全学連委員長としての仲間に対する姿勢と運動方針をめぐったものです。
具体的には、高原氏の、仲間と向き合わない総括をしたり、戦略を立てるあり方、仲間を駒のように使うあり方です。こうしたあり方は、全学連委員長として運動全体に責任を取ろうとする誠実な態度が高原氏に欠如する中でおきたことです。この問題は、京都大学で懲戒処分を受けて苦闘している学生と向き合わずに空論的な方針を先行させたことを仲間から弾劾された際、その批判に向き合うことなく逃亡し、全学連の総力をあげて処分撤回闘争に取り組むという方針に敵対するという形で極致に達しました。
また、高原氏が「辞任届」で全学連中執メンバーの主体性を否定していることも弾劾されるべきです。「辞任届」に「SOBの方針はMSLの方針となり、中央執行委員の大部分の意見ともなる」と書いていますが、許し難い言葉です。SOBの影響下にあるから全学連中執で議論することは意味がないとする言動は、全学連中執とそのメンバーの主体性・独自性を否定する許し難い侮辱です。まさに上述の学生と向き合わず仲間を駒のように扱う彼の限界性がここにも現れています。
全学連中執は、高原氏の言動を間近で見てきた上で、その在り方を弾劾し、最後は決別することを判断しました。
二つに、高原氏による3月10日の解任報告と「辞任届」の公表は、全学連中執との議論を蔑ろにして行われたものであり、全学連運動を破壊する敵対行為かつ仲間を売り渡す行為です。
3月6日、高原氏は、全学連ウェブページに掲載することを前提に、「辞任届」を提出してきました。その中身は、あることないことを書き連ねて特定の仲間への悪評を流布するもので、公表されれば、常日頃から処分・逮捕などによる弾圧で学生運動の解体を狙っている国家権力・大学当局へ情報を提供し、仲間を売り渡す行為になるものでした。一方で、上述したような高原氏による仲間への裏切り行為に対する反省は、全くみられませんでした。
全学連中執のメンバーはこのことに驚愕し、このような無責任な「辞任届」を受理することは出来ないと判断しました。そして、彼と共に運動をしていく信頼関係は完全に崩壊していることを確認した上で、3月8日に高原氏の全学連委員長からの解任を決議しました。
そして、「辞任届」の受理ではなく解任であるという仲間からの厳しい批判を突き付けられてなお、自らの問題点を省みることもないどころか、「辞任届」に組織の内情暴露をさらに加筆した文書をネット上に公開するに至りました。絶対に許すことはできません。
3月10日の件を受け、敵対・裏切り行為を開き直る高原氏を全学連から追放します。
三つに、全学連中執は、高原氏との対立の表面化以来、自らも無縁ではなかった高原氏のようなあり方と決別して、現場で苦闘する学生と徹底的に団結することで、これを乗り越えていく方針をとってきました。その最大の軸として、京大処分撤回闘争に連帯し、全力で闘い抜いてきました。京大の有志学生が昨年主催した12月処分撤回阻止緊急集会の成功は、
学生が団結して闘うことで、大学当局に弾圧の手出しもさせない「解放区」を作りだすことが可能であることを示しました。集会に全国から結集して参加した全学連の仲間は「1人の仲間も見捨てない」と分断を乗り越えて処分撤回で闘う中にこそ、学生の強固な団結が生まれ、全国大学に学生自治会を建設していく展望があると掴みました。
また、昨年から継続してきた学費減免運動も、コロナ禍で高額な学費に怒る学生と結びつきながら発展してきました。全学連は、高原氏を完全に乗り越えて運動を拡大しています。
最後に、全学連はこれからも街頭やキャンパスで地道な闘いを積み重ね、独自の問題意識を持って決起する学生とも討論し、結びつきながら学生運動の発展に向けて行動していきます。「1人の仲間も見捨てない」という法大闘争の精神を継承し、処分・弾圧と闘う学生の団結した闘いで全国大学に闘う学生自治会を甦らせ、大学改革粉砕、改憲・戦争阻止、新自由主義打倒に向けて闘っていく決意です。
全学連中執は新たな執行体制で団結をうち固め、4月新歓を意気軒高と闘っていきます。
全国学生のみなさん、全学連に結集し、大学・社会を変える闘いに共に立ち上がりましょう。
以上
【ブログ注】
①何か「雑魚扱いしやがって」と聞こえるのが悲しい。
②中核派の慣例に習って「反省」らしきものも口にしているが、例によって…。
③肝心なSOBはどう言うのだろうか?
④決議によれば高原君の文は、--「辞任届」に組織の内情暴露をさらに加筆した文書--。
公表はもちろん、受理すら拒否する理由としてはあまり説得力がない気もする。
これが軽く半年を超える決裂の隠蔽の結末かと思うと、虚しい。
どうせ外に知れることなら、もっと早く自然体で別れれば良かったのに…
⑤ま、「反革命」とか「転向分子」とかの恒例の表現がないのが救われる?
行間にも、今の若者らしい空気が漂っていて、それだけにこんな話になることがなおさら憐れみを誘う。
「もっと自由に開放的にあれ」…先ずは「全学連」などという旧態依然の「僭称」を辞め…
読者の皆さま。ガンの悪化によって「障害者」となり、「死」とも向き合うことになり、7年間のガン療養で見えてきたものを書かせてもらってきました。命をみつめ、過去をふり返り、残された人生を如何に生き切るか?
を考えることは、関わってきた組織や活動、理論や思想の総括と反省を深める営みとも重なりました。
昨年12月、組織員が引き起こした性差別・「障害者」差別暴力事件が、直後、被害女性の勇気ある怒りの告発・糾弾により明るみにでました。私たちの組織と思想は根底的反省をつきつけられたのです。しかし私たちは、一人一人が人間としての根源的怒りをもって、真剣に被害女性とお連れあい、および「事件」全体と向き合い、直ちに糾弾の闘いに立ちあがることができませんでした。#MeToo運動が世界のうねりとなり、性差別・性暴力廃絶が人類史的テーマであることが鋭く提示されてきた中で…。今も怒り、申し訳なさ、恥ずかしさと無念でいっぱいです。このことが最後の、大きな契機となり、私は革命的共産主義者同盟、その後の再建協議会の破産を確認せざるをえず、別の道を歩む選択に至りました。
こうした経緯から、前記同組織の機関紙として発行される『未来』への連載の掲載は終えます。「未来編集委員会」発行の『未来』には引き続き連載を続けます。機会があればお読み下さい。1年間おつき合い頂いたことに感謝します。ありがとうございました。
【ブログ注】「未来編集委員会」発行の『未来』。T氏らが発行する予定の?別の機関紙のこと。
4面
人民主体の共産主義運動を
11月の総会呼びかけ文にもありますように、世界、そして、国内の情勢は、私たち共産主義者と自覚する者にとって、一時の猶予も与えていません。人民が苦しみ、必死でたたかっているのです。人民に対して向き合い、責任を持った運動が必要なことは、論をまたないでしょう。
私たちは2019年末、男性同志の中から「精神障害者」でもある女性に対する性暴力を生み出してしまいました。被害者への謝罪とともに、被害者の精神的ショックに向き合い、彼女との信頼関係を作り出すためには、数年、あるいは、それ以上の年月を必要とするかもしれません。加害者が私たちとの討論を拒まない限り、私たちは何年かけようとも、彼の自己変革を勝ち取るための努力をおこなわなければなりません。この加害者との討論が、私たち自身の人間観を問い直させ、私たち自身の自己変革ともなるでしょう。そしてこの過程は、同時に、これまでも党の中で起こり続けてきた性暴力と、それに党がどのように対応してきたのかを総括しなければならない過程です。この問題の解決のためにも、継続して責任を持つ体制が必要であることもまた、論をまたないところでしょう。
にもかかわらず、なんらの責任体制も作ることなく辞任を推し進めた旧関西地方委員会執行部の人々は、今回の性暴力事件から逃亡したということです。また、なんらの運動の方向性をも示さない彼らの態度は、世界の人民の苦闘にも背を向けるものです。
責任を放棄した旧革共同関西地方委
私たち首都圏委員会は、7月の臨時総会に対して、中止を要請し、当日にも質問状を提出し、彼らの姿勢を問いただしました。彼らは、私たちの問いかけを、ことごとく無視する態度に終始しました。
この過程で私たちが提出した文章の中で、T前議長をはじめとする人々に対して、背教者という言葉を使いました。それは、性暴力について、金銭解決を進めたり、裁判という国家の司法官僚に判断をゆだねようとする志向があったことを知るに及んでのことでした。
T前議長の7月末の辞任の言葉の中で、彼は革共同の一切を否定し、「革命は纂奪される」との文章では革命そのものを否定しました。この文章の中で彼は、「本多の暴力論は、人間がその長い歴史のなかで形成してきたさまざまな価値観や倫理観が共同体に果たしている役割をさしおいて、暴力こそが共同体形成の重要な契機であると断定するところにその特徴がある」と記しています。
人民は、自らと仲間のいのちと生活、そして、人民にとっての倫理観を追求するがゆえに、階級社会を暴力的に変革しなければなりません。これは、『共産党宣言』にも明記された提起です。
では、彼の倫理観とは、いかなるものなのでしょうか。
● 革共同、そして革共同再建協議会を支持した人々の金を使って、専従として活動してきたことについて、一言の総括もしない。
● 今回の性暴力を起こした加害者について、デマや憶測を加えた文章をばらまき、党員の処罰感情を操ろうとしたこと。
● 自らの脱落のために、性暴力事件を利用したこと。
● 上述したことをおこなっておきながら、『未来』編集や財政を握り続けてきたこと。
近代倫理の基本として言われるのは、人間を手段として用いてはならず、目的としなければならない、というカントの提起です。彼のおこなったことは、人民をただただ手段として用いているだけのことではないですか。
「精神障害」をもつ女性への性暴力
「障害者」である女性は、性暴力の被害者となる危険性が高いことが指摘されてきましたし、事実だと思います。この現実については、「障害者」である男性も、しっかりと受け止めなければならないことです。
性暴力被害の当事者は、あくまでも被害を受けた女性です。家族ではありません。当たり前のことを言っているように思われるかもしれませんが、「障害者」である女性は、この当然のことが無視されがちになるのです。
ですから私たちは、被害者女性に向き合い続けなければなりません。私たちの少ない経験からしても、性暴力を受けた女性との信頼関係を作り、その人の精神的な回復のためには、少なくとも数年以上のかかわりを必要とすると思います。これをやりぬかなければならないのです。
人民を主体とした共産主義運動を
共産主義とは、人民にとって、実質的な自由と平等を作り出す思想、運動として生み出されてきたはずです。今は、その対極として語られてしまっていますが。
能力に応じて働き、必要に応じて受け取る社会とは、人々がお互いに向き合い、何を必要としているのかを共有する社会でしょう。
こうした社会・世界を目指している人々が共産主義者であり、また人々からそのように受け止められなければ共産主義者としては失格である、と自ら考えなければなりません。
ロシア革命において、ボリシェビキは、工場委員会を解体し、労働者自主管理を否定してしまいました。これがスターリン主義を生み出していく大きな契機となります。スターリンと対立して、独自に国家建設を行ったユーゴスラビアは、労働者自主管理を実質的に作り出しました。しかし、民族間の加害・被害の歴史を不問に付して社会を作り上げてきた結果、経済の低迷と帝国主義の側からの干渉も受けて、内戦となって崩壊しました。
こうした人類史が刻んだ歴史、そして、革共同から再建協に至るまでの主体的在り方を総括し、人民を主体とした共産主義運動を作り上げていきましょう。これは待ったなしです。プロジェクトを作り、年限を切って報告書を作成し、様々な人民の意見をも聞きながら、創造していきましょう。
#Me Too運動に学ぼう
党内性暴力事件 真の謝罪のために ①
私たちが1970年に、華僑青年闘争委員会の糾弾を受けてから50年が過ぎた。たたかうアジア人民と連帯できてきたのか。我々は血債を本当に償うことができたのか。その道筋として築き上げた7・7自己批判の思想は今錆びついていないだろうか。もう一度検証されねばならない。
いや7・7思想は錆びつき風化しそうな現実の中で、2019年末党内女性差別事件が起こった。深刻な女性差別、「障害者」差別事件だ。私は初めてこの話を聞いたとき、最も厳しい糾弾と自己批判を要求されるのは私たち女性解放戦線だと思った。その後の展開は違っていたが、今でもこの考えは変わっていない。
女性解放戦線の一員として私は被害者Aさんに心から謝罪します。もうずいぶん長い間私たち女性解放戦線は開店休業状態でした。党内外の女性差別を正面から見据え、それと全力でたたかってはきませんでした。党内の男性たちを教育することを怠ってきました。
加害者Xは許せるものではないが、私は「同じ女性としてただあなたと共に怒る」ことですませることができる立場ではありません。あなたの糾弾は私に向けられているのだと受け止めます。
女性解放闘争の再確立を
これまで革共同では女性の政治課題が並べられることはあったが、男性の差別意識の切開、男性にとっての女性解放闘争課題、「女性への血債」が提起されることは皆無だった。男性による女性差別、とりわけ暴力に焦点をあててシリーズで書いていきたい。ここで分析を試みることで被害者への謝罪の内実としたい。
男性による暴力を論述する際、暴力をふるう男性をモンスターにしてしまい、その内面を全く顧みない傾向があるように思う。彼らは普通の労働者であることを忘れてはならない。同じ階級の中にある差別への糾弾は、連帯の熱い呼びかけとして男性にこそ読んでもらいたい。
性暴力の告発がようやく始まった!
【以下略】この論文は連載中です。
……… ……… ………
◆資本主義の終わり論2 2021/01/01
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革共同再建協が党員総会を開く (fc2.com)
【ブログ注】関西派(橋本派??)の個人の論考
関西派の分裂
2020年12月17日発行の『未来』で関西派の分裂が公開された。
分裂・離脱した関西地方委員会の元議長たちのその後の動向はつまびらかでないが、いまだ流動性の中にありそうだ。事態の進行で「橋本派」VS「元議長=T派」ということになるのか、あるいは単に「多数派」VS「Tグループ」になるのかは今後の事態によりそうだ。
以下、関係記事を転載した。
①革共同再建協議会党員総会の開催と、新たな執行機関選出の報告
【以下転載】……… ……… ……… ……… ……… ………
革命的共産主義者同盟再建協議会は、7月に総辞任した関西地方委員会の再建などを目的に、11月下旬に全国総会、関西地方委員会総会を開催した。総会では、基調報告、事実経過、革共同総括の3つの報告、首都圏委員会はじめいくつかの意見・討論を受け、4つの決議を採択した。最後に12人の関西地方委員(うち3人は女性)を選出。『未来』編集委員、『展望』編集委員などを承認した。ここに総会で確認されたいくつかの決議を掲載する。
また『未来』紙に長期連載の有野まるこさんの連載終了のあいさつも併せて掲載する。
総会決議
革命的共産主義者同盟再建協議会は、2020年11月下旬、東大阪地区細胞をはじめとした各機関、組織の決定と、個人の呼びかけで、全国総会および関西地方委員会総会を開催した。
1)
本日われわれは、旧関西地方委員会議長の無責任な辞任=逃亡・党破壊を許さず、闘う再建協議会の再生に向け、新たな戦闘態勢を確立した。われわれは7月下旬におこなわれた、新たな執行体制なき地方委員会解散を断じて許すことはできない。
前関西地方委員は、昨年末に発生した性暴力事件について、金銭解決を推進する腐敗に陥った。そして当該地区細胞の加害者の謝罪と反省を実現しようとする努力や、党の女性差別と向き合わない現実とのたたかいを、上から抑え込もうとしてきた。ついには革共同・再建協としてたたかってきた歴史を全否定し、その理論・運動・組織に悪罵を投げつけ、一切の責任を放棄して辞任した。
2)
7月下旬以降、数カ月にわたって党としての執行体制が崩壊している中で、党員の必死のたたかいは続けられた。沖縄・反基地・反核・反原発、生活破壊とのたたかいに取り組んできた。「骨格提言」の完全実施を求める大フォーラム等をコロナ禍の中で新たな形で、全国の人々とともに実現した。
11月1日の大阪市廃止住民投票をめぐっては、大阪市民の中に深く入り込み、奇跡的な勝利をもぎ取り、市民と感動的な喜びを共にすることができた。
3)
危機にのたうつ帝国主義は、世界革命の未達成によって延命を続け、新自由主義という局面に入っている。その新自由主義は「格差と貧困」といわれるように人民の生活を破壊している。自然破壊や医療体制の削減は、新型ウイルスによるパンデミックを引き起こし、人民の命も奪っている。支配の危機の中で差別・排外主義がかつてなく煽られている。
安倍を引き継いだ菅政権は、安倍以上に改憲の野望を表明している。むき出しの新自由主義と強権体制をあらわにしている。
4)
われわれは、全世界で、帝国主義―新自由主義に対するたたかいに立ち上がる人民と連帯し、菅政権打倒に決起する。その中で細胞をはじめとする各級の組織を「討論し、決定し、行動する」生きた組織として作り上げていく。
そのためにも革共同、再建協の総括、さらには共産主義運動の歴史的総括をおこない、人民主体の共産主義運動を作り出していく。
5)
最後に女性差別事件の被害女性にあらためてお詫びするとともに、加害男性を追放して逃げ出すのではなく、党としての自己批判を深めていく。糾弾・自己批判の過程で加害男性と、党自身の自己変革を必ずや実現する。以上決議する。
2020年11月下旬 革命的共産主義者同盟再建協議会党員総会
東大阪地区細胞の自己批判と新たな決意
昨年12月30日、東大阪地区細胞所属のHが深刻な女性差別・「障害者」差別をひきおこしました。私たちは被害女性のAさんには申し訳ない気持で一杯であり、謝罪の言葉もみつかりません。このような差別事件を引き起こした原因は、私たちが女性解放闘争、「障害者」解放闘争において“死んだ”細胞だったことに起因すると考えています。したがってこの問題の本質的解決は、私たちが女性解放闘争、「障害者」解放闘争等において“死んだ”細胞から“生きた”細胞に飛躍すること、それに挑戦することだと考えるものです。
私たちは事件発生直後の地区会議でHに対して事件発生日を起点として向こう1年間の党員権の停止、自己批判が貫徹しない場合はさらに延長する等の処分を決定し、ただちにHに対する事実確認・糾弾を開始し、Aさんへの謝罪とつぐない、そして二度とこのような差別事件をひきおこさないための闘いを開始しました。
『未来』299号の「同盟員による性暴力事件について深くおわびします」という記事は推測に基づくものが多く含まれているだけでなく、今回の差別事件をH個人の責任にしており、Hを生みだした党の問題にはまったく触れていません。さらに党員の処分権限があたかも関西の「臨時総会」にあり、「無期限の資格剥奪処分」を決定したかのように記載されていますが、これは誤りです。党規約によれば当該細胞たる東大阪地区細胞が処分することになっています。私たちは1月段階で前記のような処分を決定し、この11カ月間、Hに対する糾弾と自己変革を求める闘いをおこなってきています。
党の問題にメスを入れない同記事の姿勢は無責任であり、このような姿勢は党と階級、そして読者を裏切るものです。党はHの加入後も女性差別・「障害者」差別を含めて事実上何らの指導もしてこなかったのです。党は空洞化していたのです。こういう党だったからこそこのような差別事件が引き起こされたのです。まさしく革共同と13年間の私たち再建協議会の内実が問われているのです。
革共同は7.7自己批判の立場に立って、これまで差別事件に対してそれを党の問題としてとらえ、どんなに不十分でも党の飛躍と発展のために闘うことを決意してきましたが、こういうあり方が解体し空洞化してきたのが現実なのです。この現実を直視することから闘いを始めるほかありません。Hのような差別思想にまみれた一人の人間すら変えることができなくてどうして多くの人たちに影響力をもつ、地域に根ざした党をつくれるでしょうか。だからこそ党籍剥奪、追放は間違っており、ゆえに党がこの闘いに全責任を負わなければならないのです。私たちはこのような決意で自分を変え、Hを変え、党を変え、Aさんに通じる謝罪を実現していくために総力をあげていく決意です。
2020年11月下旬
前地方委員の解任
4号決議
前臨時総会で採択された議長および地方委員の辞任の「承認」を取り消し、今総会の決定として「解任」とする。また、3月に地方委員会が発出した「強制わいせつ事件にかんする調査報告書」と、地方委員会に報告された「O聞き取り報告書」は事実に基づかないものであり、これらは取り消します。
理 由
地方委員会は全党員から選出された党の代表であり、責任を委託された執行機関であるのに、今回の性暴力事件に対し、党としての謝罪と党としての自己批判を貫徹することを放棄し辞任したことは、自らの責任と任務を放棄するものであり、絶対許されません。
しかも、今後の体制を作ろうという動議をも無視し、辞任「承認」の採決を強行したことは「もう自分たちには責任はない」という無責任な開き直りであり、許されません。 よって、今総会の決議として、前回の辞任の承認を取り消し、前議長および前地方委員を解任とします。
党籍不存在の確認
5号決議
前議長の党籍喪失(もはや党員でないこと)を確認する。
理由 これは処分ではなく、党としての認識の問題です。党としては「前議長は自ら離党した」と見なすということです。
前総会で、前議長は「議長辞任のあいさつ」として「実践的な結論を述べます。私は革共同の理論、組織、運動と完全に決別することだと考えます。」と述べました。「完全に決別する」ということは、単に議長職の辞任だけではなく、党からの脱退をも宣言したということです。
党に加盟するときは党の承認が要りますが、党からの脱退は各人の決断・決定です。前議長自身が「完全に決別する」と述べているのですから、私たちは前議長の離党を確認します。
2 02 0年1月5日
東北地方選出・全国委員
I・H・O・Y・S
政治局の総辞任に至った 7 回大会路線との根底的決別をかちとり、革共同の根本的再生をかちとるために、東北地方委員会に結集するすべての同志に訴えます。
l) 2 0 2 0 年新年号の核心は
①安倍の改憲構想は昨年の攻防を通じて大破産したが、日帝・安倍は改憲をクーデター的に強行するしかないところに追いつめられている。
安倍の絶望的危機を規定しているのは米中対立と新自由主義の崩壊である。
②革共同は、戦争か革命かの歴史選択をかけて、「改憲阻止・日帝打倒」の戦略的スローガンのもと、日本革命勝利に向けた一大階級決戦に突入する。
③その勝敗は、改憲阻止、国鉄・関生決戦をたたかう階級的労働運動をあらゆる職場によみがえらせること、それを通じて青年世代の巨万の決起を実現すること。
④いまだ深刻な危機に直面している日本労慟運動をのりこえるために、革共同がなすべきことは、
I )職場から改憲阻止闘争をたたかう階級的労働運動をつくりあげていくことが最大の課題である。
ⅱ)そのために、職場における資本との闘いを強化していくことである。
⑤以上に踏まえ、国鉄・関生決載に勝利し、「改憲・戦争阻止!大行進」の発展をかちとることを実践方針とする。
⑥ 2 6 全総は、7 回大会路線を克服する道筋をつかんだ。三全総の原点に立ちもどり、現代的にやりぬくことをとおして、革命に勝利する労働者党を建殷しようという点にあると思います。
ひとことで言えば、安倍の改憲クーデター策動に対して、職場から改憲咀止決戦をたたかう階級的労働運動をよみがえらせ、改憲阻止・ 日帝打倒の一大階級決戦に突入しようということだと思います。
2)しかし、日本労働運がいまだ深刻な危機に直面し、拠点労組をほとんどもたないなかで、「職場から改憲阻止決戦をたたかう階級的労働運動を組織する」ことを全党の組織方針とすることは、あまりに無謀なことだと思います。
60年、70年のように全国の職場に資本・当局とたたかう労働運動が無数にあって、その労働組合運動と改憲阻止決戦をいかに結合するか、と問題が建てられるならば、その新年号の方針は可能かもしれません。しかし、私たちが直面している現実は、そうではないでしょう。
政治局の組織方針では、職場に労働組合運動も、職場細胞も、どちらも組織できずに一年間を棒に振ってしまうことになるのではないかという危機感で一杯です。
私たち、東北地方委員会選出の全国委員5名は、今年一年間の路線と組織方針について、以下のように問題を立てるべきだと考えます。
第一に、世界情勢分析について、米新自由主義の形成とトランプ政権登場に対する経済分析を土台として、革共同の情勢分析を再確立することです。
新年号の情勢分析は、基軸帝国主義である米帝の経済分析をしないまま、新自由主義を規定し、米中対立が世界情勢を動かしているという体制間矛盾論(スターリン主義の世界分析)になりかねません。
これに対し、わたしたちは、米帝トランプの対中国貿易戦争の核心が、米中対決とともに、日独両帝国主義間の争闘戦にあるという分析方法(対スターリン主義対決=帝国主義間争闘戦)を堅持すべきだと考えます。そのためには、基軸帝国主義=米帝トランプ政権の経済分析を土台とし、新自由主義を規定しなければなりません。
第二に、改憲阻止決戦について、日本共産党との党派闘争をつらぬいて、党を建設していくためにも、改憲阻止決戦の理論的準備を直ちに開始していくことが死活的課題です。
第三に、労働組合の組織方針について、わたしたちは、7回大会路線との決別をかけて、次のように問題を立てるべきだと思います。
① 2019年の攻防をとおして安倍の改憲構想が大きく後退を強いられる中で、
②
国鉄分割民営化以来、とりわけ、国労4・9政治和解以降、深刻な危機に直面している労働組合運動をいかにして再建するのか?
③
「拠点労組をほとんどもたない」革共同が、しかも、7回大会によって、一旦、党と労働者階級の交通を切断してしまった革共同が、どのように労働組合運動を再建する力と経験を作り上げていくのか?
④
その回答は、職場労働者の切実な要求と結びつき、職場労働条件の改善・職場改良闘争の組織化に全力をあげ、労働組合運動を再建する力と経験を積み上げることだと思います。そのために、職場改良閻争こそ、党と労働者階級の交通を再開する水路であり、労働者と資本家が非和解であるという階級意識を形成していく水路であることを鮮明にさせ、党が労働組合運動に着地し、組合活動家と職場細胞を建設する力と経険を積み上げることだと思います。
⑤このことが、改憲決戦を前に「拠点労組をもった党」を組織していく路線と方針だと確信します。
⑥安倍の改憲プランの行き詰まりは、そのための貴重な時間を与えてくれているのです。
以上の問題意識にたって、以下、具体的に提起したいと思います。
i)旧政治局は、この決定にもとづき、原田同志を動労総連合委員長からおろし、沢地を動労総連合 委員長に据えることを画策し(その目論見は破産)、
ⅱ)外注化反対を貫くために一度は動労千葉・動労水戸との統一戦線を執行委員会決定した国労郡山工場支部からS同志を脱退させ、「革共同の労働組合」としての動労福島を結成することを迫り、同時に国労の党員を国労から脱退させ、全国に動労総連合を結成させた。
②
その路線と実践の行きついた先は、沢地エルダー闘争(かつたしゃりょうせんたーから水戸への配転に対して、配転絶対反対を貫く闘争)の全面破産(エルダー不採用反対・解雇撤回闘争からの召喚)であった。その後、沢地は動労水戸細胞への集団脱党の組織化を策動し、それが失敗するや革共同からの逃亡と敵対に突き進んだのです。
① 7 回大会は第一報告で、
i ) 第一に、世界は「恐慌の中の恐慌」に突入している。
ii ) 第二に、世界戦争規模の戦争がすでに始まっている。
ⅲ) 第三に、いまや世界は革命情勢であるn
という認識に立ち、それを土台とした「2 0 1 0 年代中期階級決戦」を宣言しました。
②そして、2 0 1 0 年代中期階級決戦の最大の核心として「革共同の労慟組合である動労総連合の全国建設という組織方針をうちだしたのです。それこそが「プロレタリア革命の最短コース」だと。
つまり、情勢は世界戦争と革命情勢に突入している。しかし、国労4・9政治和解によって日本の体制内労働運動は崩壊した。したがって、世界戦争と革命情勢に対応できるのは「反帝・反スターリン主義の労働運動」「革共同の労働運動」しかない。「動労千葉と言えども党がなければ通用しない」。だから、「革共同の労働運動としての動労総連合を建設せよ」「動労千葉を革共同の労働運動」にしろという組織方針を決定したのが、 7 回大会だったのです。
③しかし、現在の情勢はどうでしょうか? 2 0 0 8 年リーマンショックを経た 0 9 年以来、「10年にわたる好景気」にあるのであり、「恐慌の中の恐慌」でも」「世界戦争規模の戦争が始まっている」わけでも、そして「世界革命情勢」でもありません。2010年代中期階級決戦論の土台をなした情勢分析が誤っていたということです。
情勢分析の誤った認識が、労働組合運動と党組織に対し、どれほど破壊的作用をもたらしたか、私たちは肝に銘じる必要があります。
④旧政治局は、現代世界をつかむことが出来ず、現代世界を変革する主人公である労働者階級の現状と労働組合運動の再建にむけた組織方針も完全に誤り、全面的に破産したのです。
⑤中央労働者組織委員会の旧議長(沢地)や旧指導部(山梨)が女性差別事件を引き起こし、旧政治局(熊沢・木崎・小岩ら)がその事実を知りながら隠蔽した事件は、旧政治局の情勢分析・革命戦略・労働者指導部建設論・労働組合論・党建設論、すべての破産が生み出した深刻な問題なのです。
(3)つまり、7回大会路線の全面的破産が党に突きつけている課題は、米帝トランプ政権の登場に象徴される現代世界を把握するための現状分析とそれに対応する革命綱領の再確立であり、それを成し遂げるためのレーニン党建設論の再確立、さらに「革共同の労働組合」と言うまでに至った労働組合輪、労働組合観の根本的否定として●●
( 1 )
第 26全総は、7 回大会路線の誤りを明らかにし、7 回大会路線との根本的決別をかちとるために開催されました。 ・
しかし、提案された 2 6全総議案は、7 回大会路線との根底的決別をかちとる出発点を形成するものとはならず、逆に、7 回大会路線とその背景にある思想を復活させるものでした。
2 6 全総議案は、第一章で、7 回大会路線の「革共同の労働運動」とその組織戦術である「党と労働組合の一体的建設」を否定・批判しておきながら、第二章において「党の労働運動」 論と「党と労働組合の一体的建設」論を復活させているのです。
具体的には、
①三全総は今日の革共同の「党と労働組合の一体的建設」という路線の原型モデルともいうべきものであった (26全総議案・共産主義者2 0 2 号.P20)
②階級的労働運動とは「資本家階級と労働者階級の非和解性を明確にし、資本家的支配の打倒を目指してたたかわれる労働運動」である。(同p24)
という文に表れています。
そのため、東北地方委員会選出の全国委員5名のうち4名は、2 6全総議案と 2 6 全総議案にもとづく新政治局の選出に賛成することは出来ませんでした。
( 2 ) 私たちは、7回大会路線との根底的決別をかけた出発点を形成するためには、次の二点が必要であると確信します。
ひとつは、 2 6 全総議案のもつ重大な誤りを曖昧にしないこと。
ふたつは、 2 6 全総議案の路線と思想のもとで提起された
2 0 2 0 年新年号路線に対して党内路線論議を開始し、 全党の変革をかちとること。
私たちは、以上の立場から、現代世界の把握・現状分析の再確立、革命綱領・革命戦略の再確立、労働組合論の再確立、党建設論の再確立をかけた闘いに挑戦したいと思います。
特に、日本の国内情勢と階級情勢を踏まえた具体的方針の再確立は急務であり、以下、そのための路線と方針を提起したいと思います。
【以下略】……… ……… ………
[Ⅱ]7回大会との根底的決別をかけた情勢論と路線
【2】改憲阻止決戦を前に、われわれが準備すべき課題は何か?
2019年憲法講座
【5】戦線の闘いの発展をかちとろう!
[Ⅲ]当面する方針と東北地方委員会総会にむけて
(3)…政治局員であり、東北地方委員会議長であった〇G同志が本社に移籍しました。
【以上転載】