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2026年現在、日本共産党とレフ・トロツキー(およびトロツキズム)との関係は、歴史的な
対立と批判の枠組みにあります。
日本共産党は公式にトロツキズムを厳しく批判しており、両者の間には深い溝が存在します。
1.
日本共産党によるトロツキズム批判
日本共産党は、トロツキスト(トロツキーの支持者)を「革命を破壊する反革命集団」として長年批判してきました。
- 「トロツキスト」の定義: 日本共産党は、いわゆる「新左翼(過激派)」の諸団体を、トロツキーの思想を直接引き継いでいるかどうかにかかわらず、一括して「トロツキスト」と呼び、激しく批判してきました。
- 批判の理由: トロツキストが主張する「世界革命論」が、各国の具体的条件を無視した極左的・冒険主義的なものとみなされていることや、暴力的な手段を肯定する傾向があることが主な理由です。
2.
歴史的背景と対立
- スターリンとの対立の延長: ロシア革命後のソ連におけるスターリンとトロツキーの権力闘争において、当時のコミンテルン(国際共産党)がスターリン支持を打ち出したため、その日本支部であった日本共産党もトロツキーを批判する立場を鮮明にしました。
- 戦後の新左翼との対決: 1950年代後半以降、日本共産党の指導部に反発して離脱した若者たちが「日本マルクス主義学生同盟(マル学同)」などの新左翼組織を結成し、トロツキーを再評価しました。これに対し、党中央は彼らを「トロツキスト」として排除・攻撃しました。
3.
現在の状況(2026年)
- 党の公式方針: 2026年現在も、日本共産党は自らを「唯一の前衛党」と位置づけており、議会民主主義を重視した「野党共闘」の路線を歩んでいます。一方、トロツキズムを掲げる小規模な団体は、依然として共産党の議会主義を「日和見主義(妥協的)」として批判し続けています。
- 理論的差異: 日本共産党が「二段階革命論(民主主義革命を経て社会主義革命へ)」を維持しているのに対し、トロツキズムは「永続革命論(一段階での社会主義化)」を提唱しており、戦略面でも根本的に異なります。
現在、日本共産党の公的な文書や機関紙「しんぶん赤旗」において、トロツキー個人が話題に上ることはほとんどありませんが、組織的な系譜としては依然として相容れない敵対関係にあります。
トロツキーまたはトロツキズムについての評価は日本共産党でも変わりました。いつ、どこで、誰が
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日本共産党によるトロツキーおよびトロツキズムへの評価は、
2004年の党綱領改定の際に公式に変化しました。
1.
いつ・どこで・誰が?
- 時期: 2004年(平成16年)1月
- 場所: 第23回党大会(於:静岡県熱海市・伊豆学習会館)
- 人物: 当時の幹部会委員長であった不破哲三(ふわ
てつぞう)氏が、綱領改定の報告者として主導しました。
2.
何が変わったのか?
それまでの党綱領には、トロツキストを「反革命の群れ」や「スパイ・挑発者の集団」と断定する激しい批判的記述がありましたが、2004年の改定でこれらが全面的に削除されました。
- レッテル貼りの解消: 過去のスターリンによる大粛清において、トロツキーが「帝国主義のスパイ」という偽の罪名で排除された歴史的経緯(モスクワ裁判の虚偽性)を認め、党としてそのレッテル貼りを引き継がない姿勢を明確にしました。
- 「トロツキスト」連呼の終了: 以降、党の公式文書において、反対派や新左翼(過激派)を十把一絡げに「トロツキスト」と呼んで攻撃する手法は取られなくなりました。
3.
現在の評価(2026年時点)
ただし、これはトロツキーの理論(永続革命論など)を肯定したわけではありません。
- 理論的対立は継続: 日本共産党が掲げる「段階的発展」の革命論と、トロツキーの「永続革命」は依然として相容れないものとされています。
- 現状: 「反革命スパイ」という非科学的な非難は撤回されましたが、2026年現在も、日本共産党はトロツキズムを「誤った理論」として退ける立場を維持しており、組織的な友好関係はありません。
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- 日本共産党
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